平成 27 年度 川端龍子生誕 130 年 特別展「画人生涯筆一管」の開催

大田区立龍子記念館プレスリリース
平成 27 年 10 月吉日
平成 27 年度 川端龍子生誕 130 年
特別展「画人生涯筆一管」の開催について
■展覧会概要
今年、生誕 130 年を迎えた日本画家・川端龍子。それを記念した特別展を、画家自らの発意と設
計によって造り上げた龍子記念館で開催します。
龍子は大正から昭和にかけて日本画壇において活躍し、力強い作品を数多く制作した画家です。
明治 18 年に和歌山に生まれた龍子は、始めは洋画家を目指すものの日本画家へ転向しました。大正
6 年には再興日本美術院(再興院展)同人になるも、昭和 3 年に再興院展同人を辞退し、翌年自ら
の美術団体「青龍社」を設立しました。
「龍子の前に龍子なし、龍子の後に龍子なし」と表現される
ほどの独創性と、日本画壇においてつらぬき通した在野性は昭和 34 年に結実し、文化勲章の受章に
いたります。そして、喜寿を機に龍子記念館を設立したのです。
「画人生涯筆一管」と題した本展では、洋画家時代の初期作品から再興院展時代の記念碑的作品、
青龍社時代の「会場芸術」を実践した作品等、50 年以上にわたり旺盛な制作をつづけてきた龍子の
絵筆にかけた思いに迫ります。そして、本展では大作だけではなく小品にも焦点をあてる構成とし、
「小品が描けなければ、大作も描けない」と述べていた龍子作品の魅力を多角的に紹介します。
■会期
平成 27 年 11 月 14 日(土)から 12 月 13 日(日)まで
開館時間:9:00~16:30 (入館は 16:00 まで)
休
館:月曜休館(11 月 23 日(月・祝)は開館し、11 月 24 日(火)に休館します)
入 館 料:一般 500 円、小中学生 250 円 ※65 歳以上(要証明)と未就学児は無料
■会場
大田区立龍子記念館
大田区中央 4-2-1(交通案内は次ページをご覧ください。
)
■出品作品の所蔵美術館など
伊豆市、京都造形芸術大学附属康耀堂美術館、講談社野間記念館、佐久市立近代美術館、神宮徴古館
農業館、練馬区立美術館、水野美術館、山種美術館、養元寺、横須賀美術館、瀧泉寺ほか
■関連イベント
○特別展講演会「龍子作品に魅せられて」
12 月 6 日(日)14:00~15:30
講師:並木 功 氏(佐久市立近代美術館 館長)
会場:大田文化の森
申込方法:ホームページまたは区報、大田文化情報誌 Art Menu 上に詳細を掲載
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大田区立龍子記念館プレスリリース
○ギャラリートーク
当館学芸員が本展出品作品を解説します。事前申し込みは不要です。お気軽にご参加ください。
11 月 22 日(日)
、12 月 13 日(日) ともに 13:00 から(30 分程度)
○龍子公園(旧宅・アトリエ)のご案内
当館に隣接する龍子設計の旧宅とアトリエを職員がご案内します。
開館日の 10:00、11:00、14:00 から(30 分程度)
■広報についてのお問合せ
本展をご紹介いただける場合にかぎり、作品画像をご利用いただけます。作品画像の使用に関しては、
下記までお問い合わせください。
※作品画像のほか当館の外観や龍子公園の画像もご用意しております。
※使用に際しては、掲載内容・放映内容を事前に確認させていただきます。
※使用後、掲載誌および放映が記録されたメディアを見本として当館までご送付ください。
<お問合せ先>
大田区立龍子記念館
〒143-0024 東京都大田区中央 4-2-1
TEL&FAX
03-3772-0680
担当学芸員 木村拓也
■交通
●JR京浜東北線 大森駅西口から
東急バス 4 番「荏原町駅入口」行乗車「臼田坂下」下車、徒歩 2 分
●都営地下鉄浅草線 西馬込駅南口から
南馬込桜並木通りに沿って、徒歩 15 分
■次回展予告
次回予告:名作展「筆線のモダニズム 龍子作品の先進性をめぐって」
会
期:2015 年 12 月 23 日(水・祝)~2016 年 4 月 10 日(日)
《刺青》
(1948 年)や《虎の間》(1947 年)などを中心に、斬新なモチーフや大胆な構図
を駆使した龍子作品の先進性にせまります。
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《八ツ橋》 1945 年 山種美術館蔵
川端龍子生誕 130 年特別展
画人生涯筆一管
2015 年 11 月 14 日 (土) ~ 12 月 13 日 (日)
日本画家・川端龍子 (1885-1966) は、 大正から昭和にかけて活躍し
力強く、 スケールの大きな作品を数多く描きました。 「龍子の前に龍子
なし、龍子の後に龍子なし」 と表現されるほどの独創性は、今もきわだっ
た輝きを放っています。
龍子の生誕130年を記念する本展 「画人生涯筆一管」 では、 初期の
《仏誕》 1953 年 龍子山養元寺蔵
油彩画から、 日本画家に転向し再興日本美術院で活躍した時代、 自身
の美術団体・青龍社を牽引し文化勲章を受章した晩年までを展観します。
そして、 龍子の気迫が全面に表現された大作だけではなく、 多彩な小品
群にも焦点をあてることで画業全体を見渡すことができる構成にしました。
会場である龍子記念館は、 画家自らの発意と設計で 1963 年に開館
した美術館です。 一画人が築き上げた空間でその生涯、 そして筆一管
にかけた芸術観をご堪能ください。
《唐獅子牡丹》
1935 ~ 1945 年頃
水野美術館蔵
■特別展講演会「龍子作品に魅せられて」
日本画家でもある佐久市立近代美術館 館長 並木 功氏に川端
龍子の作品の魅力について語っていただきます。
講師 : 佐久市立近代美術館 館長 並木 功氏
日時 : 平成 27 年 12 月 6 日 (日) 14 : 00 ~ 15 : 30
会場 : 大田文化の森 第 3 ・ 4 集会室
費用 : 無料 ・ 事前申込制
定員 : 50 名 (応募多数の場合は、 抽選)
お申込方法
『往復はがき』 または 『FAX』 でお申込みください。 「特別展講演会」 と明
記し、 郵便番号、 住所、 氏名 (ふりがな)、 年齢、 電話 ・ FAX番号、
希望人数をご記入のうえ、下記へお送りください。 (11 月 24 日 (火) 必着)
アトリエ
開館日の 10 : 00、11 : 00、14 : 00 に職員がご案内します。
東急バス④
「荏原町駅入口」行
熊谷恒子記念館
卍
善照寺
スーパー
キタムラ セブン
イレブン
美容室
西洋髪結
桜並木
セブン
イレブン
〒
京浜東北線
郷土博物館
臼
田
坂
池上通
り
スーパー
文化堂
大森駅
至五反田
通り
環七
URL : http://www.ota-bunka.or.jp/ryushi
ご案内時刻 (1 日 3 回)
第二京
浜
〒143-0024 東京都大田区中央 4-2-1
TEL&FAX:03-3772-0680
龍子公園のご案内
当館に隣接する龍子公園では
龍子設計のアトリエと旧宅を公
開しています。
西馬込駅南口
大田区立龍子記念館
伊豆市、京都造形芸術大学附属康耀堂美術館、講談社野間記念館
佐久市立近代美術館、神宮徴古館農業館、練馬区立美術館
水野美術館、山種美術館、 養元寺、 横須賀美術館、 瀧泉寺ほか
都営地
下鉄浅
草線
※1 通につき 2 名様まで可、 参加者氏名に 2 名分のお名前を明記してください。
なお、 返信用はがきには、 代表の方の住所と氏名をご記入ください。
※FAXでご応募の方は、 返信用のFAX番号を必ずご記入ください。
出品作品の所蔵美術館など
JR
バス停
「臼田坂下」
大田文化の森
龍子記念館
至蒲田
至池上本門寺
今後の展示予定
○ 12 月 23 日 (水 ・ 祝) ~ 2016 年 4 月 10 日 (日)
当館へのアクセス
JR京浜東北線 大森駅西口から東急バス 4 番
「筆線のモダニズム 龍子作品の先進性をめぐって (仮称)」
○ 2016 年 4 月 19 日 (火) ~ 8 月 28 日 (日)
「草が実る 龍子の庭園植物記 (仮称)」
都営地下鉄浅草線 西馬込駅南口から
南馬込桜並木通りに沿って、 徒歩 15 分
「荏原町駅入口」 行乗車「臼田坂下」 下車、 徒歩 2 分