建築基準法第2章 建築物の敷地、構造及び建築設備 (条例第 10 条) 【がけ(4)敷地の背後に高さ2m m 以下の練積み擁壁上の斜面】 【がけ(4)敷地の背後に高さ2 以下の練積み擁壁上の斜面】 【質問】 練積擁壁(h≦2.0m)の天端から斜面地がある場合のがけ条例の考え方について。 【回答】 高さ2m 以下の擁壁の新設は確認申請を要しないがその下に建築する場合においては、擁壁を含 めて斜面地がガケに該当するか検討しなければならない。したがって、図 1 のような擁壁の下端 から 30°勾配線と斜面地面線の交点までの高さhが 2.0m 超える場合は、がけ条例に該当する。 なお、参考までに図2のケースもある。 <図1> <図2> 【参考】 宅造法令第 5 条 <参考1> <参考2> 下図①は、擁壁の上にある土砂等を載荷重に想定して、②に示すように高さ H1 の擁壁を仮定して 構造を定め、高さ H の擁壁とする事例である。 <参考図> <別添表>
© Copyright 2024 ExpyDoc