weekly 健康 NEWS

第2号
~気持ちよく眠り、健康に生活を満喫したい貴方のためのニュースを毎週発信!~
今週のテーマ「快眠のためには、適度に体を使う生活が重要」
もっと心地よく眠りたい、快眠したいというお悩みを抱えていませんか?
実は快眠のためには、「適度な疲労感を得ること」と「夕方の運動」が効果的です。
快眠の秘訣は昼夜の深部体温に差をつけること
<今週のポイント>
快眠したいなら、「昼間の移動では階段利用や徒歩を
増やす」か「寝る3時間前にウォーキング等の軽い運
動を行う」ようにしてみましょう。
もしもそんなに運動ができない、なんて場合には、普段
の生活を見直してみることも重要です。
たとえば、エレベーターやエスカレーターを使わず階段
を利用する、電車やバスではできるだけ立っている、1
駅、2駅手前で降りて、自宅まで歩いて帰るなど、
ちょっとした工夫でいい運動になります。
ここでそもそも、日中に体を動かすことがなぜ快眠につ
ながるのか。その理由は、深い眠りを得るには、昼と夜
の深部体温の差を上げておくことが大切だからです。
昼間の活動で上がっていた深部体温が、少しずつ下がっ
ていくにつれ、自然に眠りにつくことができます。
疲れたなぁと思った日は、ベッドに入った途端に眠りに
落ちるものですね。逆に、あまり疲れていない日は、な
かなか寝つけなかったりします。
実際のところ、心地よい睡眠をとるためには、適度な疲
労が不可欠。昼間、元気に活動し、身体をほどよく疲れ
させることが大事なのです。
とはいえ、デスクワークが多い人の場合、頭は疲れてい
ても、肉体的にはあまり疲労を感じないということもあ
ります。こんなとき頭の疲れで神経がたかぶってなかな
か寝つけない、、、となりますよね?
そこで、デスクワークが多いなど昼間の体の運動が少な
い仕事をしている場合、仕事後に、スポーツクラブで運
動したり、ウォーキングやジョギングしてみましょう。
積極的に身体を動かし汗を流すことで、血行がよくなり、
眠りにつきやすくなりますよ。
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ただし、体温を上げるタイミングは重要です。体温を上
げることを目的にした運動は、寝る3時間前までに済ま
せておきましょう。すると寝るタイミングでは深部体温
が十分に下がり、昼と夜の体温差が大きくなって、眠り
やすなります。
だから昼間できなかった運動を仕事の後にするにしても、
夕方ごろに行うのがおすすめ。会社から帰るタイミング
や夕食前後の時間帯に、軽くウオーキングをしたりエア
ロビクスなどをするのがよいのです。
深部体温を下げるには2〜3時間は必要なので、その時
間を計算に入れて、夕方から夜にかけて身体を動かす習
慣をつけておけば、ぐっすりと眠れるようになりますよ。
なお、筋トレや強度の高い激しい運動は、深部体温が上
がりすぎて、下がるまでに時間がかかってしまいます。
運動で身体を疲れさせれば眠れるとばかりに、こうした
激しい運動を寝る前に行うと、寝つきが悪くなるので注
意してくださいね。
~ 患者さんにお伝えしたい、今週のひとこと ~
サッカーなどスポーツをたまの休みに試合風に楽しむと、日常に比べて明らか
に激しい運動量で疲れすぎて、夜も心地よくは眠れないですよね。一方で、一
日中パソコンやテレビに向かってすごした休みの日も、夜に全然眠くなりませ
ん。やっぱり、頭も体も日常的にほどほどに使うのが、健康的な生活なのだな
と、今回の記事を読みつつしみじみ思います。