BER-1-02 企業倫理再構築認証マーク制度 【欠格事項・判断基準】 一般社団法人 日本安全保障・危機管理学会 ©ZSH 2015 禁無断転載 BER-1-02 改廃履歴 版 制定・改定日 改訂箇所・理由 ©ZSH 2015 禁無断転載 施行日 BER-1-02 企業倫理再構築認証マーク制度【欠格事項・判断基準】 1.適用範囲 本基準は、新規に企業倫理再構築認証マーク(以下「企倫マーク」という。)の付与を受けるために、其 の適格性の審査(以下「付与審査」という。)の申請を検討中の事業者に対しては、企倫マーク付与審査 の適格性を有する旨の承認を受けることができない事業者の基準及び其の運用を定め、現在、企倫マーク 登録期間中である事業者に対しては、注意、勧告、付与の一時停止又は付与の取り消しの措置を受ける基 準及び其の運用について定めるものである。 尚、企倫マーク制度は、付与審査の申請を行う事業者の付与審査時点での反社会的勢力排除に関する体 制整備状況(以下「BER‐α」という。)又は、労使関係の健全なる体制整備状況(以下「BER‐β」 という。)が一定水準以上である事業者を認証し、企倫マークの使用許諾を承認する制度であり、当該事 業者が付与承認受理後、本制度に関係する事故を起こさないことを保証するものではないが、本基準にお いては、当該事故についても欠格事項を定めている。 此れは、企倫マーク制度の信頼性を維持する事が制度運営に関与する各機関及び事業者の共通の利害で あり、其の共通の目的達成の為には、事故を起こした事業者に対する改善指導及び是正措置の確認や再発 防止策の提示は、不可欠であるものと思慮されるからである。 従って、本基準は、事故を起こした事業者に対する制裁を主たる目的とするものではない。 2.定義 此の基準で使用する用語は、此の基準に特別の定めがあるものの他、 「企倫マーク制度【基本綱領】 」 (以 下「基本綱領」という。)、「企倫マーク付与審査【標準約款】」、「企倫マーク付与審査【実施基準】」にお いて使用する用語の例による。 3.欠格事項 ⑴ 企倫マーク付与の適格性を有しないもの 次の①から③のいずれかに該当する事業者(実質的に同一とみなすべき事業者を含む。)は、企倫マーク 付与の適格性(以下「付与適格性」という。)を有しない。 ①事業拠点 外国法人は、付与適格性を有しない。ただし、次のいずれかに該当するときはこの限りではない。 イ)日本の法律に基づいて支店として登記している場合 ロ)その業務範囲の大半が日本国内である場合 ②事業の種類及び規模 事業者の業種及び規模に関して、以下に該当する事業者は、申請コース(BER-α/BER-β)に 応じて付与適格性を有しない。 【BER-α/BER-β共通】 イ)法律及び条令等で事業が禁止又は規制されている業を営む事業者 ロ)上記イ)に係わらず、指定審査・普及機関並びに付与機関及び統括管理機関のいずれかが不適と 判断する業を営む事業者 -1©ZSH 2015 禁無断転載 BER-1-02 ハ)代表者を含め 2 名に満たない規模の事業者 【BER-β】 ニ)上記ハ)に係わらず、代表者の親族のみが従業員である事業者で、新規採用活動の予定が認めら れない事業者 ③役員及び従業員 役員(法人でない団体で代表者又は代理人の定めのあるものの代表者又は代理人を含む。)及び従業員 のうちに、次のいずれかに該当する者がある事業者は、付与適格性を有しない。 イ)禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることがなくなった日から 2 年を 経過しない者 ロ)「暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律」の規程に基づき、指定暴力団又は暴力団連 合に指定された暴力団の構成員である者 ハ)指定審査・普及機関並びに付与機関及び統括管理機関のいずれかの判断により、「注意を要する 新興宗教」、「海外を含むテロリスト集団」の構成員又は関係者 -2©ZSH 2015 禁無断転載
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