mAb の定量と幅広い選択性 - Agilent Technologies

Agilent Bio-Monolith Protein A、Protein G
アフィニティカラム
mAb の定量と幅広い選択性
AGILENT BIO-MONOLITH PROTEIN A、PROTEIN G アフィニティカラム
mAb 抗体価の迅速かつ正確な測定
詳細な解析のために少量の生産物候補を精製し、モノクローナル抗体 (mAb) の抗体価を測定することは、
経済的な生産プロセスを開発するために不可欠です。
Agilent Bio-Monolith Protein A、Protein G カラムは、メソッド開発、メソッドの最適化、製品製造のどの条件下で
も、常にきわめて高い性能を発揮します。これらのカラムはプロセス開発中の抗体価の測定、細胞クロー
ンの選択、発酵条件の最適化、生産時の最適な採取時間の決定に最適です。これにより、正しい細胞株の
選択と採取時間の識別を確実なものにして、プロセスの生産量と経済性を向上させることができます。
• 高速の分離によりメソッド開発時間の短縮とコストの
削減が可能になり、生成物が得られる範囲が広がります。
• 高い結合能力により関連する濃度範囲にわたって抗体
• 長いカラム寿命、クルードなサンプルを使用する場合でも
価を決定し、さらなる特性解析のための精製を可能に
目詰まりが最小限に抑えられるため、カラムのクリーニングや
します。
交換の頻度が少なくてすみます。
広い濃度範囲
2000
8000
250
7000
0.2 mg/mL
200
0.1 mg/mL
50
0.05 mg/mL
0.02 mg/mL
0
1.2
1.4
1.6
R 2 = 0.9999
6000
150
100
Agilent Bio-Monolith Protein A、
Protein G カラムは、再現性の
9000
300
面積
2500
最適化された形状
0.5 mg/mL
mAU
mAU
高いアフィニティクロマト
5000
4000
グラフィーに必要となる
3000
1.8
2
2.2
2.4
min
1500
2000
高い容量と性能を提供します。
1000
0
0
0.2
0.4
0.6
0.8
1
1.2
濃度 (mg/mL)
1.4
1.6
1.8
2
1000
2 mg/mL
1mg/mL
0.5 mg/mL
0.2 mg/mL
0.1 mg/mL
0.05 mg/mL
0.02 mg/mL
500
0
0.5
1
1.5
2
2.5
3
3.5
4
分
図 1. Agilent Bio-Monolith Protein A カラムを使用した、CHO 細胞に見られ
る代表的な mAb 抗体価範囲での IgG1 定量の直線性
2
• 新しい Bio-Monolith Protein G カラムを使用すれば、
IgG サブクラスについて幅広い選択性を提供します。
AGILENT BIO-MONOLITH PROTEIN A、PROTEIN G アフィニティカラム
大容量による信頼性の高い真度
実証された特異性
mAU
1000
ベースラインの拡大
0.25
0.5
0.75
1
1.25
1.5
1.75
2
2.25
分解物のタンパク質
200
0
min
0
0.25
0.5
0.75
1
1.25
1.5
1.75
2
分
2.25
0.113
吸光度 (UV 280 mm)
600
mAU
250
200
洗浄
150
100
溶出
800
80
600
60
400
40
0
IgG1
フロースルー (8 µm)
100
200
再平衡化
50
0
120
ピーク 1
ピーク 2
0
0.5
1
分解物のタンパク質に IgG1 が含まれる
0
0.25
0.5
0.75
1
1.25
1.5
1.75
2
分
2.25
リテンションタイム (分)
説明:
1.5
% グラジエント
1000
B
1200
mAU
80
60
40
20
0
1400
相対吸光度 (mAU)
A
20
2
2.5
3
0
時間 (分)
レーン 1: 分離前の全血清
図 2. Agilent Bio-Monolith Protein A カラムを使用して細胞培地の
レーン 2: IgG 標準
上清から IgG1 をすばやく特定して取り込みました。(A) Escherischia
coli 細胞分解物上清 (2 µg の IgG1 と 38 µg の細胞分解物タンパク質の
合計約 40 µg) をカラムにロードしました。
レーン 3: ピーク 1 (フロースルー分画)
レーン 4: ピーク 2 (タンパク質 A 結合分画、IgG1 および IgG2 など)
図 4. Bio-Monolith Protein A カラムを使用してヒト血漿中の
長いカラム寿命
ヒトポリクローナル IgG を迅速に定量化しました。IgG は結合され
100 % バッファ B のステップグラジエントを適用したところ、IgG は
1900
1.5 分に溶出しました。
1700
ピーク面積
1500
1300
1100
900
700
500
300
100
0
100
200
300
400
500
注入回数
600
700
800
900
1000
図 3. Agilent Bio-Monolith Protein G カラムの寿命が、1000 サイクル以上に
わたる IgG3 の結合と溶出で示されています。ピーク面積の再現性は
IgG3 抗体価の正確な定量化を可能にします。
3
分離の課題を解決する
高性能な Agilent ソリューション
製品情報
Agilent Bio-Monolith Protein A、Protein G カラム
価格 (税別)
品名
部品番号
Bio-Monolith Protein A、4.95 x 5.2 mm
5069-3639
171,000
Bio-Monolith Protein G、4.95 x 5.2 mm
5190-6900
162,000
限りなく優れた技術 –
Agilent 1200 Infinity シリーズ LC
ルーチン分析用の LC システムから、高度な高分離能 LC/MS シス
テムまで、Agilent 1200 Infinity シリーズは究極 の 分離能と感度を
提供します。単位時間あたりの分離能力は大幅に向上し、システ
ム間の容易なメソッド変換を確実に実現します。メソッドの再開発
や再バリデーションは不要です。
詳細情報
ホームページ
www.agilent.com/chem/jp
高速で一貫性の高い生体分子の特性評価 –
Agilent AdvanceBio カラム
Agilent AdvanceBio カラムは、ペプチドやタンパク質の分離および特
性評価において一貫した高品質 の 性能を提供します。これらの 最
カストマコンタクトセンタ
先端のカラムでは、精度と生産性を高め、分析を妨げる可能性の
0120-477-111
[email protected]
の保証も付いています。
ある干渉を排除します。カラムは厳密にテストされ、また、60 日間
詳しくは agilent.com/chem/jp をご覧ください。
本資料掲載の製品は、すべて研究用です。その他の目的には
ご利用になれません。
本資料に記載の情報は、予告なしに変更されることがあります。
本文書掲載の機器類は薬事法に基づく登録を行っておりません。
アジレント・テクノロジー株式会社
© Agilent Technologies, Inc. 2015
Published in Japan, May 23, 2015
5991-5961JAJP