下水道管路施設の地震対策

下水道管路施設の地震対策
下水道管路施設の地震対策
~地震に強いまちづくりのために~
~下水道施設の地震・津波対策~
下水道管路施設の地震対策
~下水道施設の地震・津波対策~
下水道管路施設の耐震化は実施されていますか?
●下水道管路施設の耐震化は実施されていますか?
●下水道管路施設の耐震化は実施されていますか?
近年の大規模地震で下水道管路施設が甚大な被害を受けています。
近年の地震と下水道管路施設の主な被害
近年の大規模地震で下水道管路施設が甚大な被害を受けています。
発生年
名称
主な被害
近年の地震と下水道管路施設の主な被害
地震動や液状化による側方流動による被害
主な被害
⇒マンホール接続部や管本体の破損
1995年
兵庫県南部地震
地震動や液状化による側方流動による被害
埋戻し土の液状化被害
⇒マンホール接続部や管本体の破損
2004年
新潟県中越地震
⇒マンホールの突出、掘削部路面沈下
2004年
新潟県中越地震
埋戻し土の液状化被害
埋立地等における広域的な周辺地盤の液状化被害
⇒マンホールの突出、掘削部路面沈下
2011年
東北地方太平洋沖地震
⇒管の抜け出しによる土砂堆積、マンホール躯体ずれ等
2011年
東北地方太平洋沖地震
埋立地等における広域的な周辺地盤の液状化被害
地震動による地盤変動による被害
⇒管の抜け出しによる土砂堆積、マンホール躯体ずれ等
2016年
熊本地震
⇒マンホール接続部や管本体の破損
2016年
熊本地震
地震動による地盤変動による被害
⇒マンホール接続部や管本体の破損
下水道管路施設は、都市機能を支える重要なライフラインであり、発災時には次の目標を達成するた
発生年
1995年
名称
兵庫県南部地震
め、地震対策が必要となります。
下水道管路施設は、都市機能を支える重要なライフラインであり、発災時には次の目標を達成するた
①人命を守る ②公衆衛生の確保 ③浸水の防除 ④生活環境の保全
め、地震策が必要となります。
⑤応急対策活動の確保 ⑥公共用水域の水質保全
①人命を守る ②公衆衛生の確保 ③浸水の防除 ④生活環境の保全
⑤応急対策活動の確保 ⑥公共用水域の水質保全
下水道管路施設は、ストック量が膨
大であるため、既存管路の全ての地震
下水道管路施設は、ストック量が膨
対策を行うと膨大な時間と費用を要し
大であるため、既存管路の全ての地震
ます。
対策を行うと膨大な時間と費用を要し
そのため、「防災」、「減災」を合理的に
ます。
組合せ、計画的かつ効率的に下水道
そのため、「防災」、「減災」を合理的に
管路施設の耐震化を進める必要があり
組合せ、計画的かつ効率的に下水道
ます。
マンホールの突出
掘削部路面沈下
管路施設の耐震化を進める必要があり
ます。
マンホールの突出
掘削部路面沈下
●新設管路の地震対策
新設管路の地震対策
新設管路に対しては、
●新設管路の地震対策
耐震対策に対する要求性能が確保されるよう、耐震設計を行います。
新設管路に対しては、
耐震対策に対する要求性能が確保されるよう、耐震設計を行います。
START
START
START
管路の重要度区分
管路の重要度区分
管路の重要度区分
要求性能の把握
要求性能の把握
要求性能の把握
耐震設計
耐震設計
耐震設計
●重要な幹線等
●その他の管路
●重要な幹線等
●その他の管路
●重要な幹線等
●その他の管路
●耐震性能
重要な幹線等:レベル1-設計流下能力の確保
●耐震性能
●耐震性能
レベル2-流下機能の確保
重要な幹線等:レベル1−設計流下能力の確保
重要な幹線等:レベル1-設計流下能力の確保
その他の管路
:レベル1-設計流下能力の確保
レベル2−流下機能の確保
レベル2-流下機能の確保
その他の管路:レベル1−設計流下能力の確保
その他の管路 :レベル1-設計流下能力の確保
●既存管路の地震対策(総合地震対策計画の策定)
既存管路の地震対策(総合地震対策計画の策定)
既存管路に対しては、
ストック量が膨大であるため、対策優先順位の検討や事業スケジュールを踏まえた計画策定を行
います。
います。
●管路施設緒元
●地盤情報
●管路施設緒元
●地域防災計画 等
●地盤情報
●地域防災計画 等
●重要な幹線等
●重要な幹線等
(緊急輸送路/防災拠点・避難所等)
(緊急輸送路/防災拠点・避難所等)
●その他の管路
●その他の管路
START
START
基礎調査
基礎調査
管路の重要度区分
管路の重要度区分
他計画との連携
他計画との連携
対策範囲の検討
対策範囲の検討
ストックマネジメント等の他計画との連携による効率化
ストックマネジメント等の他計画との連携による効率化
優先順位の検討
優先順位の検討
防災計画(短期・中長期)
防災計画(短期・中長期)
減災計画
減災計画
事業費の算出とスケジュールの立案
事業費の算出とスケジュールの立案
総合地震対策計画の策定
総合地震対策計画の策定
●流下機能の確保
(マンホール管口の可とう化、管きょ更生工法 等)
●流下機能の確保
(マンホール管口の可とう化、管きょ更生工法
等)
●緊急輸送路の確保
●緊急輸送路の確保
(マンホール浮上抑制 等)
(マンホール浮上抑制 等)
●社会的影響を最小限に抑制する対策
●社会的影響を最小限に抑制する対策
(仮設ポンプ/バイパス水路・配管
等)
(仮設ポンプ/バイパス水路・配管
●速やかに要求機能を確保する対策
●速やかに要求機能を確保する対策
(可搬式ポンプ・可搬式発電機の確保 等)
(可搬式ポンプ・可搬式発電機の確保
●トイレ使用の確保
●トイレ使用の確保
(マンホールトイレ
等)
(マンホールトイレ
等)
等)
等)
既存管路の地震対策(耐震診断・耐震対策)
●既存管路の地震対策(耐震診断・耐震対策)
既存管路の耐震化対策は、
総合地震対策計画で位置付けた優先度、スケジュールに準じて効率的に事業をすすめます。
START
START
詳細診断(定量評価)
詳細診断(定量評価)
簡易診断(定性評価)
簡易診断(定性評価)
耐震補強対策箇所の抽出
耐震補強対策箇所の抽出
耐震補強対策箇所の抽出
詳細診断の優先順位判定
詳細診断の優先順位判定
耐震対策工の概略検討
耐震対策工の概略検討
耐震対策設計
耐震対策設計
お問い合わせ先
日本水工設計株式会社
http://www.n-suiko.co.jp
本社/東京支社
東北支社
名古屋支社
大阪支社
広島支社
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〒104-0054 東京都中央区勝どき3丁目12番1号
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〒542-0081 大阪市中央区南船場2丁目9番8号
〒732-0824 広島市南区的場町1丁目3番6号
〒812-0013 福岡市博多区博多駅東2丁目13番34号
TEL.03-3534‐5511
(代表)
FAX.03-3534‐5534
TEL.022-263‐8941
(代表)
FAX.022-263‐0744
TEL.052-211‐5681
(代表)
FAX.052-204‐2106
TEL.06-6243‐3131
(代表)
FAX.06-6243‐3081
TEL.082-264‐1160
(代表)
FAX.082-264‐5655
TEL.092-451‐6528
(代表)
FAX.092-472‐1799