[ C S R 不 適 合 状 態 ク リ ア の 手 順 ]

[ C S R 不 適 合 状 態 ク リ ア の 手 順 ]
1.
目的
本手順は不適合(トラブル、お客様からの苦情)を防止するために、その不適合の識別
を行い、適切に管理することを目的とする。
2.
報告・応急処置
1) 担当者は、会社にすぐ連絡する。
2) 担当者は報告書に詳細を記入し、CSR担当に伝える。必要があれば顧客に連絡を取り、さら
に詳細を伺い、対処出来る場合は対応するが、必ず事前にCSR担当に承諾をとる。
3.
識別・原因特定
1) CSR担当は、不適合の重大性を下記の項目により識別する。
①会社に重大な影響を及ぼすと思われるもの
(重大)
(重大:車両事故、人身事故、火災、許可の失効)
②会社に中程度の影響を及ぼすと思われるもの
(中程度)
(中程度:車両・機械の故障、収集・運送遅延による苦情等)
③会社に重大な影響を及ぼさず主に官公庁との手続の変更等によるもの
(軽微)
2) 上記(中程度)(重大)に関しては原因特定をする。
初期に関わった担当者、引継ぎの者等に原因を聞き、迅速に対応する。
4.
処置の実施・防止
1) 実施:CSR担当及び担当者は顧客に連絡を取り、対応する。この実施に関しては、上記識別
上(軽微)以外は担当者のみで判断することを禁止する。
2) 防止:CSR担当は、不適合の重大性を上記3により識別した後、社員一同に周知若しくは書
面にて回覧、かつ必要があればミーティング等を行う。
(軽微)については会社内のみでの周知でも可とする。
5.
記録
本不適合については、個別のCSR関係資料綴りに記載・保管し、他の担当者にも周知させつ
よう努める。
6.
検討
上記3識別の(重大)に関しては、常に別にミーティング等を設け、その後の顧客対応を含め検
討することとする。
7.
PDCA
本手順は、既策定CSRマネジメントにおける運用と一体し、PDCA化をより推進するものと
する。