平成27年度「安全決意宣言」活動実施要綱 1 趣旨 岩手県内における労働災害による死傷者数(休業4日以上)は、東日本大震災の復旧 ・復興工事が本格化し、県内の経済活動が活発化していることなどの要因から、平成22 年以降平成26年まで5年連続で増加となった。 平成26年においては、1∼3月で、死亡災害が前年比で4倍の増加となったことから「 死亡労働災害防止強化期間」(5月∼7月)を設定し、岩手労働局、労働基準監督署、及 び労働災害防止団体等関係団体が連携して、労働災害防止対策の強化に取り組むとと もに、年間を通じ継続的かつ積極的に取り組んだところ、前年比で死傷者数(休業4日以 上)、死亡者数ともに増加したものの、死傷者数の増加率は前年比1.4%増と、平成25 年における前年比6.7%増と比べて改善が見られた。 また、本年の労働災害による休業4日以上の死傷者数は4月末現在で、前年同期比 13.5%減少と、4か月間ではあるが、状況に改善が見受けられる。 この流れを確実なものとし、維持するため、一層の労働災害防止対策に取り組んでい くことが必要である。 労働災害防止の取組の実効をあげるためには、各職場において、経営者と管理者、 労働者が安全意識を共有し、一丸となって取り組んでいくことが不可欠である。このため、 まずは、各事業場において、経営者自らが労働安全に対する決意を宣言することにより 労働災害防止に対する姿勢を示し、これを職場に掲示することにより、事業場全体の安 全意識を高揚し、自主的な労働災害防止活動の促進を図ることを目的として、「安全決 意宣言」活動を強力に推進するものである。 2 各事業場における実施事項 別紙の「安全決意宣言」様式を活用し、安全決意宣言を作成して、職場に掲示し、決 意宣言に基づいて、日々安全活動を推進する。 3 労働局、労働基準監督署における実施事項 岩手労働局の実施事項 労働災害防止団体等関係団体に対し、「安全決意宣言」活動への協力を要請し、本 活動の促進を図る。 岩手労働局ホームページに「安全決意宣言」活動実施要綱、「安全決意宣言」書式( 参考例)を掲示し、本活動の周知を図る。 各労働基準監督署の実施事項 個別事業場に対する監督指導時に事業場への取組を要請する。 各種会合等において、参加事業場に対し、活動への取組を要請する。 別紙 宣言日 平成 掲示日 平成 年 年 月 月 安全決意宣言 労働災害ゼロをめざし、わが社の決意を宣言します! 会社名 職氏名 (自筆で署名しましょう) 安全決意宣言 日 日
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