請求上の留意点 訪問型サービス 1

請求上の留意点
1
訪問型サービス
1、一回当たりの単価設定
想定される
利用回数
週に 1 回程度
週に 2 回程度
週に 3 回以上
請求コード類型
対象者像
1 回利用した際に
請求の上限
利用するコード
事業対象者
要支援 1・2
事業対象者
要支援 1・2
事業対象者
要支援 2
月の提供回数が 4 回を超えた
266 単位/回
場合
1,168 単位/月
月の提供回数が 8 回を超えた
270 単位/回
場合
2,335 単位/月
月の提供回数が 12 回を超え
285 単位/回
た場合
3,704 単位/月
2、サービス提供回数の変更に伴う請求
あらかじめ、介護予防サービス計画において位置付けられた、標準的に想定される
1週当たりのサービス提供頻度に基づき、コード類型を選択してください。
心身の状況により想定したコード類型の標準的な回数よりも多い(少ない)サービ
スの提供となることもあります。この場合には月の途中でのコード類型の変更は不要
です。あくまでも、当初に位置付けたコード類型にて請求をお願いいたします。
この場合(状態像の大幅な変更による想定する利用回数の変化が生じた場合)にあ
っては、翌月に利用者の状態や新たに設定した目標に応じたコード類型による介護予
防サービス計画及び訪問型サービス計画を定めてください。
3、サービスの提供時間
介護予防サービス計画に位置付けた目標、またその達成状況を鑑みて、必要な時間
数のサービス提供を訪問型サービス事業者が作成するサービス提供計画に位置付け
てください。
4、サービスの併用
ケアマネジメント上必要と考えられる場合は、みなし指定によるサービスと緩和し
た基準によるサービスの併用が可能です。但し、委託型との併用は出来ません。
また、併用する場合には、両サービスを合わせた上での1週当たりの標準的な利用
回数にてコード類型をお決めください。
5、日割り計算
1月の提供回数が一定回数を超え、月額の単位数となる場合で、以下のいずれかに
該当するときは、日割り計算を行います。
おお、加算については日割り計算を実施しません

要支援1、2の間の区分変更、要介護から要支援

同一保険者内によるサービス事業所の変更

介護予防短期入所生活介護又は介護予防短期入所療養介護を利用している者
が、当該サービスの利用日以外にみなし指定による訪問型サービスを利用する
場合及び月途中に介護予防特定施設入居者生活介護、介護予防認知症対応型共
同生活介護を入退所し、その前後にみなし指定による訪問型サービスを利用す
る場合。この場合には短期入所サービス等の利用日数を減じて得た日数により
日割り計算を行う。

2
事業所指定期間の満了など
通所型サービス
1、一回当たりの単価設定
請求コード類型
対象者像
1 回利用した際に利用する
コード
請求の上限
要支援 1
378 単位/回
利用回数が 4 回を超えた場合
1,647 単位/月
要支援 2
389 単位/回
利用回数が 8 回を超えた場合
3,377 単位/月
事業対象者
要支援 1 又は 2 のコード(ケ
アマネジメントに基づき標
準的に利用する回数を決定
し、その回数から利用コー
ドを決定する)
要支援 1 又は 2 のコード(ケ
アマネジメントに基づき標準
的に利用する回数を決定し、
その回数から利用コードを決
定する)
※ 送迎、入浴に関する報酬も基本単価に包括されている
2、サービス提供回数の変更に伴う請求
訪問型サービスの考え方に準じる。
3、サービスの提供時間
介護予防サービス計画に位置付けた目標、またその達成状況を鑑みて、必要な時間
数のサービス提供を通所型サービス事業者が作成するサービス提供計画に位置付け
てください。
また、開始時間、終了時間については記録として残すようにしてください。
4、サービスの併用
緩和した基準での事業を実施しない。
なお、通所型サービスは次のサービスを利用している間は請求ができないものとし
ます。

介護予防短期入所生活介護

介護予防短期入所療養介護

介護予防特定施設入居者生活介護

介護予防小規模多機能型居宅介護

介護予防認知症対応型共同生活介護
5、日割り計算
訪問型サービスの考え方に準じる
3
過誤申し立て
過誤申し立てに用いる書類は現在の申立書をご活用ください。
様式名称
様式番号
介護予防・日常生活支援総合事業費請求明細書
(訪問型サービス・通所型サービス
10
申し立て理由番号
請求誤り(請求誤りによる実績の取り下げ)
その他の理由による実績の取り下げ
番号
02
99
上記以外の申し立て理由による過誤はお問い合わせください。