「いのちのバトン」を受け継いで!

《学校教育目標》
《本年度の重点》
◇正しく考える子
互いに励まし合い
◇仲よく助け合う子
ねばり強く学ぶ
◇進んで仕事をやりぬく子
天神の子
◇深く学びとる子
◇じょうぶで明るい子
小樽市立天神小学校学校便り 第7号 平成27年8月28日
「いのちのバトン」を受け継いで!
校 長 打 矢 和 美
今年の夏休みは、とにかく蒸し暑い日が多かったですね。十勝の池田町では37.1度と観測史上最高気
温を記録しました。また、各地で大雨による被害が続出しました。町内でも自然災害を想定しておかなければ
なりませんね。「天災は忘れた頃にやってくる」は先人の声であり、「備えあれば憂い無し」は先人の知恵で
す。
さて、夏休みの思い出を両手に抱え、一回り大きくなった子どもたちが25日ぶりに学校に戻ってきました。元
気な子どもたちの声が校舎一杯に響き渡り、85日間の二学期がスタートしました。廊下には、子どもたちの思
い出とアイディア一杯の作品が展示され、中休みや昼休みには互いの作品を鑑賞する子どもたちで賑わって
いました。
8月は「一学期学校経営・学級経営の評価と改善点の明確化」を柱に学校経営を進めてまいりました。保
護者アンケートへのご協力や学校に対する貴重なご意見等、誠にありがとうございました。本校として「何がで
きていて、何ができていないのか」を明確にし、全教職員で共有を図りたいと考えています。また、分析結
果は、9月9日の地域参観全体懇談の折に公表したいと考えております。
7月に、岩手県の中学2年生がいじめを苦に自殺したと見られる事故がありました。また、休み中には海や
川など水の事故で尊い命が犠牲になりました。大阪では中学1年生男女が無惨な遺体で発見されていま
す。命の大切さについては、様々な場面で伝えてきたつもりでいますが、今一度、命の尊さについて考えてほ
しいと思います。二学期の始業式で相田みつをさんの「いのちのバトン」をもとに、改めて命の尊さについて
子どもたちに考えてもらいました。
いのちのバトン
父と母で二人
相田みつを
父と母と両親で四人 そのまた両親で八人
こうして数えていくと
十代前で、千二十四人
二十代前では・・・? なんと百万人を超すんです
過去無量の いのちのバトンを受けついで
いま、ここに自分の番を生きている
それがあなたのいのちです
それがわたしのいのちです
「みなさんの命は自分だけのものではありません。おじいちゃん、おばあちゃんのそのまたおじ
いちゃん、おばあちゃん・・・の命から命へと過去無量の「いのちのバトン」を受け継いで、いま、
ここに自分の番を生きている。それがみなさん一人一人の命です。このバトン、絶対に落として
はいけません。自分の番を一生懸命生きることが大切です。命はたった一つしかないこの世の中
で一番大切なものです。自分の命も他人の命もどうか大切にする人になって下さい!「命」とい
う漢字は、「神様が皆さんに生きなさい」と言っている姿を表しています。この世の中で一番大
切な自分の命も他人の命も本気で大切にしてほしいと思います。」
たときの喜びや願い、かけがえのない命の尊さについて話してあげてください。
ご家庭でも、お子さんが生まれ
2学期から、支援員として天神小学校にお世話に
7月末で退職した木村美保子支援員の後任とし
て、湯山亜由美さんが19日に着任いたしました。
教員として勤務した経験もありますので、すぐに
子どもたちとも親しくなって、力を発揮してくだ
さることと思います。学習時間だけではなく、休
み時間や行事等でも児童と関わり、支援していだ
なります。また子どもたちの元気な声で溢れる職場
で働くことができ、とても嬉しい
です。早く仕事になれて、微力です
が子どもたちの助けになれたらい
いなと思っています。よろしくお
願いします。
湯山 亜由美
たいている支援員です。
第3回目の『小樽音読カップ』
(小樽市教育委員会
1学期に応募要項を配布いたしましたので、ご
主催)が、今年度も開催されます。各学年1名以内
存じのことと思いますが、第2回のポエムコンク
の応募となっておりますので、多数の応募があった
ールが開催されます。応募数に限りがありません
場合には校内で選考することになりますが、大きな
ので、一人1編であれば、何人でも応募すること
会場で一人で発表する機会はなかなかありませんの
が可能です。普段何気なく見ているものや感じた
で、ぜひチャレンジしてみてほしいなあと願ってい
ことなどを、自分の素朴な言葉で表現して、ぜひ
ます。ぜひご検討ください。
応募してください。
日時 平成27年11月8日(日)
低・中学年の部
高学年中学生の部
応募形式 B4サイズの400字詰原稿用紙
8:40~12:50
13:00~16:45
1行目に「題名」2行目から本文
応募方法 応募票を裏面右下に貼付
場所 小樽市市民会館
応募先
締切 9月10日(木)まで
応募締切 9月16日(木)
詳細についての問い合わせは、教頭 古田まで
※応募票は、学校にあります。15日(水)までに学校
※応募者が多数の場合は、予選会を実施する場合もあります。
教育委員会指導室
に提出いただければ、まとめて応募します。
平成27年度後期児童会運営委員選挙に向けて、選挙管理委員会が発足しました。委員長の6年田中あうり
さんを中心に、5年福澤拓紀さんと4年髙橋海暉さんが、その任務についています。運営委員
立候補者は、4年生から永山心祢さん、5年生から富樫美玲さん、6年生から永山美羽さん
の3名です。9月11日に立会演説会と投票を行い、即日開票となります。立候補者を支え
る責任者(4年西部栞月菜さん、5年宮澤ななさん、6年木村未来さん)も決まっています。
天神小学校のリーダーを決める大事な選挙ですので、しっかりと取り組んでいきます。
《地域公開日》
来月、天神小学校で地域への公開を行います。保護者や地域の方はもちろんのこと、近隣の小中学校にも公
開を呼びかけています。授業や子どもたちの様子をご覧いただくことで、天神小学校の教育に対する理解を深
め、学校と家庭、地域の連携をよりいっそう深めることを目的としております。また、今回は、授業公開後に
全体懇談を予定しております。1学期に実施したアンケートの結果をお知らせし、今後
の展望についてお話しさせていただくとともに、皆様からのご意見等をお聞かせいただ
ければ幸いです。多くの皆様のご来校をお待ちしております。
日 時
9月9日(水) 13時15分~(参観) 14時5分(全体懇談)
場 所
天神小学校
各学年・特別支援学級