あのの~ - 高松市立山田中学校の職員室での W 氏のひとりごと… 25億2千2百88万 2015/7/16 №4 - 2,522,880,000(25億2千2百88万) 何の数字かわかりますか? ヒント1…3600 ヒント2…24 ヒント3…365 ヒント4…80 年 わかった人もいるかもしれませんが、これは 80 年間を秒になおしたときの数です。 私は、よく夏休み前に、「生徒に夏休みは約 1000 時間ある。この 1000 時間を有効につかってほしい…」という話を生 徒の皆さんに話してきました。 毎年そういうことを生徒に言ってるな…と思いながら、学校から帰っているときに、秒にしたらいったい何秒になる んだろう?と思って、家に帰って早速計算してみました… 今年の夏休みは、今までよりも少し短くなったため38日間です。そこで、3600 秒×24 時間×38 日を計算すると、 3,283,200(3百28万3千2百)秒でした。 じゃあ、80 年間生きる(平均寿命を参考に80年にしました)としたらいったい何秒かな?って計算してみたら… 3600 秒×24 時間×365 日×80 年=2,522,880,000(25億2千2百88万) という数字になりました…。 なんか、秒にするとすごい数字になるな…と思いながら、ふと思ったのですが… だいたいの失敗は、ほんの数秒の間に起きます。しかし、ほんの数秒間に起こしたことなのに、その責任をとったり、そ のことで悩んだりする時間は膨大な時間になります…。 例えば、自転車に乗っていて、よそ見をして人にケガをさせる事故を起こしたとしたら …。仮によそ見をした時間を3秒として、ケガをさせた相手の人に謝りにいったり、自分の 自転車を直したり、「なんでよそ見をしたんだろう?」と悩んだりするのに、3日間かかった としたら、3秒間に起きたことで、259,200秒の時間が犠牲になってしまうことになります。 逆に、何かの試合に勝って喜びを感じる瞬間は試合終了の瞬間が一番大きいと思いますが、 それはほんの一瞬で1秒間にも満たないかもしれません…でも、その喜びのために費やした練 習の時間は大変な時間になると思います。(仮に1日3時間の練習を3年間続けたとしたら、11,8 26,000秒になります…) 失敗と喜びっていうのは、時間で考えると全く逆になるな…って思いました。 (「膨大な時間の後、一瞬の喜び ・ 一瞬の失敗の後、膨大な時間の後悔」) 一瞬の失敗で、後々、後悔や責任をとるために膨大な時間を費やすことになるので、時間は本当に1秒でも大切に使 わなきゃいけないなと思います。 どうせ時間を使うなら、責任をとるためや、後悔に時間を使うのではなく、しんどいことでも、喜びや幸せにつなげ るために時間を使いたいと思います。 夏休みの 3,283,200(3百28万3千2百)秒の時間やみなさんの人生の時間が、ほんの数秒の間違った判断や行動の ために使われるのではなく、みなさんの喜びや幸せにつながる時間になってほしいな…と思う今日この頃です。 ちょっといいなと思った言葉! 聴いてください~Loving Each Other 作者不詳 「私の話しを聴いて下さい」 と頼むと あなたは 助言をはじめます 私は そんな事を望んではいないのです 「私の話しを聴いて下さい」 と頼むと あなたはその理由について話し始めます 申し訳ないとは思いつつ 私は 不愉快になってしまいます 「私の話しを聴いて下さい」と頼むと あなたは 何とかして 私の悩みを解決しなければと いう気になります おかしなことに それは私の気持ちに 反するのです 祈ることに 慰めを見出す人がいるのは そのためでしょうか 神は 無言だからです 助言したり調整しようとはしません 神は聴くだけで悩みの解決は自分に任せてくれます だから あなたも どうか 黙って 心静かに私の話しを聴いて下さい 話しをしたかったら 私が話し終わるまで 少しだけ 待って下さい そうすれば 私は必ず あなたの話しに 耳を傾けます 10代の子どもが育つ「魔法の言葉」 ドロシー・ローノルト 子どもの声に耳を澄ましてください。 プレッシャーをかけすぎると、子どもは疲れてしまう 厳しいルールを押しつければ、子どもはルールを破る方法を探す 好き勝手にさせると、子どもは人の気持ちに鈍感になる 失敗を繰り返すと、子どもは自信を失う 約束を破られると、子どもは失望を味わう 否定されると、子どもは苦しむ ひとりの人間として大切にされれば、子どもは思いやりのある人間になる 親を信頼できる子どもは、本当のことを話してくれる 大らかな家庭に育てば、子どもは考える力をはぐくむ 先のことを考えて行動できれば、自分の行くべき道が見える 責任感を育てれば、子どもは自分で考えて行動できるようになる 親が身体にいい習慣をもっていれば、子どもも自分の身体を大切にする 支えてあげれば、子どもは自分に自信をもつようになる 表現できる場をもてば、子どもは本当の自分を出せる 愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ 子どもを信じて見守れば、子どもはよりよい世界を目指して歩いてゆける
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