資料4-2 高年齢者雇用の課題

資料4-2
高年齢者雇用の課題
現状
課題
【高年齢者の就業】
○65歳以上の就業希望者は多数
○有業率は60~64歳で上向き,65~69歳も上昇傾向
○60~64歳で非正規雇用が増加,希望する仕事形態も非正規雇用
が多数
○人手不足の職業(生産工程,サービス,専門的技術的職業)に
多数の高年齢者が従事しているが,65歳以降には減少
○就業希望理由は,健康維持,収入,知識や技能の活用が多数
【高年齢者の雇用】
○高年齢者雇用のための就業ニーズに合った
短時間勤務など多様な就業形態の導入
○高年齢者の雇用確保の課題である人事管理
(配置,賃金等)の手法などの普及
○65歳以上の継続雇用
【高年齢者の雇用確保】
○65歳までの雇用を確保する高年齢者雇用確保措置は,企業で
着実に実施
○高年齢者の雇用確保の課題について,特にない企業が最も多い
が, 配置や処遇などの人事管理を課題とする企業も多数
○65歳以上の雇用に企業は意欲があり,その技術や技能に期待
○65歳以上の雇用確保措置のために必要なのは,継続雇用者の
処遇改訂,新たな勤務シフトの導入など
○一方で,65歳以上の雇用は差し迫った課題ではない,体力や能力
に差があり一律の雇用は難しいとする意見も
【マッチング】
○人手不足分野のうち,ハローワークでの就職
が多い職業(自動車運転,保安等)における
更なるマッチングの拡大
○企業ニーズに合う専門的知識・技術を有する
高年齢者とのマッチング
・ハローワーク
・民間ビジネス
【高年齢者の再就職】
○人手不足の職業のうち,ハローワークでの高年齢者の就職が多い
のは,自動車運転,保安,介護サービスなどの職業
○55 歳以上の中途採用者は,経営管理職や技術・研究職では
ハローワークよりも縁故の方が多数
○中途採用をしたくない理由としては,給与や仕事の習得時間の
ほかに,仕事の進め方や体力面を指摘
【高年齢者の意識】
○再就職に向けた新たな職場に適応するため
の意識改革(高年齢者向けセミナー,相談窓
口等)