共通選択科目

科目名
看護研究方法論Ⅰ
担当教員
河口てる子、石﨑智子
分
共通選択科目
単位数
2
単位
前期
時間数
30
時間
野
開講時期
選択必修
選択
オフィス 河口:要Eメール予約
ア ワー
石﨑:火曜 17:00~19:00
■ 授業の目的
基本的な研究方法とその研究プロセスを学習し、同時に研究者の責任(マナー)や倫理的配慮について
理解する。研究方法概論を論じた後、基本的研究方法を量的研究方法と質的研究法に分け、それぞれに
その特徴とプロセスを学習する。
■ 授業の概要
プレゼンテーションおよびディスカッションを中心に行う。演習を取り入れることもある。
回
授業内容及び方法
担当
1.授業概要(質的・量的研究)、授業課題(研究倫理)
河口
2.研究方法概論:帰納的・演繹的研究、概念・モデル・理論・法則、研究方法の種類
河口
3.量的研究方法:研究デザイン(関連検証、関連探索、因子探索、実態調査)
4.量的研究方法:調査研究のプロセス
河口
河口
5.量的研究方法:実験研究法(実験、準実験、前実験)
6.量的研究方法:実験のプロセス
7.量的研究方法:実験以外の因果関係検証方法(パス解析、パネル調査、コホート調査)
8.量的研究方法:測定用具の開発(尺度開発プロセス、信頼性・妥当性検討方法)
9.修士論文の書き方、論文構成
河口
河口
河口
河口
石﨑
10.研究倫理
石﨑
11.質的研究方法:質的研究のプロセス
12.質的研究方法:エスノグラフィー、アクション・リサーチ、フィールド・スタディ
石﨑
13.質的研究方法:事例研究
石﨑
14.質的研究方法:現象学的アプローチ、解釈学的方法論
石﨑
15.質的研究方法:象徴的相互作用論およびグランデット・セオリー・アプローチ
石﨑
石﨑
■ 教材・テキスト
特に指定はしない。
■ 参考書
授業中に、適宜提示する。
■ 成績評価の方法および採点基準
プレゼンテーション(40%)、討議への参加(20%)、およびレポート(40%)で評価する。
■ 教員からのメッセージ
主体的な参加を期待する。
- 127 -
科目名
看護研究方法論Ⅱ
担当教員
河口てる子、石﨑智子
分
共通選択科目
単位数
2
単位
後期
時間数
30
時間
野
開講時期
選択必修
選択
オフィス 河口:要Eメール予約
ア ワー
石﨑:火曜 17:00~19:00
■ 授業の目的
学習した基本的研究方法(量的研究方法、質的研究方法)の妥当性と信頼性の見地から、各自が収集した国内
外の研究論文および各自が作成した研究計画書をクリティークし、研究を評価する能力を養う。
■ 授業の概要
プレゼンテーションおよびディスカッションを中心に行う。
回
授業内容及び方法
担当
1.オリエンテーション、課題の提示
河口
2.量的研究方法:院生作成研究計画書のクリティーク1
河口
3.量的研究方法:院生作成研究計画書のクリティーク2
4.量的研究方法:実験研究論文のクリティーク1
5.量的研究方法:実験研究論文のクリティーク2
6.量的研究方法:調査研究論文のクリティーク1
7.量的研究方法:調査研究論文のクリティーク2
8.量的研究方法:尺度開発論文・その他の論文のクリティーク
河口
河口
河口
河口
河口
河口
9.質的研究方法:院生作成研究計画書のクリティーク1
10.質的研究方法:院生作成研究計画書のクリティーク2
11.質的研究方法:事例研究論文のクリティーク1
12.質的研究方法:事例研究論文のクリティーク2
13.質的研究方法:個別インタビューによる論文のクリティーク
14.質的研究方法:フォーカスグループインタビューによる論文のクリティーク
15.質的研究方法:参加観察法による論文のクリティーク
石﨑
石﨑
石﨑
石﨑
石﨑
石﨑
石﨑
■ 教材・テキスト
特に指定はしない。
■ 参考書
授業中に、適宜提示する。
■ 成績評価の方法および採点基準
プレゼンテーション(40%)、討議への参加(20%)、およびレポート(40%)で評価する。
■ 教員からのメッセージ
主体的な参加を期待する。
- 128 -
科 目 名
情報処理学
担当教員
中岡良司
分
共通科目
単 位 数
2 単位
前期
時 間 数
30 時間
野
開講年次
選択必修
選択
オフィス
火曜日17:00-18:00
ア ワ ー
■ 授業の目的
大学院の授業で必要となる情報処理の基礎技術を学ぶとともにデータ処理に必要な統計学の
基礎知識とパソコンによる統計処理技術を修得することを目的とする。
■ 授業の概要
授業は情報処理演習室で1回2時限を連続して実施する。まず基礎理論を学習し、毎回の課題
をパソコンを使って処理して提出する。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
担当
1.情報処理基礎
・ワープロ ・インターネット ・エクセル ・パワーポイント
2.基礎統計学
・平均値 ・分散 ・相関 ・回帰 ・グラフ
3.推測統計学
・母集団 ・推定 ・t検定 ・U検定 ・カイ2乗検定
4.多変量解析
・重回帰分析 ・判別分析 ・因子分析 ・主成分分析 ・数量化理論
5.アンケート調査の企画と実施
・調査の企画 ・調査票の設計 ・データシート ・コーディング ・クリーニング
6.アンケート調査データの分析
・数量データの集計 ・質的データの集計 ・複数回答データの集計
7.アンケート調査データの分析
・回帰分析 ・クロス集計 ・2群の母平均の差の検定 ・多変量解析
■ 教材・テキスト
指定しない。必要に応じてプリントを配付する。
■ 参考書
特に指定しない。授業中に紹介する。
■ 成績評価の方法および採点基準
レポート80%、小テスト20%
■ 教員からのメッセージ
パソコンの基本操作および高校の数学の理解を前提としています。苦手の人は予習・復習に力を
入れてください。
- 129 -
科 目 名
看護理論
担当教員
河口 てる子
分
共通選択科目
単 位 数
後期
時 間 数
野
開講時期
選択必修
2
単位
30 時間
選択
オフィス 河口:要Eメール予約
ア ワ ー
[email protected]
■ 授業の目的
看護実践の基盤となる看護の諸理論について学習する。授業では、看護実践・研究に影響を及ぼ
してきた理論と思想の変遷を理解し、その存在論的、認識論的、方法論的前提を分析する。理論
への批判的検討を通して、看護の理論的基盤を模索する。
■ 授業の概要
プレゼンテーションおよびディスカッションを中心に行う。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
1.看護理論-概念と重要性
2.看護理論の歴史的発展過程
3.理論構築の基礎:概念分析
4.理論構築の基礎:理論構築法
5.理論分析の実際:フローレンス・ナイチンゲール
6.理論分析の実際:ヴァージニア・ヘンダーソン
7.理論分析の実際:イモジーン・M・キング
8.理論分析の実際:シスター・カリスタ・ロイ
9.理論分析の実際:ドロセア・E・オレム
10.理論分析の実際:ヒルデガード・E・ペプロウ
11.理論分析の視点と評価基準
12.理論発表&クリティーク
13.理論発表&クリティーク
14.理論発表&クリティーク
15.理論発表&クリティーク
■ 教材・テキスト
特に指定はしない。
■ 参考書
参考文献は、授業中に、適宜、紹介する。
■ 成績評価の方法および採点基準
プレゼンテーション(40%)、討議への参加(20%)、およびレポート(40%)で評価する。
■ 教員からのメッセージ
主体的な参加を期待する。
- 130 -
担当
科 目 名
看護倫理
担当教員
石﨑 智子
分
共通選択科目
単 位 数
2 単位
前期
時 間 数
30 時間
野
開講時期
選択
選択必修
オフィス
ア ワ ー
随時:事前予約
■ 授業の目的
1.看護職に関連する主な倫理的課題に対する基礎知識を獲得する。
2.看護倫理の意味、倫理原則や多様な価値観、医療現場が抱える倫理的課題について理解する。
3.看護の場で遭遇する倫理的ジレンマの特徴を理解し、乗り越えるための方法を学ぶ。
■ 授業の概要
講義による基礎知識の教授だけではなく、プレゼンテーションおよび討議やディベートを
取り入れる。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
1 医療・看護の現場における倫理的ジレンマとその特徴(講義と討議)、ディベート(講義)
2 倫理の概念、倫理原則(1)(講義と討議)
3 倫理の概念、倫理原則(2)(講義と討議)
4 看護と倫理(1):ナーシング・アドボカシー(プレゼンテーションと討議)
5 看護と倫理(2):インフォームド・コンセント(プレゼンテーションと討議)
6 看護と倫理(3):倫理綱領と看護(プレゼンテーションと討論)
*ニュンベルク網領、ヘルシンキ宣言、アメリカでの消費者運動、公民権運動等
7 看護と倫理(4):患者の権利と自己決定権(プレゼンテーションと討議)
8 倫理理論 (プレゼンテーションと討議)
*道徳論、功利主義、義務論など
9 看護倫理とCNSの役割(プレゼンテーションと討議)
10 看護実践における倫理的課題(1):生殖補助医療に伴う倫理的課題(ディベート)
11 看護実践における倫理的課題(2):出生前診断に伴う倫理的課題(ディベート)
12 看護実践における倫理的課題(3):脳死と死の再定義(ディベート)
13 看護実践における倫理的課題(4):臓器移植と倫理、臓器移植法(ディベート)
14 看護実践における倫理的課題(5):安楽死と尊厳死(ディベート)
15 看護実践における倫理的課題(6):延命治療と看護(ディベート)
■ 教材・テキスト
特に指定はしない。
■ 参考書
1.石井トク『看護の倫理学 第2版』丸善
2.松木光子編集『看護倫理学-看護実践における倫理的基盤』ヌーベルヒロカワ
3.小西恵美子編集『看護倫理』南江堂
4.木村利人編『バイオエシックスハンドブック』法研
5.今井、香川編『バイオエシックス入門』東信堂
■ 成績評価の方法および採点基準
レポート(40%)、プレゼンテーション(30%)、討議への参加(30%)により評価します。
■ 教員からのメッセージ
日常から倫理的な問題に興味をもって生活し、授業への自主的な参加を期待する。
- 131 -
担当
石﨑
科 目 名
看護教育論
選択必修
担当教員
分
野
開講年次
共通選択科目
単 位 数
2 単位
後期
時 間 数
30 時間
選択
オフィス
ア ワ ー
■授業の目的とねらい
■キーワード
回
授 業 内 容 及 び 方 法
平成27年度は開講せず
■テキスト
参考図書
■成績評価の方法
■教員からのメッセージ
- 132 -
担当
科 目 名
コンサルテーション論
担当教員
塚本容子・松澤由香里
分
共通選択科目
単 位 数
後期
時 間 数
野
開講時期
2
単位
選択必修
選択
オフィス
ア ワ ー
講義時および
30 時間
直接連絡
■ 授業の目的
専門看護師(CNS)の役割において核となるコンサルテーションの定義・特徴を理解し、
看護におけるコンサルテーションのプロセスが理解できる。コンサルテーションの過程に沿
って、コンサルテーション案の立案ができ、その中でコンサルテーション活動に関して理解
できる。また、この講義を通して、プレゼンテーション能力を高めることができる。
■ 授業の概要
講義による知識の教授、プレゼンテーションおよびディスカッションを取り入れる。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
担当
塚本
1-2回 コンサルテーション概論
コンサルテーションの定義、看護におけるコンサルテーションの特徴
コンサルテーションの過程の概要
3-4回 CNSにおけるコンサルテーション:役割と必要とされるスキル
アセスメント:問題の明確化、行動計画、チームビルディング
評価方法、コンサルテーションの終了
5-6回 倫理コンサルテーション
倫理コンサルテーションとは何か?
倫理コンサルテーション演習
7回 コンサルテーションの倫理的側面
倫理スタンダード、倫理的に問題となる状況
塚本
塚本
塚本
塚本
8回 コンサルテーションの実際
9-10回 看護におけるコンサルテーションの実際のプロセス:事例検討
コンサルテーション案の立案
11回 CNSの行うコンサルテーションについて
12-13回 文献検討…日本・海外の文献検討
塚本
松澤
松澤
14-15回 CNSが行ったコンサルテーション事例についての検討
松澤
■ 教材・テキスト
・Zuzelo. P.(2007). The Clinical Nurse Specialist Handbook. Jones & Bartlett. Pub.
■ 参考書
・Norwood, P.(2003). Nursing Consultation: Framework for Working Communities, 2nd ed.
・Hamric, A., Spross. J., & Hanson, C.(1996): Advanced Nursing Practice :Integrative
approach ,1nd ed. Saunders.
・その他、文献を随時配布いたします。
■ 成績評価の方法および採点基準
レポート(50%)、プレゼンテーション(30%)、討議への参加(20%)により評価します。
■ 教員からのメッセージ
自主的で、積極的な参加を期待する。
- 133 -
科 目 名
フィジカルアセスメント
担当教員
山崎弘資、伊藤善也
分
共通選択科目
単 位 数
後期
時 間 数
野
開講年次
選択必修
2
単位
30 時間
選択
オフィス
伊藤:火曜17-19
ア ワ ー
山崎:月曜15-17:30
■ 授業の目的
今日の看護師は、視診・触診・聴診といった臨床医学的能力をある程度持たなければ、問題解決や
ケア計画を実践することはできない。拡大する看護師の役割の中で、今までより高い診断能力を持
つことは、高度医療の中で看護を遂行するため、また、患者の生命を守り、ケアの質をより一層高
めるために重要である。
■ 授業の概要
看護師に必要な診断の知識と技術について科学的にアプローチしていく。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
担当
1.全身のみかた(1)
山崎、伊藤
2.全身のみかた(2)
山崎、伊藤
3.甲状腺・乳房のみかた
山崎
4.呼吸器系のみかた(1)
山崎
5.呼吸器系のみかた(2)
山崎
6.循環系器のみかた(1)
山崎
7.循環器系のみかた(2)
山崎
8.腹部のみかた(1)
山崎
9.腹部のみかた(2)
山崎
10.神経系のみかた(1)
11.神経系のみかた(2)
12.小児のみかた(1)
13.小児のみかた(2)
14.高齢者のみかた(1)
15.高齢者のみかた(2)
伊藤
伊藤
伊藤
伊藤
山崎
山崎
■ 教材・テキスト
■ 参考書
フィジカルアセスメント ナースに必要な診断の知識と技術 (医学書院)
■ 成績評価の方法および採点基準
口答試問
■ 教員からのメッセージ
授業は演習形式で行う。
- 134 -
科 目 名
病態生理学
担当教員
伊藤善也、山崎弘資
分
共通選択科目
単 位 数
2 単位
後期
時 間 数
30 時間
野
開講年次
選択必修
選択
オフィス
ア ワ ー 伊藤:火曜17-19
山崎:月曜15-17:30
■ 授業の目的
患者が示す症状と所見を適確に判断するために病態生理学を学び、看護過程を適切に展開するための基
礎的な判断力を身につける。
■ 授業の概要
本講では、疾病を引き起こす病態を症状、理学所見および検査結果という切り口から迫り、その成り
立ちを理解するために解剖学、生理学や病理学の知識を再構成し、病態を統合的に理解する。さらに
症例検討を通じてその知識を実践的な看護へと展開する方法論を築く。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
担当
本講は、講義およびディスカッションによって進める。
1 病態生理学を学ぶための基礎知識
伊藤
2 免疫による防御のしくみとその異常
伊藤
3 血液のはたらきとその異常
伊藤
4 循環のしくみとその異常
伊藤
5 呼吸のしくみとその異常
伊藤
6 消化・吸収のしくみとその異常
伊藤
7 腎・泌尿器のはたらきとその異常
伊藤
8 内分泌・代謝のしくみとその異常
伊藤
10 脳・神経、筋のはたらきとその異常
伊藤
11 消化器疾患の病態生理・病理
山崎
12 循環器疾患の病態生理・病理
山崎
13 呼吸器疾患の病態生理・病理
山崎
14 侵襲に対する生体反応の病態生理・病理
山崎
15 がんの病態生理・病理
山崎
■ 教材・テキスト
プリントを配布する。
■ 参考書
■ 成績評価の方法および採点基準
授業への取り組み、レポートにより、総合的に評価する。
■ 教員からのメッセージ
症状の成り立ちを理解するためには重要な科目です。病態の関連性を探究する姿勢をみにつけ
てください。
- 135 -
科 目 名
臨床薬理学
担当教員
根本昌宏
分
共通選択科目
単 位 数
2 単位
後期
時 間 数
30 時間
野
開講時期
選択必修
選択
オフィス
ア ワ ー
水曜日
16:00~19:00
■ 授業の目的
医療行為の中で薬物治療の占める割合はきわめて高い。薬物療法を有効かつ安全に行うためには、個々
人の特性と使用する薬剤の特性とを的確に判断する必要がある。臨床薬理学は薬と生体とを総合的に把
握し、合理的な薬物療法を考える。
■ 授業の概要
薬物が生体に作用する臨床薬理学的な考えとしてPK/PDパラメータが存在する。また遺伝子診断の発達
により、遺伝子の相違によって薬物療法の個別化が可能となってきた。それらの概要を把握しながら、
現在使用されている薬剤情報と患者事例を用いて、合理的薬物療法を達成するための手法を学ぶ。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
1
薬物療法とは-看護の視点から-
2
Pharmaco Kinetics(PK)薬力学の概説
3
薬理作用、用量-反応関係、受容体と薬理作用
4
薬物の様々な作用機序
5
薬理作用に影響する生体側の諸因子:遺伝学的指標を踏まえて
6
PK パラメータから見た薬物相互作用
7
Pharmaco Dynamics(PD)臨床薬物動態学の概説
8
薬物の投与経路と体循環、薬物の体内運命、DDS、TDM
9
薬物血中濃度からの投与計画立案
10
体内動態学の治療への応用
11
薬物体内動態学の解析をする上で考慮すべき問題点
12
合理的薬物療法を達成するために必要な知識
13
臨床薬理学に基づく代表的薬剤情報
14
有害反応の変動要因(先天性、後天性、加齢)
15
合理的薬物療法を行うための看護ケア
■ 参考書
病態生理に基づく臨床薬理学:David E. Golan Jr., Armen H. Tashjian
臨床薬理学 第3版:日本臨床薬理学会
NEW薬理学 改訂6版:田中千賀子、加藤隆一
■ 成績評価の方法および採点基準
■ 教員からのメッセージ
- 136 -
担当
根本
科 目 名
身体運動科学
担当教員
山本憲志
分
共通選択科目
単 位 数
2 単位
後期
時 間 数
30 時間
野
開講年次
選択必修
オフィス
ア ワ ー
選択
随時
■ 授業の目的
身体運動は生活習慣病対策や介護予防に重要な役割を担っている。本講は個人及び集団の健康
の保持・増進に必要な身体運動を科学的に支援できる能力を養う事を目標する。
■ 授業の概要
本講は先行研究のクリティークと文献レビューを通して、健康の保持・増進に関連した健康運動
分野における研究の動向や課題を把握し、それらについてのプレゼンテーションやディスカッショ
ンを中心に行い、実験を行う場合もある。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
担当
1 健康への運動・スポーツ科学の役割と寄与
2 運動不足病
3 運動不足に対する国際的警鐘のはじまり
4 正しいダイエットと運動
5 生活習慣病予防と運動・体力
6 生活習慣病の病態改善と運動・体力
7 生活習慣病の予防と改善のための効果的運動
8 メタボリック・シンドロームの予防と改善のための効果的運動
9 ロコモーティブ・シンドロームの予防と改善のための効果的運動
10 介護予防と身体運動
11 骨粗鬆症の予防と運動効果
12
転倒予防運動
13 認知症予防を目指した運動
14 筋力低下・虚弱高齢者への運動指導
15 肥満者への運動指導
■ 教材・テキスト
特に指定しない。関係書籍・論文等を広く活用
■ 参考書
田口貞善 監修 「健康・運動の科学 介護と生活習慣病予防のための運動処方」 講談社サイエ
ンティフィク
■ 成績評価の方法および採点基準
授業への取り組み(20%)、プレゼンテーション(40%)・レポート(40%)等により、総合的
に評価する。
■ 教員からのメッセージ
健康の保持・増進には身体運動が欠かせません。医療従事者として、その正しい知識を身に付け
多くの人々の健康の保持・増進に貢献できるようにしましょう!
- 137 -
科 目 名
応用形態機能学
担当教員
大 森 行 雄
分
共通選択科目
単 位 数
後期
時 間 数
野
開講年次
選択・必修
2
単位
30 時間
選 択
オフィス 木曜日
ア ワ ー
16:00-17:00
■ 授業の目的
形態機能学では人体の構造と機能をより専門的で高度な視点から学ぶために、人体の基本である細胞
や組織、器官の発達、老化、病気、再生を理解し、高度な形態機能を習得する。
■ 授業の概要
発生学に基づく人体の成り立ちとその構造を学ぶ。また各組識の細胞内小器官の特徴およびその形
態と機能について学ぶ。さらに生体の正常時と障害時の生理的メカニズムについても理解する。
回
授 業 内 容 及 び 方 法
担当
1
細胞内の構造と機能
大森
2
組織の構造と機能
大森
3
骨の成長と老化について
大森
4
筋組織の構造と収縮メカニズムについて
大森
5
口腔、咽頭、食道の構造と機能
大森
6
胃、小腸、大腸の構造と機能
大森
7
膵臓、肝臓の構造と機能
大森
8
鼻腔、気道、気管、肺の構造と機能について
大森
9
心臓の発達と機能について
大森
10 血管の構造と病気について
大森
11 尿の生成過程、腎臓と尿路系の構造と機能について
大森
12 男性、女性の生殖器の構造と性ホルモンについて
大森
13 受精、着床のメカニズム、胚の発生と発達について
大森
14 脳と脊髄の構造と病気について
大森
15 末梢神経系の構造と再生機能について
大森
■
教材・テキスト
特に指定はありません。こちらで用意するプリントを中心に講義を行ないます。
■
参考書
特に指定はありません。
■
成績評価の方法および採点基準
テスト(80%)、レポート(20%)で評価します。
■
教員からのメッセージ
活発な質問や議論を期待しています。
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