保健だより 9月号

休みも終わり、学校の課題に追われた子や毎日夜遅くまで起きていた子もいるかと思います。改めて早寝・
早起きが身につけられるように規則正しい生活をしていきましょう。
大正12年(1923)
、9月1日に関東大震災という大規模な震災が起きました。その為、災害を防ぐための
知識や心構えの理解を深めていこうということで「防災の日」が制定されました。
最近では、東海地方も近いうちに大地震が起きるといわれています。その為、いつどこで何が起きるかわから
ないので、いつでも避難できるように予め準備をしておきましょう。
避難時に必要なもの:水、非常食、懐中電灯、携帯(充電器も)、防災頭巾(あれば)
、生理用品、救急セット
貴重品(印鑑、通帳)など
*防災頭巾はあれば非常に使い道があります。避難時には防災頭巾としても使え、座布団の代わりにもなり、
また、枕にも使えるので、お薦めです。
9月9日は「救急の日」とされています。
「救急の日」は、救急業務及び救急医療に対してみんなの理解と認識
毎年9月9日を「救急の日」とし、この日を含む1週間を「救急医療週間」として、全国各地において応急
手当の講習会を中心とした救急に関する様々な行事が実施されています。
〈応急救護の必要性〉
傷病者の救命効果は右記の表を参考にしていただき、時間とともに
段々救命のチャンスが減っていき、助かる可能性もなくなっていくこと
もあります。その場に居合わせた人が応急救護することにより、時間と
ともに減っていきますが助かる見込みがまだありますので、心肺停止の方
には心肺蘇生法と気道を確保して頂き、軽症者の方でもできるだけの処置
をしてあげることにより助かりますので、面倒臭い、誰かがやるからでは
なく、現場にいたら進んで人命救助をしてあげてください。
〈心肺蘇生法の手順〉
傷病者の発見→傷病者に声をかけ、意識の確認→周囲の人に助けを求める→呼吸の確認→気道確保→心肺蘇生法
(AEDを持ってくる人と119番通報)
→人工呼吸(*1)→AEDを使う→心肺が戻らない場合は心肺蘇生法から何度も繰り返して行ってください→
救急隊到着→救急隊に報告
*1人工呼吸については他人に口をつけたくない方は、心肺蘇生法、呼吸の確認だけ行うことも可能です。