■ はじめに ■ “楽しい出合いと学び”をテーマに「山中湖あみん 朝飯会(未来学会)」を35回続けました。 この間、大勢の講師の方をお招きして数々の興味ある お話しを伺い、朝食を共にしながら楽しく交流するこ とができました。 2000 年からは「富士山麓の自然と文化の再発見」を テーマに、ミニ学習や実地踏査、現地探査などを加え た「山麓探偵団」を企画し結成しました。 考えてみますと、「日本の心」「世界の富士山」な どと形容される富士山の麓に生活しながら、実は知ら ないことの多いのに驚きます。 また、近年の観光登山者の増大や、"開発"などによ る環境破壊の現状は、「美しい富士」とはおよそかけ 離れた現状を目の当たりにして、心傷めている方も多 いはずです。 遥かに富士山を眺めるとき、その"姿や形の美しさ" に心洗われます。 そして間近に生活するとき、富士山の雄大さと厳し さに身を正し、山麓の豊かな恵みに感謝します。 しかも、四季の彩り、水の豊かさ、野鳥のさえずり に囲まれて、林の中に、山奥に、里人の口伝に数多く の歴史のロマンを秘めています。 入団・参加の手続き < 団員資格 > 富士山麓の自然と文化に親しみと興味を持ち、 学ぶ意欲のある小学校高学年以上は誰でも可 <入 団 費> 1 年間 1,000 円(1 家族・1団体 主に通信費) <参 加 費> 一人 2,500円(傷害保険代を含む) < 探偵団活動 > 毎月 2 回(木・土)の定例活動のほか 企業研修やグループ活動で 5 名さま以上の場合、 オプション企画もご用意いたします。 < 申し込み > 電話・Fax・Eメールで事務局までお申し込み下さい < 探偵団パック > 宿泊の場合、スタッフ経営のペンションでは 「探偵団パック」 (参加費+宿泊費=割安)があります。 ご利用ください 「山麓探偵団」では、このような富士山麓周辺の未 知なる自然の美しさ、偉大さを学び、体験し、そこに 織り成された歴史のロマン等にも思いを馳せながら、 現代人の「未来への責任と可能性」を探っていこうと いうものです。 刻々と荒れ続ける自然環境への保全は、一刻も怠る べきではありませんが、「山麓探偵団」では、まず山 麓の豊かな自然を直接体験し、ロマンと文化に親しむ ことを目的とします。その過程の中で環境破壊や現代 人の心の荒廃も、きっと直視できるものと思われます。 事務局・お問い合わせ 〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野 1698 電話・Fax 0555−65−7023 URL http://www.mfi.or.jp/tantei-top Eメール [email protected] 楽しく学んで再発見! スタッフの紹介 山麓探偵団の活動 まず「ミニレクチャー」からはじまります フィールドに出る前に 自然との受信機を磨きましょう ○動物や植物の生態 ○自然界への心得 ○自然 を描くためのポイントと色作り ○自然の仕組み など、毎回興味あふれる話題は尽きません 富士山麓の豊かな自然環境 ・海抜 0メートルから 3,776mまでの植生変化 ・植生の発展段階を示す一大パピリオン ・多様な動物の生息空間 ・造山活動が残すダイナミックな地形 ・季節の変化が生み成す自然現象 ・山麓で暮らす人々の智恵 ・厳しい自然環境との調和 毎回テーマを決めて、そのつど担当団長が案内します ・伊藤 浩美 自然映像カメラマン 「足もとの自然を再発見しよう!がテーマです」 現在YBS「一億人の富士山」 伊藤浩美の富士山麓日記 担当 NHK 「生きもの地球紀行」 「樹海−富士が創った不思議の森」 撮影・製作スタッフ 実 地 踏 査 いよいよフィールドに出ます! 足元の自然を注意深く見てみましょう 微生物から巨木まで。そして昆虫から熊まで・・・ 自然に包まれた「今」という空間には 動植物の生命力の偉大さと ゆったりとした時間と空間の流れを感じます 主な担当団長 相手を知れば楽しさが倍増します 学 び 喜 び 発 見 ・木村 修 自然細密画家(ワイルドライフ・アーティスト) 「描くことで自然界の 仕組みが理解できます」 「巣と卵図鑑」 など動植物図鑑の画家 バードカービング制作 自然絵画・バードカーバビング教室 ガラリエオム主幹 共 感 親しみ ・戸高 雅史 アルピニスト 「山の世界に抱かれ動的瞑想を」 1996 年 K2に単独無酸素で登頂 慈しみ 1997 年 ヒマラヤ・チョモランマ 北西壁に単独無酸素で挑戦 【1995 年ブロードピークで 背後は K2】 運営スタッフ 樹海の森では 代表世話人 樋口 裕峯 ( 喫茶店・オーナー ) 動植物の生命力あふれた姿に驚かされます 運営世話人 三好 幸一 ( ペンション・オーナー ) 運営世話人 鈴木 千春 ( ペンション・オーナー ) 洞窟では何と出会えるかな 細密画の描法で観察をする 冬でも雪上レストランで楽しみます モリアオガエルの雄と雌 タマゴタケ
© Copyright 2024 ExpyDoc