5 第14次審査情報提供（医科）及び 第9次審査情報提供（歯科）について 29 審査情報提供について 〇 審査の公平 ･ 公正性に対する関係方面からの信頼を確保するため、審査におけ る一般的な取扱いについて広く関係者に情報提供を行い、審査の透明性を高め ることを目的として情報提供をしております 【医 科】 医薬品を除く支部の取扱いが収斂した事例等について、審査情報提供検討委員 会で提供内容等検討し、これまで１３回にわたり審査情報提供を行い３０３事例を 公表し、今般、第１４次審査情報提供として４事例を情報提供 【歯 科】 支部の取扱いが収斂した事例等について、審査情報提供歯科検討委員会で提供 内容等検討し、これまで８回にわたり審査情報提供を行い３８事例を公表し、今般、 第９次審査情報提供として６事例を情報提供 30 第14次審査情報提供（医科） ① 原則として、健診等の結果、血液検査の結果及び症状等から、「Ｂ型肝炎の疑い」病名がある 場合において、スクリーニングを目的として実施した、区分番号「Ｄ０１３」肝炎ウイルス関連検査 の「３」のＨＢｓ抗原の算定は認められる。 ② 原則として、手術前及び観血的検査前において、スクリーニングを目的として実施した区分 番号「Ｄ０１３」肝炎ウイルス関連検査の「３」のＨＢｓ抗原の算定は認められる。 ③ 原則として、「Ｂ型肝炎」の抗ウイルス療法、肝庇護療法及び免疫療法の治療をしている経過 観察において、区分番号「Ｄ０１３」肝炎ウイルス関連検査の「３」のＨＢｓ抗原を測定し算定する ことは認められる。 ④ 原則として、人工関節置換術（膝）において、脛骨骨切り面の強度を増すために、海綿骨を骨 切り面にｉｍｐａｃｔｉｏｎした場合、骨移植術は認められる。 31 審査情報提供の状況（医科） これまでの情報提供事例 （３０３事例） 今回の情報提供事例 （４事例） ・医薬品･･･２２４事例 ・医薬品･･･２２４事例 ・処置･･･････ ７事例 ・処置･･･････ ７事例 ・手術･･･････ ４事例 + ・手術･･････1事例 ・画像診断･･１１事例 ・手術･･･････ ５事例 ・麻酔･･･････ ３事例 ・麻酔･･･････ ３事例 ・検査･･････ ５４事例 合計 ３０７事例 ・検査･･････ ３事例 ・検査･･････ ５７事例 ・画像診断･･１１事例 32 第9次審査情報提供（歯科） ① 原則として、同一初診期間中にう蝕歯即時充填形成又はう蝕歯インレー修復形成を行った歯に対し て、後日、他歯面に対して行った乳幼児う蝕薬物塗布処置の算定を認める。 ② 原則として、「Ｐ」病名のみの場合においては、暫間固定装置修理の算定を認めない。 ③ 原則として、歯を保存する目的で歯冠補綴物の除去及び歯内療法を行い、同月内に日を異にして 抜歯となった場合における除去の費用の算定を認める。 ④ 原則として、う蝕処置を行った同一歯に対して同時に行った「I031 フッ化物歯面塗布処置 2 在宅 等療養患者の場合」を認める。 ⑤ 原則として、「咬耗症（Att)」病名に対するう蝕歯即時充填形成の算定を認める。 ⑥ 原則として、う蝕歯即時充填形成後、同一初診期間内に「Ｐuⅼ」病名で抜髄を行った場合、抜髄前 のう蝕歯即時充填形成、充填及び歯科充填用材料の算定を認める。 33 審査情報提供の状況 （歯科） これまでの情報提供事例 （３８事例） （３３事例） 今回の情報提供事例 （６事例） 合計 ４４事例 ・医学管理等･･･ ５事例 ・医学管理等･･･ ５事例 ・検査･･････････ ２事例 ・検査･･････････ ２事例 ・画像診断 ･････ ２事例 + ・画像診断･･････ ２事例 ・投薬･･････････ ２事例 ・投薬･･････････ ２事例 ・処置･････････ １５事例 ・処置･････････４事例 ・手術･･････････ ７事例 ・手術･･････････ ７事例 ・歯冠修復及び 欠損補綴･････ ５事例 ・処置･････････ １９事例 ・歯冠修復及び 欠損補綴････２事例 ・歯冠修復及び 欠損補綴･････ ７事例 34
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