グアム派遣帰国報告書 鈴木 章悟 まず、飛行機が到着してグアムの空港に着いた時の現地の方々の welcome な姿勢に驚きま した。また、言語の点については日本で習っている文法がほとんど使われていないことが 分かりました。たとえば、日本で”Can you~?”と聞くところを、”You can~?”と疑問形にせ ず、最後の部分を上げていることや、”Have you~?”の構文を会話で使っているのを聞かな かったことなどです。この主に 2 つの事を知り、初日は終始緊張していました。 2 日目からはカウンターパートの Peter 君と St. Francis School に行きました。この週は 授業はほとんど行わず、日本でいう体育祭と文化祭を混ぜたようなイベントをやっていま した。そしてこの 2 日間で、St. Francis School の生徒とたくさん会話をし、友達になるこ とができました。正直、先生や保護者の方々よりも同年代のグアムの生徒たちのほうが、 発音・会話のスピードをつかみにくく、大変苦労しました。しかし、最初は難しいと思っ ていたことも、時間が経つことで解消されました。だんだんと Peter 君以外のグアム生と も打ち解け、そこからその友達へと会話をする機会が増えていきました。 現地のみんながとても優しく、日本について興味を持っている子や、僕の趣味であるバ スケットボールが得意であったり好きな子と話が盛り上がったりしました。また、グアム の生徒がけん玉の技を魅せてくれたり、ダンスを教えてくれたりとたくさんの経験をする ことができました。 ホストファミリーとの自由行動の日には、同じ柏生の高橋君のカウンターパートの Joshua 君の家でパーティーをしたり、島巡りをしたりと毎日毎日、イベントがいっぱいで した。今でもまるで昨日の事のようにたくさんのことが思い出されます。 現地では自分の現在の英語力で何とかなるだろうと甘く見ていたのですが、実際はそん なことは全くなく、自分の無力さ、日本で習う英語が海外ではほとんど使えないことを思 い知らされました。けれど、裏を返せば今回のグアム派遣で数えきれない経験をしたとい うことです。僕は中学校三年生としての今の自分の力を知ることができて良かったと思い ます。この経験を決して無駄にしないように、これからの勉強や生活に活用していきたい です。 最終日の空港でホストファミリーの Peter 君の家族と
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