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世田谷区重症心身障害児児童発達支援事業(居宅訪問型保育事業連
携型)及びほっとステイ事業(一般型)施設の開設及び運営業務
説明書
平成28年3月4日
世田谷区障害者地域生活課
目次
1.本事業について .....................................................................................................................- 2 2.基本事項 ................................................................................................................................- 2 3.事業概要 ................................................................................................................................- 2 4.改修工事 ................................................................................................................................- 7 5.開設準備及び改修経費に対する補助 ......................................................................................- 8 6.維持管理経費 .........................................................................................................................- 8 7.その他....................................................................................................................................- 9 -
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1.本事業について
平成28年10月以降に、「世田谷区重症心身障害児児童発達支援事業(居宅訪問
型保育事業連携型)及びほっとステイ事業(一般型)施設」を子ども・子育て総合セ
ンター2階に開設し、主に保護者の就労等の理由により保育を必要とし、かつ障害や
疾病等により集団保育が著しく困難であると判断される子どもを対象に、子ども・子
育て支援法の居宅訪問型保育事業と連携しながら、児童福祉法における児童発達支援
による療育を実施します。あわせて、医療的ケアが必要な子どもを含めた重症心身障
害児を対象に、医療的ケアを安全に提供するための医療機関等との連携体制を確保し
た上で、児童福祉法に定める児童発達支援による療育を実施します。
また、子育て中の家庭の生活の安定及び福祉の向上を図るために、保護者の必要に
応じ、児童を施設で一時的に預かるほっとステイ事業を実施します。
本事業の事業者は、子ども・子育て総合センター2階について、区から行政財産の
使用の許可を得た上で、既存の施設を改修し、「世田谷区重症心身障害児児童発達支
援事業(居宅訪問型保育事業連携型)及びほっとステイ事業(一般型)施設」として
開設・運営します。
2.基本事項
(1)児童福祉法における児童発達支援事業、子ども・子育て支援法における居宅訪問型保
育事業を開始するために必要な事業の認可及び確認を得ること。
(2)「重症心身障害児児童発達支援事業」は、東京都重症心身障害児(者)通所事業実
施要領(平成27年3月31日付26福保障居第3182号)に規定する事業(以
下「都重心」という。)の基準を満たす人員配置・設備基準等を整えること。※
営利法人の場合は、都の指定を受けられないが、基準を満たすことを条件とする。
非営利法人(社会福祉法人、特定非営利活動法人、一般財団法人(公益財団法人
を含む。)、一般社団法人(公益社団法人を含む。)、医療法人、学校法人等、営利
を目的としない民間法人)の場合は、都の指定を受けるために、事前に都担当者
と十分な協議を行うこと。
(3)施設の運営にあたっては、関係法令等を遵守して、必要な人員配置・設備基準を備え、
事業の認可及び確認を受けること、かつサービスの自己評価や第三者評価、相談・苦
情の仕組みを整備する等により、安定した質の高い保育・療育を行うこと。
(4)開設に向けて、従事者を確保するとともに、職員の研修等を十分に実施すること。ま
た、職員に必要な研修を受講させること。
(5)備品・消耗品等を確保するとともに、その他事業開始に必要な事項を準備する。
(6)各事業の動線に関して、極力分けた動線になるよう設計すること。
(7)送迎に必要な車両及び駐車場の確保は事業者が行うこと。
3.事業概要
各事業の独立性を確保しながら、以下の(1)から(4)までの事業を実施します。
(1)重症心身障害児児童発達支援事業
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① 概要
ア 設置者は、事業者とする。
イ 通所(児童発達支援)の申請及び通所者の決定に関する事務は、世田谷区で行
う(具体的な手続きは、児童発達支援の支給決定の流れと同様)。ただし、保護
者の就労等の理由により、保育の必要性の高い方を優先とする。
ウ 居宅訪問型保育事業に対し、児童の障害や疾病等の状況に応じて適切な専門的
支援そのほかの便宜の供与を行うこと。
②定員
5名
③対象児
東京都重症心身障害児(者)通所事業実施要領(平成27年3月31日付
26福保障居第3182号)第2条を満たす児童を対象とする。
④実施日時
月曜日から金曜日(10時から15時まで)
⑤スペース及び設備基準
ア 指導訓練室:児童一人あたり3㎡以上
イ 事務室:4~5㎡以上
ウ 相談室:4~5㎡以上
エ トイレ:定員に応じた個数(オムツ替えの場所も確保すること)
オ 洗面設備
カ その他:消防法、建築基準法等に抵触しないこと
※ 障害者通所施設等整備費補助を使用する場合は、ア、ウ、エ、オのうち、重症心身障害児
児童発達支援事業で使用する部分の面積が、児童一人当たり14.6㎡以上必要
⑥職員配置基準
ア 管理者1名
イ 児童発達支援管理責任者1名以上
ウ 看護師1名以上(正看護師に限る)(1 名は常勤)
エ 児童指導員又は保育士1名以上(1 名は常勤)
オ 機能訓練担当職員1名以上
カ 嘱託医1名以上
※「東京都重症心身障害児(者)通所事業実施要領」に基づく、東京都重症心身障害児(者)
通所事業の指定を受けること。(ただし、都の指定を受けられるのは、非営利法人と
なります。営利法人は都重心の指定が受けられません。
)
※営利法人で、都の重心の指定が受けられない場合も、
「東京都重症心身障害児(者)通所事
業実施要領」の都重心の指定の基準を満たした人員配置・設備基準を備えた提案をし
てください。
⑦運営費
国の児童発達支援給付費に基づく。
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※東京都福祉保健局障害者施策推進部居住支援課児童福祉施設係が発行する「児童発達支援事業、
放課後等デイサービス事業の基準等」を参照。
⑧利用料
原則として1割負担(所得に応じた月額上限額の設定あり)
(2)児童発達支援事業
①概要
ア 設置者は、事業者とする。
イ 通所(児童発達支援)の申請及び通所者の決定に関する事務は、世田谷区で行
う(具体的な手続きは、児童発達支援の支給決定の流れと同様)。ただし、保護
者の就労等の理由により、保育の必要性の高い方を優先とする。
ウ 居宅訪問型保育事業に対し、児童の障害や疾病等の状況に応じて適切な専門的
支援そのほかの便宜の供与を行うこと。
②定員
10名
③対象児
原則として、医療的ケアが必要な未就学児
④実施日時
月曜日から金曜日(10時から15時まで)
⑤スペース及び設備基準
ア 指導訓練室:児童一人あたり3㎡以上
イ 事務室:4~5㎡以上
ウ
エ
オ
カ
相談室:4~5㎡以上
トイレ:定員に応じた個数
洗面設備
その他:消防法、建築基準法等に抵触しないこと
※事務室、相談室及びトイレは、重症心身障害児児童発達支援事業及び児童発達支援事業に
支障のない限り、両事業の兼用とすることができる
⑥職員配置基準
ア 管理者1名
イ 児童発達支援管理責任者1名以上
ウ 看護師1名以上
エ 児童指導員又は保育士(障害児が10人までのものは2以上、内1名は常勤)
※ウとエで2でも可
⑦運営費
国の児童発達支援給付費に基づく。
※東京都福祉保健局障害者施策推進部居住支援課児童福祉施設係が発行する「児童発達支援事業、
放課後等デイサービス事業の基準等」を参照。
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⑧利用料
原則として1割負担(所得に応じた月額上限額の設定あり)
(3)居宅訪問型保育事業
①概要
ア 事業者が実施すること。
イ 対象児童に対し、本施設の重症心身障害児児童発達支援事業と連携しながら、
実施すること。
ウ 子ども・子育て支援法、世田谷区家庭的保育事業等の設備及び運営の基準に関
する条例(平成26年9月世田谷区条例第35条)、世田谷区特定教育・保育施
設及び特定地域型保育事業の運営の基準等に関する条例(平成26年9月世田
谷区条例第37条)、その他関係法令・規程を遵守すること。
②対象児
保護者の就労等の理由により保育を必要とし、かつ障害や疾病等により集団保育
が著しく困難であると区が判断した未就学児
③実施日及び時間
保育実施日は、日曜日、国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)
に規定する休日、1月2日及び3日並びに12月29日から同月31日までを除く
日を基本とする。
保育時間は、1日につき8時間を原則とし、保護者の労働時間その他家庭の状況
等を考慮して、事業者が定める。
④スペース及び設備基準
事業所には、事業の運営を行うために必要な広さを有する専用の区画を設けるほ
か、保育の実施に必要な設備及び備品等を備えること。
⑤定員及び職員配置基準
居宅訪問型保育事業を行う家庭的保育者1人が保育することができる乳幼児の
数は1人とする。居宅訪問型保育事業を行う家庭的保育者とは、保育士、助産師、
保健師又は看護師のいずれかの資格を有する者、又は児童指導員、訪問介護員等、
居宅介護従事者のいずれかである者で、対象児童に対し居宅訪問型保育事業を行う
上で必要な研修を修了した者をいう。
⑥連携施設
本施設を連携施設として、児童の障害や疾病等の状況に応じて適切な専門的支援
そのほかの便宜の供与を受けること。
⑦運営費
国の公定価格に基づく。(地域区分:百分の二十地域)
⑧利用料
居宅訪問型保育事業に係る保育料については、区が決定した額とし、居宅訪問型
保育事業者が保護者から徴収する。
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(4)ほっとステイ事業(一般型)
①概要
世田谷区ほっとステイ事業実施要綱に基づき実施する理由を問わない子どもの一
時預かり事業をいう。
②定員
7名以上とすること。
※必要な専用スペース面積:7×3.3㎡
③対象児
区内在住の未就学児(満1歳以上)
④実施日時
週6日以上かつ1日6時間以上開設すること。なお、利用者が利用を希望するとき
に利用することができるよう実施日時には十分配慮すること。
⑤ スペース及び設備基準
ア 適切に児童の一時預かりを実施することができるよう、児童1人当たり3.3平
方メートル以上の広さを有する一時預かり専用のスペースを確保すること。
イ 施設及び設備が衛生的で、児童を預かるうえで安全であること。
ウ 危険防止及び非常災害に対する措置を講じること。また、児童の急病、災害、
事故等の緊急時の対応方法について事前に定め、安全な実施体制を確保すること。
⑥ 職員配置基準
実施に当たっては、子育て支援に関して相当の知識及び経験を有 する専任の者
を2名以上配置すること。専任の者のうち1名以上は、保育士の資格を有し、保育
について経験豊富である者を充てること。また、専任の者のうち保育士の資格を有
しない者にあっては、区長が別に実施する研修又は相当と認めた研修を受講し、及
び修了した者を充てること。
⑦運営費
ほっとステイ事業(一般型)の運営に要する費用の一部を補助する。
以下に掲げる補助対象経費の合計額と 3,517,000 円(補助事業の実施期間が1年に
満たない場合にあっては、(3,517,000 円÷12)×補助事業の実施月数)のうち少な
い額とする。
【対象経費】
人件費(職員俸給、職員諸手当及び法定福利費)、運営費(福利厚生費、交通費、光
熱水費、通信費、印刷製本費、消耗品費、研修費、修繕費、保険料、講師謝礼、器具
什器費及び手数料)及び物品賃借料その他区長が必要と認める経費
⑧利用料
2時間まで 1,250 円
2時間を超え3時間まで 1,850 円
3時間を超え4時間まで 2,500 円
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延長料金(4時間を超えた場合の料金)1時間につき 800 円(最大2時間まで)
⑨その他
その他の要件は、世田谷区ほっとステイ事業実施要綱を参照のこと。
4.改修工事
(1)工期
平成28年5月上旬から平成28年9月下旬まで
※ただし、重症心身障害児施設の改修にあたり、事業者が、東京都の「障害者通所施
設等整備費補助」を申請する場合は、以下のスケジュールとなります。
日程
平成 28 年 5 月 下 旬
内容
「障害者通所施設等整備費補助」東京都エントリー締め切り
6 月下旬
「障害者通所施設等整備費補助」東京都申請締め切り
7 月上旬
東京都現地調査
8 月上旬
「障害者通所施設等整備費補助」内示
10 月
改修工事着手(工期:3ヶ月程度)
平成 29 年 1 月 以 降
施設開設
(2)改修内容
児童福祉法における「重症心身障害児施設(児童発達支援)」及び「児童発達支援」、
世田谷区ほっとステイ事業実施要綱に基づく「ほっとステイ(一時預かり事業)」を行
うにあたり、それぞれの事業の運営が行えるように、国、都、区の設備基準を満たす改
修を行う。
(3)改修工事における注意事項
① 1階子育てひろば及び3階子どもの人権擁護機関の業務に支障が出ないよう留意
すること。また、近隣住民への事前説明等を行う等、十分に配慮し、施設への出入りや
作業音に関する対策を講じること。
② 子ども・子育て総合センターの1階と3階は、通常運営を行っているため、業務に
支障のないスケジュールで改修工事を行うこと。
ア 随時可能な作業
大きな音が出ない作業及び、電気、水道、ガスの改修
イ 日曜(第一除く)、祝日のみ可能な作業
大きな音が出る作業及び、天井板を外すなど1階または3階に影響がある作業
ウ 作業ができない日
毎月第一日曜日
③ 工事車両含め、車両の出入りは、施設利用者の安全面、近隣住民への配慮、路上駐
車をしない等配慮して行うこと。
④ 改修スケジュール及び内容等については、区と十分に協議すること。
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5.開設準備及び改修経費に対する補助
(1)重症心身障害児児童発達支援事業への補助
重症心身障害児施設(児童発達支援事業)開設に要する費用の一部については、
東京都の「障害者通所施設等整備費補助」を事業所が申請し、利用することができる。
※ただし、都補助を利用する場合は、非営利法人に限る。
世田谷区の重症心身障害児施設開設準備費より、新規職員の研修費の一部を補助す
る。
(補助対象経費の合計額のうち、700,000 円を上限として、1/2を区が補助する。)
【対象経費】
改修及び安全対策、設備整備(備品)…東京都の「障害者通所施設等整備費補助」
開設準備職員研修費…世田谷区の補助金
(2)ほっとステイ事業(一般型) への補助
ほっとステイ事業(一般型)の開設に要する費用の一部を補助する。
以下に掲げる補助対象経費の合計額と 1,000,000 円のうち少ない額とする。
【対象経費】
施設整備費及び初度調弁費(ただし、あらかじめ購入内容について区と協議し、区の
承認を得ること。)
6.維持管理経費
(1)光熱水費
① 電気
事業者負担とする。施設における子メーターにより使用量を割り出し、区から事
業者に対し、半年毎に電気料金の請求を行う。
② ガス、水道
直接契約の上、事業者負担とする。
(2)附帯設備
① 自家用電気工作物
② 冷暖房設備
③ 消防設備
(3)保守点検
附帯設備の保守点検は、区で実施する。
(4)施設使用料
① 本事業の履行にかかる施設の使用期間は、平成28年5月1日から平成39年3月
31日までとする。使用にあたっては、毎年度、行政財産の使用の許可について申
請するとともに、事業の運営状況(収支報告)、稼働率、利用者の登録者数等を区へ
提出する。
② 使用料は、最初の一年間は免除とし、その後更新時に、事業の運営状況(収支状況)
等を考慮し、改めて決定する。
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③ 本事業の履行場所については、地方自治法第238条の4第4項に定める行政財産
の使用の許可による使用とする。本事業の目的以外に使用してはならない。
④ 本事業を実施するうえで必要となる改修(既存施設の除却を含む)は、事業者が行
なうこと。また、施設開設後においても、日常的な修繕は運営事業者が行なうこと。
ただし、施設全体及び躯体にかかる大規模な修繕は区が実施する。
⑤ 行政財産の使用の許可については、サービスの需要、事業者の運営上の重大な瑕疵
があった場合、事業者の経営上問題が発生した場合、区と事業者が協議の上、これ
を解除する。
7.その他
運営期間の満了等により本事業を終了するときは、原則として、使用物件の原状回復
を行うものとします。ただし、区が承認した場合は、この限りではありません。
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