村岡花子文庫展示コーナー 宣教師と村岡花子①「忘れ得ぬ人―ミス・ストラザード―」 会期:2015 年 9 月 15 日(火)~2015 年 12 月 18 日(金) 宣教師と村岡花子のつながりを展示していくシリーズの 第 1 回目に登場するのはミス・アリス・オリビア・スト ラザードです。 カナダから音楽と家政学の教師として来日 し、東洋英和女学校に着任した宣教師ストラザードは、生 徒であった花子とは年も近く親しくなります。東洋英和を 卒業した後、今度は花子がストラザードの日本語の先生と なり、 さらには同じ時期に山梨英和女学校の教員になった ことから生涯にわたる強い友情のきずなで二人は結ばれ るようになりました。花子にとって「忘れ得ぬ人」であっ たストラザードとの交流の足跡をたどります。 ◆おもな展示品 ・安中(村岡)花子とストラザードの写真 1919(大正 8)年 3 月 ・甲府のストラザードから村岡花子への手紙 1922(大正 11)年 1 月 26 日 ・ストラザードの個人アルバム ◆展示書籍 書名 著者名 Rebecca of Sunnybrook Kate Douglas Farm Wiggin Blue-Bird Weather 出版社 出版年 備考 William Briggs 1904 ハーグレイブ サイン入り Robert D.Appleton 1912 ライアン サイン入り W. Chambers and Company Ginn & Company 1912 安中はな サイン入り A.L.Burt Company 1914 安中はな サイン入り John William (1917) 安中はな 書き込み有り、 Oxenham and Son, Ltd. A Day with Robert Louis Maurice Hodder Stevenson Clare & Stoughton The Students’ Hymnal ― The Eyes of the World Harold Bell Wright Bees in Amber Brendon ストラザードのはがき有り 不明 安中はな サイン入り、 ストラザードのカード有り 学院資料展示コーナー 「村岡花子を育てた先生方」 村岡花子の生涯を語るとき、その精神的基盤および 英語の実力の基礎を固めたのが、東洋英和女学校で 学び寄宿舎で暮らした 10 歳から 20 歳までの生活 であったことは確かです。今回の展示では、村岡花 子文庫が本校に寄贈されたことを記念し、彼女が出 会い、授業の場面や生活面、精神面で大きく影響を 受けた先生方を紹介します。 多くの先生方は寄宿舎で生活を共にしていました。 宣教師の先生方は言うに及ばず、日本人の先生方も 有能で人格的にも優れており、キリスト教の教えの もとで厳しく、またあるときは優しく、全身全霊を 捧げて生徒たちを慈しんで育てていたのです。 ◆おもな展示品 ・村岡花子を育てた 7 名の教師のプロフィール (ブラックモア、クレイグ、アレン、加茂令子、小林富子、今諏訪せい、相磯正子) ・村岡花子在学当時の教師および卒業後関わりのあった宣教師 一覧・年表 ・村岡花子卒業記念写真(本科 1910 年・高等科 1913 年)氏名入り ・ファイル( 「先生方の思い出」 、 「村岡花子ファイル」) ◆展示書籍 書名 著者名 出版社 The Beautiful Life of Anna Woman’s Frances E. Willard A. Gordon Publishing Association Neighbors With Wings James and Fins Johonnot Daughters of Darkness Beatrice M. In Sunny India Harband 村岡花子随筆集 村岡花子 『昔の先生たち』 Temperance 出版年 備考 1898 ブラックモア サイン入り American Book Co. (1885) クレイグ サイン入り Fleming H. Revell Co. (1903) クレイグ サイン入り 東洋英和女学院同窓会 2004 東洋英和女学院 創立 120 周年記念 東洋英和女学院史料室
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