環境負荷物質の削減/土壌・地下水汚染対策状況 Company 大気・水域・土壌汚染対策に 継続的に取り組みます。 大気への排出 Environment 国内事業所では、2004 年度から継続してボイラーの燃 水準で推移しています。NOxについては、都市ガス等の燃 料転換 (重油から都市ガスへ) を進めてきました。2013年度 焼状態の変動等によりやや変動していますが、低い水準で で燃料転換はほぼ終了し、SOxやばいじんの排出量は低い 推移しています。 ●NOx 排出量 ●SOx 排出量 ●ばいじん排出量 (t) (t) (t) 50 40 30 36 29 39 30 31 33 20 20 18 Safety 0 2010 2011 2012 2013 2014 11 2010 2011 2012 2013 2014 1.0 0.9 1.0 0.5 0.0 0.3 0.2 2010 2011 2012 2013 2014 (年度) (年度) (年度) 1.4 1.5 22 10 10 10 0 24 (注) 集計対象は 2 ページ記載の国内全事業所。 水域への排出 工場からの排出水は、工程排水、生活排水などの汚水 系と冷却水を含む雨水系とに大別されます。このうち、冷 却水については、循環使用することにより水資源の節減と ともに排水量の減少に努めています。一方、汚水系につ Employee いては、高精度フェノール回収装置、活性汚泥処理装置 などの処理施設と監視装置による常時監視により国の排 水基準、条例および地域協定の順守に努めています。 ●COD 負荷量 (t) 30 20 24 20 19 20 18 10 0 2010 2011 (注) 1. 集計対象は 2 ページ記載の国内全事業所。 2012 2013 2014 (年度) 2 . COD:Chemical Oxygen Demand(化学的酸素要求量)酸化剤である過マ ンガン酸カリウムが、水中の有機物を酸化する際に消費する酸素量として表さ れ、水中の有機物の汚染指標に用いられます。 土壌・地下水汚染対策状況 当社グループは発見された汚染の浄化対策に取り組ん 戸塚事業所(横浜市)の土壌汚染浄化工事 Society でいます。また、国内外事業所で化学物質の漏洩リスクア 2012 年 6 月に同事業所を閉鎖し、敷地の土壌調査と地下水 セスメントを行い、予防的対応の仕組みづくりを進めていま 調査を行いトリクロロエチレン並びに重金属による土壌汚染と、 ト す。2014 年度は、重大な漏洩事故はありませんでした。 ●土壌、地下水調査結果と処置およびモニタリングの状況 サイト 調査結果 処置、モニタリング状況 尼崎工場 2009 ~2010 年、土壌含有試 験で鉛を検出(最大 550 mg/ kg(基準値 150mg/kg ) ) 。な お、地下水汚染はない。 秋田 住友ベーク 2005 年、土壌溶出試験で鉛 を検出(最大 0 . 032 mg/L( 基 準値 0 . 01 mg/L ) ) 。なお、地 下水汚染はない。 土壌汚染対策法の基 準値を超えて重金属等 が検出された左記事業 所で地下水のモニタリ ングを毎年継続実施し ており、いずれも基準値 以内であることを確認 している。 30 住友ベークライト株式会社 リクロロエチレンによる地下水汚染を確認しました。土壌汚染対 策法と横浜市条例に基づく浄化工事を2013 年 12 月に完了し、 行政報告を実施しました。その後地下水のモニタリング( 1 年間 経過まで) により基準値未満 の維持を確認し中間報告とし て 2015 年 1月に行政報告し ました。2015 年 3 月に土 地 売却とともに新しい所有者に その義務を引き継ぎました。 ボーリングの状況
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