平成27(2015)年度 英数学館小学校 イマージョンクラス 第 6 学 年 学年 6年生 教科 社 会 「社 週あたりの時間数 会」 3時間 担当 花山 潤弥 ◎国家・社会の発展に大きな働きをした先人の業績や優れた文化遺産について興 味・関心をもち、理解を深めることができる。 ◎わが国の歴史や伝統を大切にし、国を愛する心情がもてるようになる。 ◎日常生活における政治の働きとわが国の政治の考え方およびわが国と関係の深 学習指導の 到達目標 い国の生活や国際社会におけるわが国の役割が理解できるようになる。 ◎平和を願う日本人として世界の国々の人々とともに生きていくことが大切であること が自覚できるようになる。 ◎地図や年表などの各種の基礎的資料を効果的に活用し、調べたことが表現できる ようになり、広い視野から考える力をもつことができるようになる。 使用教科書 小学社会 6年上 楽しく学ぶ 小学生の地図帳 4・5・6年 最新 小学社会 6年下 版(帝国書院) (日本文教出版) 副教材 社会科資料集(ぶんけい) 大好き!福山~ふるさと学習~≪下巻≫ (福山市教育委員会) ☆授業スケジュール 単 元 名 ・ 教 材 名 1 ・歴史のとびらを開けよう 学 習 内 容 ◎国ができたころから現代までのあゆみを、時代を代 表する事柄や絵図や写真を手がかりに大まかに理 解することができる。 学 ・大昔のくらしと国の統一 期 ◎縄文時代と弥生時代のさし絵を手がかりに、このころ の時代について興味・関心をもつことができる。 ①大昔のくらし ◎三内丸山遺跡、登呂遺跡や吉野ヶ里遺跡などを調 べ、狩猟・採集と米作りのはじまったころの生活の様 子や小さなむらが大きなくにへと統一されていく社会 の変化をとらえることができる。 ②国が統一される ◎大仙古墳を調べ、やがて、大和朝廷により国土が統 一されたことをとらえることができる。 ・貴族の政治とくらし ◎奈良時代、平安時代の国の仕組みや政治、人々の 生活に関心をもつことができる。 1 ①新しい国づくりをめざす ◎大陸文化の取り入れ、大化の改新、大仏造営につい て調べ、天皇を中心とした政治が確立されたことをと らえることができる。 学 ②貴族が生み出した新しい文化 ◎藤原道長のくらしを調べることにより、力をもった貴 族による日本風の文化が発達したことをとらえること ができる。 期 ・武士による政治のはじまり ◎鎌倉時代、室町時代の武士が中心となった当時の 社会や人々の生活に関心をもつことができる。 ①源氏と平氏の戦いと鎌倉幕府 ◎源氏と平氏の争いについて調べ、貴族に代わって武 士が力をもつようになったこと。源頼朝が鎌倉幕府を 開き、武士による政治がはじまったこと。元との戦い で、その仕組みがくずれていったことをとらえることが できる。 ・今に伝わる室町の文化と人々の暮らし ◎世界遺産である金閣や銀閣などの代表的な建造物 や、水墨画などについて調べ、今に伝わる室町文化 が生まれたことをとらえることができる。 ①室町文化が生まれる ・天下統一と江戸幕府 ◎戦国時代、安土桃山時代、武士の対立から天下統 一した人物に関心をもつことができる。 1 ①信長・秀吉・家康と天下統一 ◎3人の武将の人物を調べることにより、信長が短期 間に領土を拡大したこと、秀吉が検地や刀狩を通し 学 て戦国の世を統一したこと、家康に天下が移っていく ことをとらえることができる。 期 ②江戸幕府による政治 ◎徳川家光について調べることにより、参勤交代、武 家諸法度、鎖国政策などにより、幕府の支配の仕組 みが固められたことをとらえることができる。 ・江戸の社会と文化・学問 ◎江戸時代の人々のくらしに関心をもつことができる。 ①人々のくらしのようす ◎それぞれの身分とくらしを調べることにより、支配者 である武士を中心とした身分制度のもとで人々がくら しの向上をめざしていたことをとらえることができる。 2 ②人文化と新しい学問 ◎近松門左衛門について調べることにより、町人文化 が栄えたこと。本居宣長や杉田玄白について調べる ことにより、国学・蘭学という新しい学問が盛んになっ たことをとらえることができる。 学 ・明治の新しい国づくり ◎明治時代の外国との関係や国内の動きに関心をも つことができる。 ①黒船の来航 ◎黒船来航を調べ、来航をきっかけに日本が開国した こと。また、その後、幕府への不満が高まり、天皇中 期 心の国づくりをめざす運動によって幕府が倒れてい ったことをとらえることができる。 ②新政府による政治 ◎新政府で中心となった人物を調べることにより、新し い政府が廃藩置県や四民平等などの改革を進め、 欧米の文化や制度を取り入れながら近代化を進め たことや、板垣退助・伊藤博文について調べることに より、日本が立憲政治を確立したことをとらえること ができる。 ・国力の充実をめざす日本と国際社会 ①大日本帝国憲法と条約改正 ◎明治政府の外国との関係について調べ、日本の近 代化の努力で不平等条約が改正されたこと、また、 日清・日露の戦争や韓国併合によって、中国や朝鮮 半島の人々に大きな損害を与えたことをとらえること ができる。 ②二つの戦争と人々の暮らしの変化 ◎国内産業の発達の様子について調べ、産業の発達 とともに働く人や公害の問題がおきたことをとらえる ことができる。また、野口英世の働きなどについて調 べ、科学の発展にともない、国際社会で活躍した人 がいたことをとらえることができる。 2 ・アジア・太平洋に広がる戦争 ◎大正・昭和初期の時代、戦争へとつき進んでいった 当時の日本の様子について関心をもつことができ る。 ①戦争への道 学 ◎1930年代の世界と国内の様子を調べ、戦争への道 を歩んだ経緯や戦場の広がりとともに、戦争によって アジア・太平洋地域の人々に大きな被害を与えたこ とをとらえることができる。 ②戦争と人々のくらし 期 ◎戦争体験者からの聞き取り活動を通して、戦争中の 国民の生活の変化や、戦争が国民の生活に大きな 影響を与えたことをとらえることができる。 ・新しい日本へのあゆみ ◎戦後について、戦後の人々のくらしや社会の仕組み の変化に関心をもつことができる。 ①新しい日本への出発 ◎敗戦直後の学校や買出し風景の写真を手がかりに、 当時の厳しい生活の様子や戦後の改革から、連合 国軍の指令のもとに日本政府が改革を進めていった 経緯や、日本国憲法と独立の過程、日本が民主的な 国家として再出発したことをとらえることができる。 ②平和で豊かな国をめざして ◎日本が独立したころからの社会の動きや人々のくら しについて調べ、国民生活が豊かになったことや、国 際社会のなかで重要な役割を果たしていることをとらえ ることができる。 ・政治を学習するにあたり ◎人々の願いが政治の働きと結びつきがあることにき づくことができる。 ・わたしたちの願いと政治のはたらき ◎人々の願いを実現していく地方公共団体や国の政治 の働きや、それをささえる税金の役割をとらえること ができる。 3 ・わたしたちのくらしと憲法 ◎日本国憲法の基本的な考え方が国のきまりや政治 の働きの柱になっていることをとらえることができる。 ・国際社会を学習するにあたり ◎世界の人々のくらしやわたしたちの役割に関心をも つことができる。 学 ・日本とつながりの深い国々 ◎わが国と経済や文化の面などでつながりの深い国々 の生活の様子を調べることにより、外国の人々ととも に生きていくためには、異なる文化や習慣を理解し あうことが大切であることをとらえることができる。 期 ・国際連合のはたらきと日本人の役割 ◎国際連合の働きについて調べ、日本もその重要な一 員として国際平和の実現に努力していること、国際 連合が地球環境問題にも取り組んでいることをとら えることができる。 ◎日本の国際交流や協力について調べ、その意義や 活動の姿をとらえるとともに、国際社会の平和と発展 のために、今後果たさなければならない責任や義務 について考えることができる。 ・日本という国の歴史を知り、どのようにして今日がつくられてきたかを理解する。 ・各時代のポイントを自分なりにまとめることができる。 身につける 能力・評価の 基準と方法 ・日本の国はどのようにして動いている(政治)を理解する。 ・世界の中の日本の立場が理解できる。 ◎各単元を学習し終えたら単元確認テストを行う。日々の授業で書いたノートもチェック する。また、表現力は、日記や作文を参考にする。 授業は基本的に、社会的事象についての疑問を持たせ、事実同士の関係を明らかにし ていくように進めていく。子どもたちが、推論、比較、理由付け、関連づけなどの論理的思 考ができるように仕向けていきたい。また、調べたことを友達と共有し、交流する時間も設 先生の思いと熱意 ける。この過程では、資料や考えを示したノートなどを指し示しながら説明する活動や、 「~が~なのは~からだ」という理由付けの話形、「~と~は~の関係がある」という関係 付けの話形を用いながら話し合う活動を進めていく。 家庭では、ニュースを見ていただきたいです。毎朝、朝の会で、教育的なニュースを共 保護者への 有しています。子どもたちに社会情勢に目を向けさせる意図があります。社会の中にお お願い ける自分の在り方を認識するために必要なことです。また、「六年生の社会科は、歴史的 家庭学習の内容 分野が多くを占めています。歴史に関する読み物、マンガやテレビ番組、映画などを提示 し、子どもにとって歴史を学ぶことが楽しいと思うように仕向けていただきたいです。 ※学級の実態に応じて、単元を入れかえたり軽重をつけたりする場合があります。 無断複製転載を禁ずる。 Copyright reserved © 2015
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