耳鼻咽喉用ビデオシステム一式 仕様書 平成 27 年 9 月

耳鼻咽喉用ビデオシステム一式
仕様書
平成 27 年 9 月7日
熊本市立
熊本市民病院
1.調達物品名および構成内容
耳鼻咽喉用ビデオシステム
(内
一式
訳)
耳鼻咽喉用ビデオシステム
一式
・内視鏡装置
1式
・耳鼻科用ハイビジョンビデオスコープ
2本
・耳鼻科用細径ビデオスコープ
1本
・耳鼻科用処置スコープ
3本
以上の物品における搬入、据付、配線、配管、調整及びシステムとの接続等を本入札に含むこと。
2.技術要件の概要
(1) 本調達物品に係る性能、機能および技術等(以下「性能等」という。)の要求要件(以下「技術要
件」という。
)は別紙に示すとおりである。
(2) 本仕様書における技術要件は熊本市民病院(以下「当院」という。)が必要とする最低限度の技術
要件を示しており、入札は別紙(性能、機能に関する要件)にて提示する技術要件相当以上の性能・
機能を有する機器にて対応すること。
3. その他
(1) 入札機器のうち薬事法に基づく製造承認が必要な医療用具に関しては入札時点でその承認を得て
いる物品であり、入札機器メーカーが所有する中で最新のモデルシリーズもしくはバージョンにて
応札すること。
(2) 上記以外の機器に関しては、入札時点で製品化されていること。また、開発などが伴う装置におい
ては、設置時期までに納入することが可能である旨のスケジュールと証明書を提示すること。
(3) 納期については、平成28年1月29日(金曜日)までに、全ての品目について納品され、且つ据
付・調整等装置の設置が完了し、装置が稼働可能な状態にすること。
1
別紙
(性能、機能に関する要件)
1
耳鼻咽喉用ビデオシステムについて、以下の要件を満たした各品目(内視鏡装置、耳鼻科用ハイビ
ジョンビデオスコープ、耳鼻科用細径ビデオスコープ、耳鼻科用処置スコープ)で構成されている
こと。
1-1
内視鏡装置について、以下の要件を満たしていること。
1-1-1
ビデオプロセッサについて、以下の要件を満たしていること。
1-1-1-1 NTSC ビデオ出力信号は、コンポジット、Y/C、RGB を出力できること。
1-1-1-2 HDTV ビデオ信号は、RGB または YPbPr を選択して出力できること。
1-1-1-3 フル HD 画質を 16:9 の画面サイズでモニタ出力可能であること。
1-1-1-4 撮影画像から最適な静止画像を抽出するプリフリーズ機能を有していること。
1-1-2
光源装置について、以下の要件を満たしていること。
1-1-2-1 300W 以上のキセノンランプを採用していること。
1-1-2-2 非常灯用に 35W 以上のハロゲンランプを有していること。
1-1-2-3 NBI 機能を有すること。
1-1-3
トロリについて、以下の要件を満たしていること。
1-1-3-1 モニタアーム及びスコープハンガーを有していること。
1-1-3-2 キャスターを有していること。
1-1-3-3 外形寸法が W650×D700×H1440mm 以下であること。
1-1-4
液晶モニタについて、以下の要件を満たしていること。
1-1-4-1 26 インチ以上のカラーモニタであること。
また、解像度は 1920×1080 以上であること。
1-1-4-2 HD/SD
1-1-5
SDI 及び DVI を各 2 系統、
Y/C、コンポジット信号を各 1 系統有していること。
カラービデオプリンタについて、以下の要件を満たしていること。
1-1-5-1 プリント画素数は 2528×1920 ドット以上であること。
1-1-5-2 プリント階調は 256 階調以上であること。
1-1-5-3 入力信号はハイビジョン SDI 信号に対応していること。
1-1-6
その他について、以下の要件を満たしていること。
1-1-6-1 マルチリモートケーブル、SDI ケーブルを各 1 本用意すること。
1-1-6-2 簡易漏水テスタを 1 台用意すること。
1-1-6-3 ユニバーサルコンテナ 1 個、ポータブルメモリ 1 個を用意すること。
1-2
耳鼻科用ハイビジョンビデオスコープについて、以下の要件を満たしていること。
1-2-1
視野角 110°以上であること。
1-2-2
観察深度は 5.0~50.0mm の範囲以上であること。
1-2-3
先端部外径はφ3.9mm 以下、軟性部外径はφ3.6mm 以下であること。
1-2-4
湾曲角は上方 130°以上、下方 130°以上であること。
1-3
耳鼻科用細径ビデオスコープについて、以下の要件を満たしていること。
1-3-1
視野角 90°以上であること。
1-3-2
観察深度は 3.5~50.0mm の範囲以上であること。
1-3-3
先端部外径はφ2.6mm 以下、軟性部外径はφ2.9mm 以下であること。
2
1-3-4
1-4
湾曲角は上方 130°以上、下方 130°以上であること。
耳鼻科用処置スコープについて、以下の要件を満たしていること。
1-4-1
視野角 90°以上であること。
1-4-2
観察深度は 2.0~40.0mm の範囲以上であること。
1-4-3
先端部外径はφ4.8mm 以下、軟性部外径はφ4.9mm 以下であること。
1-4-4
湾曲角は上方 130°以上、下方 130°以上であること。
以上、搬入、据付、配線、配管、調整等を含む。
3
(その他の要件)
1
搬入・設置条件について以下の要件を満たすこと。
1-1
機器の搬入、据付け、付属配管・配線および試運転調整を行うこと。また、施設側電源設備・給排
水管よりの配線・配管工事も必要に応じて納入業者の責任で行うこと。
1-2
本装置は、当院が整備した配置スペース、天井下地、ピット、電気、給排水、換気、空調等の
諸条件に対し、機能可能であること。但し、やむを得ず当院の整備した施設に改造が必要な場
合は、現地確認の上、納入業者の負担で行うこと。
1-3
装置の現場内設置から使用開始までの養生管理、またはそれに伴う保険等は納入業者側の負担
で行うこと。
1-4
落札から納入までの間に装置の仕様変更やソフトウェアのバージョンアップがあった場合は、
当院と協議の上、最新の仕様にて引き渡すこと。
1-5
2 階耳鼻咽喉科外来へ搬入・設置を行うこと。なお、詳細設置場所に関しては、当院現場担当
者と確認・調整すること。
1-6
2
当院既存の電子カルテシステムと接続し、情報の送受信が行えること。
保守体制について以下の要件を満たすこと。
2-1
通常の使用で発生した故障の修理および定期点検を実施できる保守体制があると判断されるこ
と。
2-2
納入検査確認後 1 年間は、通常の使用により故障した場合の無償修理に応じること。
2-3
納入物品は、納入後においても稼働に必要な消耗品及び故障時における交換部品の安定し
た供給が確保されていること。
3
その他、以下の要件を満たすこと。
3-1
操作手順書、使用マニュアルはすべて 3 部用意すること。
3-2
設置、稼動に際し、担当者への教育訓練を行うこと。
以上
4