「桜上水グループホーム」 今年は桜の開花が例年より早くもう都心では

「桜上水グループホーム」
今年は桜の開花が例年より早くもう都心では葉桜になり始めた頃ですが、恩方の周辺は
まだ桜が満開で桜に包まれている恩方育成園を目指して毎日通勤しています。
1年前に施設の入り口の桜吹雪をくぐり抜けながら出勤したことを想い出し、本当にあ
っという間の1年だったと桜を眺めながら感じています。
今年度も事業計画を作成して新たな課題に取り組んでいきますが、その課題の中のひと
つに新しくグループホームを開設する計画があります。
「世田谷区の桜上水にグループホームができる」異動する前から施設長会でその話は聞
いてはいましたが、まさか私が異動して管理者となり、恩方育成園が運営することになる
とは想像もしていませんでした。昨年の春、異動の引継ぎの中で前園長から桜上水にグル
ープホームを建て、恩方で管理・運営して欲しいという話しがあり、世田谷区から入所し
ている利用者の方も多いので、利用者の地域移行や職員の活性化につなげていく必要があ
ると感じていました。
昨年度の途中から開設の準備が始まり、入寮希望者は50名を超えていましたが、1週
間かけて希望者全員と面接を行い、入寮者を決定しました。建物は現在まだ建設中ですが、
4月の中旬には上棟式を行うことになっています。
職員も今年度に入り5名の準備担当職員が配置され、世田谷までは少々遠いのですが、
恩方の施設内にも準備室を設け、7月の開設に向け期待に胸を膨らませながら日々準備を
進めています。職員にとっても開設の準備に携わる機会はなかなかないと思いますので、
この機会を良い経験にして成長してもらいたいと思っています。
新しいグループホームについては今後もホームページや広報誌等で進捗状況をご報告し
ていきます。
昨年度は異動してきたということもあり、施設の理解を深めることに重点を置き、今ま
での運営内容を踏襲してきましたが、今年度はいくつかの検討チームを立ち上げ、職員と
話す機会を増やしながら、課題に取り組んでいこうと思っています。
この3月で恩方育成園のために精力的に行動していた滝沢副園長が勇退し、職員にいつ
も熱い思いを伝え、指導していた姿が見られなくなって少し淋しく感じています。
利用者の生活を今まで以上に充実させ、髙橋前園長や滝沢前副園長に「私たちがいた施
設です」と胸を張って言ってもらえる施設を目指し、運営していきたいと思っています。
恩方育成園
相澤 誠