支援センター・一時保育 (さくらんぼ) (どんぐり) NO.12 福満浩子 少しずつ暖かい日も多くなり、春も感じられるようになってきましたね。お散歩に出かけたときは、お子様と 一緒に春を探してみてはいかがでしょうか。ぜひさくらんぼにも伝えにきてくださいね。 ☆離乳食☆ 3 月29日~31 日まで離乳食試食を行います。予約制のため参加できない方も多いかもしれませ ん。そこで今回は離乳食のススメ方についてご紹介します。 初期(ゴックン期)・・・約5~6カ月。唇を閉じてゴックンと飲み込む練習をする時期です。大人が食べてい るのをじっと見ていたり、口をもぐもぐ動かす様子が見られたら始めてみましょう。回数は1日1回。10倍 がゆをすりつぶしたものをはじめは与え、慣れ始めたら、なめらかにした野菜もあげてみましょう。はじめて 口にする食材は 1 さじ程度からあげてみて、発疹はないか?など体調の変化にも注意してみてください。 中期(もぐもぐ期)・・・約7~8ヶ月ごろ。もぐもぐと口を動かし、食べ物をつぶして飲み込む練習をする時期 です。上手に飲み込めるようになって、いやがらずに食事がとれていれば食事の回数1日2回に増やしていき ます。少し食感のある固さ(舌でつぶせる固さ、大人の指でつぶせる固さです。)に進めてみましょう。また この時期はまる飲みになりやすい時期でもあります。お母さんも一緒にもぐもぐと口を動かしすりつぶす動き を伝えていきましょう。口をもぐもぐ動かしたあと飲み込むのを確かめながら次の 1 口を入れるようにしてい きましょう。 後期(カミカミ期)・・・9~11カ月ごろ。歯茎を使ってかむ練習をする時期です。3回食になって生活リズ ムもできてきます。モグモグ、ゴックンが上手になって食べられる食材が増えてきたら、少し歯ごたえのある 固さ進めてみましょう。この頃になると「手掴み食べ」も盛んになってきます。赤ちゃんは「手掴み食べ」を して食べ物に興味を示し自分で食べる意欲を育てています。自分でもって食べられる食材をメニューの中に取 り入れていけると良いですね。 ◎こんなときどうすればいい? 遊んでしまって座って食べない! まずは遊びと食事の区別をつけるためにも食事前は手を洗う(手を拭く)、 「いだだきま す」などの挨拶をしてから食べるという事を伝えていきましょう。 どうしても遊んでしまう時は「食べてからだよ」「ごちそうさまする?」など声掛けを おこない食べようとしないときは片づけてしまいましょう。 なかなか食べてくれない。嫌いなものは口から出してしまう! 離乳食よりも慣れている味の母乳やミルクを欲しがるときがあります。知らない味だと慣れるまで出してしま う事もありますが「おいしいね」 「もぐもぐだよ」と声掛けをしてみると食べてくれるときがあります。少しで も食べられたときには「食べられたね」と認めてあげましょう。認められることで食べられた事への自信につ ながっていきます。また授乳は食後のみ、食事の時間を変えてみるなど対応してみても良いかもしれませんね。
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