「南海トラフ巨大地震 亜炭鉱跡防災モデル事業」の 地盤ぜい弱性調査

平成27年1月8日(木)
所
御嵩町役場
属
名
担
亜炭鉱廃坑対策室
鍵
谷
当
和
電
話
0574-67-2111
(内線 2173)
宏
「南海トラフ巨大地震 亜炭鉱跡防災モデル事業」の
地盤ぜい弱性調査結果について
昨日(1月7日)開催された「亜炭鉱跡問題対策委員会」において、以下のとおり地盤
ぜい弱性に関する危険度判定が行われ、その結果 について(公財)岐阜県産業経済振興セ
ンタ-より通知がありましたので お知らせします。
なお、判定結果の概要と、 防災工事の工法については以下のとおりです。
記
第3期計画地区(御嵩町比衣地内の民間宅地)における判定結果
○
第3期計画地区1.8haの中で、道路や農地等を除き、宅地として利用されている
9,680㎡に地下空洞が存在。
○ このすべてについて“レベル1”(地盤のぜい弱性が極めて高い)と判定。
→ 引き続き、御嵩町がモデル事業の基金を活用し防災工事を実施。
○ 防災工事の工法:限定充填工法 (第1期及び第2期計画地区と同じ工法)
■第3期計画地区(御嵩町比衣地内の民間宅地)の調査結果
確認した空洞数
亜炭層上端深度
空洞高 (m)
面 積 (㎡)
(箇所)
~5m
2
2.60
5~10m
4
1.05 ~ 2.60
5,445
10~15m
2
0.90 ~ 2.20
3,485
計
8
0.90 ~ 2.60
9,680
判
定
750
レベル1
参考:地盤ぜい弱性判定による危険度区分
レベル1・・・震度6弱の地震により直ちに陥没するほど地盤のぜい弱性が高い地点
→モデル事業の基金を活用し、防災工事を実施。
レベル2 ・・・ 直ちにとはいえないまでも、震度6弱~5弱の地震により陥没する蓋
然性が高い地点
→国土交通省の特殊地下壕等対策事業を申請し、防災工事を実施。
レベル3・・・レベル1又はレベル2以外の地点