新しい時代は次々と訪れる

新潟県立栃尾高等学校
校長通信
~平成 26 年度第5号(2月4日)~
新しい時代は次々と訪れる
北陸新幹線の開業
○ 長野、飯山、上越妙高、糸魚川、黒部宇
奈月温泉、富山、新高岡、そして金沢。3月 14
日に、長野から金沢まで延伸して、いよいよ
北陸新幹線の営業運転が始まる。
○ 私が幼い頃、東海道新幹線が世界初、日
本初の高速鉄道として開業した。1964 年(昭
和 39 年)。当時私は名古屋に住んでいたのだ
が、父母の実家が豊橋だったので、ほんの数
回だけ、距離 70 キロ、時間にして 20 分ほど
であったが、その「夢の超特急」0系に乗っ
たことがある。当時の特急列車は最高速度 100
キロ程度だったから、その倍以上の速度でま
さに飛ぶように走る新幹線は驚きだった。
○ その後、新幹線は新潟県にも敷かれた。
上越新幹線の開業は 1982 年(昭和 57 年)(当
時は大宮から新潟まで)。青空のもと、東京か
ら新潟に向かう途中、谷川岳の下を通る大清
水トンネルを抜けると景色がとたんに雪国に
変わる。しかし列車は豪雪地帯を速度を緩め
ることなく走り続ける。雪に強い上越新幹線
は、とても頼もしく感じる。
○ そして、北陸新幹線。車体に施された日
本の伝統的な色づかい。騒音を抑えるために
開発された独特の先頭形状やパンタグラフ。
地震などの緊急時に短時間で停止できるブレ
ーキシステム。その技術の進歩は、デザイン
性の向上や環境保護にまで及ぶ。
○ 新しい時代は次々と訪れている。生徒諸
君には、そんな時代の変化を敏感に感じなが
ら、自分の得意分野で、その時代をリードで
きるような若者になってもらいたい。
冬季休業明けの全校集会での話
○ 1月7日の全校集会で、人間の脳細胞は
140 億個あるが、そのうち常時使われている
のは3%くらいでしかないから、それをいか
に増やすかが大切だ・・・という話をした。
そして、脳の活性化のためには「様々なこ
とに果敢に挑戦すること」が重要だが、注意
することが4つあると伝え、後日それらを文
字にして改めて紹介することを約束した。
ここに、その4つを記す。
【校長 太田洋一】
(1)目標を持って挑戦すること
昨年の4月から、私は何回も皆さんに伝え
てきた。「大きな目標と、それを実現するため
に今日すべき小さな目標を持つ」という話。
目標なくして前進はない。目標がなくてはど
こに進んでいけばいいのか、どれだけ頑張れ
ばいいのかがわからなくなる。
(2)プラス思考を持つこと
「決してあきらめない」ということ。「失敗
を次のために活かそう」と前向きに考えるこ
と。これは、前期終業式で伝えたアメリカの
発明家、トーマス・エジソンの言葉、「成功す
るための最善の方法、それはもう一度試みる
ことである」や、冬季休業に入る前に伝えた、
画家のパブロ・ピカソの言葉、「私はいつも自
分のできないことをしている。そうすればで
きるようになるからだ。」に通じる。
(3)感動と感謝の気持ちを持つこと
今の生活が当たり前だと思わないこと。人
から何かをしてもらうことに慣れると、して
もらって当たり前の生活になり、感謝の気持
ちがなくなる。感謝の気持ちがなくなると謙
虚な気持ちがなくなり、傲慢な人間になる。
(4)愚痴を言わないこと
夏季休業に入る前に、全校集会で私が皆さ
んに紹介した井上靖という作家の言葉に通じ
る。それは、「努力する人は希望を語り、怠け
る人は不満を語る。」ということ。努力する人
は、いつも将来の希望を明るく語る。しかし、
怠ける人は、自分の思う通りにいかない不満
ばかりを口にするということ。
○ 3年生の諸君は、あと数ヶ月で新しい世
界に向けて本校を巣立っていく。1、2年生
も、学年末考査を無事乗り越えることができ
れば、新しい学年に進み、将来の自己実現に
向けての新たな学校生活が始まる。
○ 自分の人生は自分で考えて切り拓かなけ
ればならない。この先の人生で後悔すること
のないように、上に記した4つのことを心が
け、自らの脳力を最大限に発揮してほしい。