学校通信「きすみの」9月2号

学校通信
9月号②
月号②
小野市立来住小学校
『夢をもち たくましく生きる 来住っ子』 ―かしこく やさしく たくましく―
平成 27 年 9 月 16 日
「○○の秋」 がんばろう!!
台風18号の接近による豪雨等心配していましたが、被害等ございませんか。
2学期が始まり、早2週間が経ちました。子どもたちは、9月のスタートか
ら落ち着いた学校生活が送れています。1学期よりもずいぶん聴く姿勢もよく
なってきています。
とっても暑かった夏もようやく終わり、何事に対してもがんばるには絶好の
季節「秋」がやってきました。○○の秋といえば、実り、読書、食欲、スポー
ツ、芸術、行楽、紅葉、睡眠・・・と、様々に「秋」は彩られます。それだけ
何をするにも、とっても良い季節ということなのでしょう。
また、『勉強の秋』としても、絶好の季節を迎えました。子どもたちは教室
の内外で、机上だけでない幅広い学習に取り組んでいます。校外では、1年生
のヤクルト工場や4年生のこうべ環境未来館への社会見学をスタートに、まも
なく、社会見学として小学校6年間の集大成である修学旅行もあります。保護
者説明会には、お忙しい中ご参加ありがとうございます。
教室での学習では、9月19日(土)道徳の学
自分の番(いのちのバトン)
習参観をはじめ、じっくりと授業に取り組んでい
相田みつを
きたいと考えています。特に、友だちとのつなが
父と母で二人
りや絆を大切にしていきたいと思います。さらに、
父と母の両親で四人
家族や地域の方々とのつながりや絆にも発展でき
そのまた両親で八人
ればと考えています。
こうして数えてゆくと
以前読んだ本に、こんなことが書いてありまし
十代前で、千二十四人
た。「マザー・テレサが初めて日本に来られた時、
二十代前では・・・?
一番びっくりしたのは、『きれいさ』だったと言
なんと、百万人を超すんです
われました。街並、建物、服装のすべて。しかし、
こうも言われたのです。「きれいな家の中に、親
過去無量の
子の会話、夫婦のいたわり合い、ほほえみがない
いのちのバトンを
としたら、インドの小屋の中で仲睦まじく暮らす
受けついで
家族の方が豊かです」『きれいさ』はお金で買え
いま、ここに
ます。でも『美しさ』は買えません。それは、自
自分の番を生きている
それがあなたのいのちです
分の生き方の気高さ、抑制ある態度、他人への思いやりの深さ、つまり、心の
輝きとして培われてゆくものなのです。『うばい合えば足らぬ。わけ合えばあ
まる。』相田みつをさんの言葉です。・・・」
子どもたちはもちろん、私たちはみんなかけがえのない命を持っています。
その命は、左の相田みつをさんの「自分の番(いのちのバトン)」にあるよう
に、つながっています。27代(約800年)前にさかのぼると、はるかに今
の日本の人口を超えます。何かとっても不思議な気がします。だいたい30代
前までさかのぼると、まさしく『人類みな兄弟』ってことになるんでしょうか。
何か国同士で争ったり、友だちとケンカしたりすることが馬鹿げたことに思
えてきます。
私たちは、もっと視点をかえて、有名ではない人だが、確実にその時代を生
きた、生き抜いた名もなき人たちのがんばりを大切にしたいものです。
例えば、6年生が修学旅行で見学する建物には、奈良・京都の法隆寺をはじ
めとする寺社があります。これらは、千年以上の歳月見事な姿を保ち続けてい
ます。宮大工といわれる職人さんの経験と英知の結晶です。その匠の技は、千
年もの歳月代々と受け継がれています。戦争等で壊れてしまった法隆寺などの
復興大修理を行った一人、最後の宮大工とまで絶賛された人間国宝、西岡常一
棟梁が残した有名な言葉に、『千年先に、いのちをつなぐ』という言葉があり
ます。「千年のヒノキには千年のいのちがある。建てるからには建物のいのち
を第一に考えなければならん。風雪に耐えて立つ。それが建築の本来の姿やな
いか。木は大自然が育てたいのち。千年も千五百年も山で生き続けてきた、そ
のいのちを建物に生かす。それがわたしら宮大工の務めや。」千年以上生き抜
いたヒノキをみつけるため、外国にまで探しに行き、そのヒノキを使って寺社
をよみがえらせていく。まさに、千年先へいのちをつないでゆく大変尊い作業
をされているんですね。
「自分の番を生きている」私たちが、勉強や、様々なことに、がんばるのは、
いつでしょうか? それは、・・・ 今でしょう ・・・今を私たちは生きて
いるのですから。ということで、9月19日(土)の学習参観もがんばります
ので、是非たくさんのみなさん、お越しください。
9月19日(土)学習参観および子育てセミナー
学習(道徳)参観
9:40~10:25(各教室)
子育てセミナー
10:35~12:00(体育館)
第1部(親子で) 10:35~11:15
第2部(親のみ) 11:20~12:00
夏休み作品展 よくがんばりました。
夏休み前から児童会役員みなさんは呼びかけ、作品展の準備・片づけ、集会
の企画・運営と、本当によく頑張り、頼もしい限りでした。そのお陰で、どの
児童の作品も、甲乙つけ難い力作揃いでした。夏休みにしかできないこと、夏
休みならではの作品が並びました。特に、ひと夏いっぱい、あるいは1年ぐら
いかけたであろうと思われる作品はみる者に大きな感動を与えてくれます。
平成27年度 夏休み作品展 受賞者
1-1
2-1
3-1
4-1
5-1
きすみの
6-1
上山瞭空
大賞
校長賞
藤本愛生
山田純成
松尾啓汰
今井咲香
小南涼葉
吉田遥陽
アイデア賞
藤本護生
沖田憲政
大西佑奈
藤岡春稀
松尾駿汰
吉田咲葵
リサイクル
今井仰心
藤原有矢
今岡颯大
松尾颯馬
横山千紘
藤岡優那
藤原想翔
前川愛士朗
横山優明
岡本莉波
住本美優
横山未奈
清水椿貴
田中翔大
美崎敬司
藤坂皇希
山田慎之助
山本耀介
賞
サイエンス
賞
努力賞
ゲートボール大会
よくがんばりました。
8月9日(日)小学生交流ゲートボール大会が龍翔ドームでありました。ク
ラブ活動の児童が、夏休み中にも指導ボランティアの方々にご指導していただ
き、見事準優勝というすばらしい成績をおさめてくれました。
ご指導ありがとうございます。
9/2(水)1年社会見学(ヤクルト工場)
1年生がヤクルト工場の見学に行きました。工場の方に説明と案内をしてい
ただきました。乳酸菌飲料の出来る様子をしっかりと見学しました。乳酸菌飲
料はほとんどが人の手ではなく、機械で素早く出来上がることを知り、その様
子を驚きの目で見ていました。
本物の姿をみることができ、とても勉強になりました。また、みんな楽しく
見学することができました。
9/9(水)1・2年食育出前授業
1・2年生対象の食育出前授業がありました。兵庫ヤクルト販売から2名の
方に来ていただき、ご指導をしていただきました。早寝、早起き、朝ごはんの
大切さを学習しました。また、腸内に必要な良い菌を増やすと、体にとても良
いことも学習しました。
最後に「明日から元気宣言!」を代表2名が発表してくれました。これか
らも健康第一で、楽しく学校生活を過ごしていきましょう。