当互助会共済事業に加入を希望される学校長等の皆様へ 平成 28 年 2 月 29 日 当互助会が行う共済事業は、互助会と学校等(保育所、認定こども園、幼稚園、小・中学校、義務教育学校、 高等学校、特別支援学校及び高等専門学校)の長とが締結する共済契約に基づき学校等の管理下における児童 生徒等の傷害(負傷、疾病、障害又は死亡)に係る死亡、後遺障害、入院又は通院について、請求に基づき保 護者の方に共済金(死亡共済金、障害共済金、入院共済金、通院共済金又は供花料)をお支払いするものです。 この事業は加入者が少額の掛金を出し合うことにより、万が一の時に共済金を受給できるという共済制度で あり、約 17 万 4 千人(平成 27 年度)の児童生徒等に加入いただいております。 なお、共済金は、一部の例外を除き、独立行政法人日本スポーツ振興センターが行う災害共済給付事業での 見舞金や医療費等の給付決定を踏まえてお支払いの適否を決定いたします。 未加入施設の学校長及び施設長の皆様には、是非、加入のご検討をお願いいたします。 共済事業は単年度ごとに加入を受け付けます。 平成 28 年度(4 月から翌年 3 月)事業に加入を希望される学校等の長は、当互助会と平成 28 年度事業年度 が開始される前に契約を締結する必要があります。 また、当互助会の共済金は、独立行政法人日本スポーツ振興センターが行う「災害共済給付事業」の見舞金 等の上乗せ給付的な性格がありますので、当互助会の共済事業に加入するためには同センターの災害給付事業 に加入している必要があります。 したがいまして、同センターの「災害共済給付事業」に既に加入している学校等は平成 28 年 3 月中に共済契 約申込書を互助会に提出していただくようお願いいたします。 また、 「災害共済給付事業」に加入していない学校等や平成 28 年度に開設される学校等は、平成 27 年度中は 当互助会に対して共済契約申込はできません。 しかし、 「平成 28 年度のいつから加入できるか」については、 「災害共済給付事業」への申込みとの関わりが ありますので、当互助会事務局にお早めにご相談のうえ、ご確認くださるようお願いいたします。 参考 一般財団法人岩手県学校安全互助会の共済事業の概要(平成 28 年度) 1 共済掛金(一人当たり、年額) 保育所、認定こども園 150 円 高等学校全日制、特別支援学校高等部(専 幼稚園、特別支援学校幼稚部 150 円 攻科含む) 200 円 高等学校定時制(特別専攻科含む) 250 円 350 円 高等学校通信制 150 円 高等専門学校 500 円 小学校、特別支援学校小学部、義務教育学 校前期課程 中学校、特別支援学校中学部、義務教育学 500 円 校後期課程 注 小学校等及び中学校等の児童生徒について、掛金が半額免除となる場合があります。 2 共済金の内容 共済金の区分 1 死亡共済金 補償の内容 共済金額 死亡したとき 200 万円 (通学途上の死亡、突然死の場合は半額) 2 障害共済金 後遺障害となったとき(障害の程度により第 第 1 級(262 万円)~第 14 級(6 万円) 1~14 級に区分され、共済金額が異なる。 ) の範囲(通学途上の場合は半額) 3 入院共済金 入院を5日以上したとき 入院 1 日に付き 1,300 円 4 通院共済金 通院を7日以上したとき 通院 1 日に付き 5 供花料 第三者の加害により死亡し、死亡共済金の支 500 円 10 万円 払がないとき 注:入院及び通院共済金の同一の事由による傷害に係る支払は事故発生から 10 年が限度です。 3 契約締結後の学校等の手続き 学校等は、補償の対象とする児童生徒等(被共済者という。 )に係る名簿を互助会に提出するとともに、同被共 済者分の共済掛金を互助会名義の銀行口座に振込まなければなりません。 また、共済掛金の納入時期により共済期間が短くなる場合がありますので、十分注意して下さい。 4 傷害事故の報告及び共済金の請求 ○ 当互助会への共済金の請求は、日本スポーツ振興センターの見舞金等の給付決定後に行われます。 ○ 共済金は口座払いとなります。 5 共済期間 共済期間は、平成 28 年 4 月 1 日から翌年 3 月 31 日までの1年間となります。 (前年度中に共済契約を締結して いることと、被共済者名簿を提出していること、更に平成 28 年 4 月から同 5 月までの間に加入児童生徒等の共済 掛金を互助会に納入することが全て適切に行われた場合に適用となります。 ) 平成 28 年度に共済契約を締結した場合や契約は前年度に締結したにも関わらず共済掛金の納入が期限を過ぎた 場合等は共済掛金の納入日の翌日から共済期間が開始されます。 また、年度途中の加入となった児童生徒等の共済期間の始期は、共済掛金納入日の翌日となります。 6 共済金の支払制限 ○ 死亡又は後遺障害が生じ、加害者から損害賠償金が支払われた場合や、国や県等から補償を受けた場合には、 その額を限度として、死亡共済金又は障害共済金はお支払いしません。 ○ 自殺や自己の重大な過失などにより死亡した場合には、死亡共済金をお支払いしないことがあります。 7 共済金の返還請求 第三者の加害により死亡又は後遺障害が生じ、損害賠償額が確定する前に共済金を支払った場合は、損害賠償額 が確定した後に、当該確定額を限度として、支払済共済金を返還していただきます。 8 時効 共済金を請求できることになってから 3 年以内に行わないと、請求権が消滅しますから御注意願います。 注:共済制度の詳細は、事業方法書及び共済約款をご覧願います。
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