4 授業科目表と履修・修得単位 - 東京女子体育大学・東京女子体育短期

4 授業科目表と履修・修得単位
〔体育学部〕【平成 24 年度~26 年度入学生対象】
(1) 「授業科目表」
(配布資料)は、卒業までに履修し、修得しなければならない授業科目名、単位数、
開講学年等が記載されている。
(2) 大学体育学部の卒業に必要な最低修得単位数は、124単位以上である。
①「教養の科目」は、履修区分の「自由」を除く3つの区分の最低修得単位数29単位を修得する。
②専門に関する科目の3つの区分から「基礎理論」
(必修6単位)と「基礎実技」
(必修14単位)及
び「基礎実技」
(選択6単位)の最低修得単位26単位を修得する。
③専門に関する科目の「運動専攻理論」と「運動専攻実技」は、3年次及び4年次で履修するコース
の授業科目を最低修得単位(選択必修)10単位以上修得する。
④専門に関する科目の(ゼミナール)・(卒業研究)は、3年次及び4年次で必修6単位を修得する。
⑤専門に関する科目の「専門選択」は、最低修得単位53単位以上修得する。
なお、単位数の積算は、
「専門選択科目」の他に、
「教養科目」及び「専門に関する科目」のうち最
低修得単位数を超えて修得した科目や「教職に関する科目」のうち指定科目(#)から修得した科
目の単位数を合計する。
(3) 卒業に必要な履修科目群と最低修得単位を図説すると次のとおりである。
Ⅰ 教養科目群
Ⅱ
専 門 に 関 す る 科 目
基 礎 科 目
教養科目(必修)
群
Ⅲその他の履修科目
専 門 科 目
※(運動専攻コ-ス)選択必修
専門選択科目
Ⅰ の専門以外の科
目で29単位を超
えた単位数
(ゼミ・卒業研究)
7単位
基礎理論(必修)
教養科目(選択必修)
20単位
運動専攻理論
6単位
6単位(必修)
基礎実技
資格取得等に
必要な履修科目
運動専攻実技(必修)
14単位(必修)
外国語科目(選択必修)
ゼミ(必修)
2単位
6単位(選択必修)
Ⅱ の専門に関する
科目で42単位を
超えた単位数
卒業研究(必修)
4単位
4単位
教職に関する科目
2単位
計26単位
計10単位
の指定科目(♯印)
計6単位
から履修した科目
合計29単位以上
合計42単位以上
※ 6 コ-スの中から1つのコ-スを選択履修する
の単位数
合計53単位以上
総計 124単位以上修得する
(4) 教育職員免許状は、学生便覧を参照すること。
(5) 3年次から、専門分野の授業科目を履修するため2年次の後期に、「運動専攻コース」を選択する
必要がある。2年次生は、2「運動専攻コース案内」(2年次オリエンテーション時に配布)によ
り希望コースを決めること。
〔保健体育学科〕【平成 26 年度入学生対象】
(1)
「授業科目表」
(配布資料)は、卒業までに履修することのできる授業の科目名、単位数、開講学年、
最低修得単位数等が記載されている。
(2)保健体育学科の学生は、授業科目表の中から、時間割表を基に以下のとおり選択し卒業に必要な単
位数62単位以上を履修し修得すること。
①教養科目科目は、3つの履修区分から最低修得単位数14単位を修得する。
②専門に関する科目は、
(ア)「基礎実技」
、「選択実技」、「基礎理論」の3つの履修区分から最低修得
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単位数の26単位を修得する。
(イ)
「専門選択」
「共通選択」は最低履修単位22単位以上修得する。
なお、単位数の積算は、
「基礎実技」
「選択実技」
「基礎理論」及び「専門以外の科目」のうち最低修
得単位数を超えて修得した科目や「教職に関する科目」のうち指定科目(#)から修得した科目の
単位数を合計する。
最低修得単位数は上記(ア)と(イ)を合わせて48単位以上を履修する。
〔教育課程の特色〕
保健体育学科は、有能な女子体育指導者を養成し、健全なよき社会人を育成することを目的とした教育
課程で、中学校教員免許状(保健体育)や各種スポーツ指導者資格が取得でき、学生の進路など将来の目的
に合わせて履修できるカリキュラムとなっている。
本学は、4年制の体育専門大学と併置されているので、学校行事やクラブ活動などでの交流も多く、カ
リキュラムも互換性の高いものとなっている。
そうした強みを生かして、更に、体育スポーツに関する学業を継続し、高等学校教員免許状や他の指導
者資格の取得を目指し大学に編入した場合、2年間の勉学が生かされ大学在学2年で卒業することが可能
である。
(3)保健体育学科の卒業に必要な履修科目群と修得単位を図説すると次のとおりである。
Ⅰ 教養科目群
Ⅱ
専
門 に 関
基 礎 科 目
教養的科目(必修)
す る 科
専
(選択必修)
門
目 群
科
(選択必修)
Ⅲその他の履修科目
目
(選択)
Ⅰ の専門以外の科目で14単位
を超えた単位数
4科目6単位
教養的科目 A(選択)
基礎理論
選択実技 A
5科目10単位
2科目4単位
専門選択
α単位
Ⅱ の専門に関する科目群で26
単位+(αとβ)を超えて修得し
た単位数
3科目6単位
教養的科目 B(選択)
1科目2単位
選択実技 B
基礎実技
合計
β単位
教職に関する科目群の指定科目
(♯印)から履修した科目の単位
計20単位
合計14単位以上
共通選択
1科目2単位
必修1科目2単位
選択4科目8単位
計6単位
計 α+β単位=22 単位
26単位+(α+β単位)=48単位以上
数
※ 選択科目を履修するときは、資格取得に関連する科目に注意する。
総計 62単位以上修得する
〔児童教育学科〕【平成 26 年度入学生対象】
(1)
「授業科目表」
(配布資料)は、卒業までに履修することのできる授業の科目名、単位数、開講学年、
最低修得単位数等が記載されている。
(2)児童教育学科の学生は授業科目表の中から、時間割表を基に以下のとおり、選択し、卒業に必要な
単位数69単位以上を履修し、修得すること。
なお、
児童教育学科は、
コース制を取っており取得希望の教員免許状によってコースが別れている。
2つのコースに各学生の目指す進路にあわせて3つの授業ユニットを設けている。
入学後、学生は3つのユニットの中から、いづれかのコース・授業ユニットを選択すること。
・幼稚園教諭希望のコース
・小学校と幼稚園教諭の両方を希望するコース
・小学校教諭希望のコース
幼児コース
児童コース
(3)授業ユニットの学習のねらいと履修モデル単位数は次のとおりである。
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幼・保ユニット
こどもユニット
児童スポーツユニット
1年次生は、卒業までに履修する最低修得単位の他に進路に合わせて学習するための授業科目を
組み合せた3つの授業ユニットがある。
授業ユニットのいずれかを選択し、履修モデルを参考にして、授業科目を登録すること。
〔3つの授業ユニットのねらいと最低習得単位〕
① 幼・保ユニット
幼稚園教員資格取得を目指す学生で、幼稚園教員になった時に役立つ保育士試験の関連授業科目
も履修するユニットである。
最低修得単位数は 69 単位であるが、試験を受けて保育士資格を目指す学生は、1年後期から2
年前期にかけて保育士関連 8 科目を履修して、8 月に実施される国家試験に備えること。
また、保育士受験支援のための直前対策講座を実施するので受講すること。
② こどもユニット
幼稚園と小学校の両方の教員資格取得を目指す学生で、幼児から児童教育の幅広い授業科目を履
修するユニットである。
最低修得単位数は 69 単位の他に小学校・幼稚園の教員免許状取得のために更に 18 単位の取得が
必要となるので 87 単位の修得を目指すこと。
③ 児童スポーツユニット
小学校教員免許状を取得し体育の得意な小学校の教員、ジュニアスポーツ指導員資格を目指す学
生及び小学校教員資格取得のうえ本学学部に編入学を目指す学生が、体育・スポーツ及び健康教育
関係の授業科目を履修するユニットである。
最低修得単位数は 69 単位であるが、将来、中・高等学校保健体育の教員免許状取得を目指して
編入学し、2年間で大学卒業が可能とするためには、1年次から計画的に履修して 83 単位の修得
を目指すこと。
編入学した場合の時を想定して積極的に他学科履修の活用を申し出ること。
他学科履修科目は、オリエンテーションで説明する。
〔教育課程の特色〕
児童教育学科は、小学校及び幼稚園教員のいずれか又は両方の教職免許状の取得を目的とした教育課
程で、学生の進路など将来の目的に合わせて履修できるよう 3 つの授業ユニットがある。
カリキュラムは、体育専門大学の強みを生かした体育の授業や音楽・美術・工芸の授業を多く配置し
ています。体育の得意な小学校の教員、ものづくりやピアノ伴奏などのできる幼稚園の教員を目指すこ
とができる。
本年度も音楽が得意でない学生などに、楽譜の読み方などの補充授業を行い、ピアノ演奏など音づく
りの力が身に付くよう習熟度別の特別講座を開講する。
特別講座は、
「音楽プレ講座」といい、1 年前期に必修講座として通常授業と並行して行うので、1 年
生は必ず履修登録して講座に出席し、先生の指示に従うこと。
保育士資格試験を目指す学生に、受験科目の勉強ができるよう授業科目が用意され、資格試験に対応
できるよう編成されている。
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また、ジュニアスポーツ指導員資格の養成校の認定を受けており、小学校・幼稚園の免許状の取得の
他に、保健体育学科の授業科目を履修する「他学科履修制度」
(19 頁)を活用することによって、ジュ
ニアスポーツ指導員の資格試験を受験し、資格取得することができる。
保育士資格について
本学は保育士養成校に指定されていないので、保育士資格の取得希望者は、卒業と同時に保育士資格
を取得することはできないが、国家試験を受験し、筆記試験に合格すると保育士資格が取得できる。
保育士試験は科目合格制の試験で、一度合格した科目は、翌年度と翌々年度の試験が免除されます。
また、幼稚園教員免許状を取得すると、国家試験の筆記試験2科目(「発達心理学」「教育原理」)及
び実技試験科目が免除され、受験する科目は8科目になる。
児童教育学科には、試験科目と同じ科目が授業科目にあるので、保育士資格取得を目指す学生は、
「社会福祉」
「児童家庭福祉」
「社会的養護」
「保育原理」
「子どもの保健」
「子どもの食と栄養」
「保育
の心理学」
「保育実習理論」の8科目を必ず履修して、試験に備えること。
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