全建賞表彰規程を改正し現在募集中です! 全建賞は昭和28年度に設けられ、良質な社会資本 整備の推進と技術水準の向上を図ることを目的に、 毎年、優れた事業や施策を実施した機関を表彰し、 これまで61年にわたり、2,255事業が授賞されてい ます。 公共事業の評価や実施体制が大きく変化するなか、 優れた事業や施策を表彰する全建賞の受賞が、たゆ まぬ努力を続けている建設技術者の励みとなり、品 質の優れた社会資本整備に貢献しています。 3.鉄道部門の新設 これまで「鉄道事業」については、直接の対象事 業となる部門がありませんでした。 しかし、例えば今年度開通した「三陸鉄道の開通」 や、来年3月に予定されています「北陸新幹線の開 業」といった社会的インパクトがある鉄道事業につ ※ いては、 新たに 「鉄道部門」 を対象とし、 創設しました。 ※ 「軌道」(路面電車や都市モノレール、新交通システムな ど)については「鉄道部門」ではなく、 「道路部門」又は「都 市部門」となります。また、「地下鉄道事業等」は「都市 部門」となります。 4. 「募集要項」を改正 昨今の公共事業の置かれた状況を勘案し、また、 応募者にとってよりわかりやすい表彰制度とするた めに、下記1〜4のポイントについて、全建賞表彰 規程の見直しを行い、現在、平成26年度全建賞を募 集しています。 1.維持管理事業、ストックの運用等の明記 昨今、メンテナンスへの本格的な取組みがはじま り、公共事業のあらゆる分野で「維持管理・更新」 に関する工事や取組みなどが多くなることが予想さ れています。 全建賞も維持管理・更新時代に対応するため、募 集事業又は施策の中に、各部門それぞれに「維持管 理事業」ならびに「ストックの運用等」を明記しま した。 これまで、募集にあたっては表彰規程の「審査基 準」を参考に募集していたため、推薦書を記載する 際のルールが応募者にとってわかりにくい部分があ りました。 このため、「評価(視点)項目」は、「⑴ハード面 に秀でた事業等」「⑵ソフト面に秀でた事業等」と、 文言をわかりやすい表題としたほか、一目でわかる ように「募集要項」を改正しました。 5.その他 ・全建賞の対象とする時期は、全建賞対象年度内に 事業又は施策が完了したもの、及び完了後3年以 内のものとしています。 ・ 「事業又は施策」とは、事業の調査研究、企画、 計画、設計、施工、維持管理及び運営面の工夫(操 作を含む)です。 ・審査にあたっては、事業規模の大小は問いません。 ・できうる限り市町村事業にも配慮することとして います。 さまざまな事業を実施されている中から、特徴の ある成果が得られた事業や施策につきまして、多く のご応募をぜひお願いします。 2.東日本大震災の復旧・復興事業特別枠の新設 今後、東日本大震災の復旧・復興が本格化し、復 旧・復興関係の事業が年々増加することが予想され ています。 規程の授賞数60口(以内)は現行のままですが、 東日本大震災に係る復旧・復興事業については、特 別枠(+α)を設けました。 60 月刊建設14−10 【問合せ先】会員課 春日 E-mail:[email protected]
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