米国ハイイールド債の投資環境と今後の見通し

情報提供資料
2015年10月30日
米国ハイイールド債の投資環境と今後の見通し
1. 米国ハイイールド債の直近3ヵ月(2015年7月~9月)の市況推移
2015年7月から9月にかけて米国ハイイールド債市場は、大幅に下落しました。商品価格の下落や世
界的に軟調な株式市場を背景に、市場がリスク回避的となったことから期間を通じては、2008年の金
融危機、2011年の大手格付け会社による米国国債の格下げ(AAA→AA+)以来のパフォーマンスの
悪化となりました。
7月
6月の下落要因であったギリシャ債務問題はいったんの収束を迎えたものの、原油など商品価格
の下落を受けてエネルギーセクターなどが主導する形で下落しました。
8月
中国株式や原油などの商品価格の下落を背景に、市場環境がリスク回避的となったことから、
金属・鉱山やエネルギーセクターが主導する形で下落しました。
9月
世界的な株安を背景に市場がリスク回避的となったことから、幅広い銘柄で対米国国債スプ
レッドの拡大を伴いながら下落しました。
【図表1】米国主要債券のトータルリターンの推移
【図表2】米国ハイイールド債の対米国国債スプレッド:OAS*
(2015年6月30日~2015年9月30日:日次)
(2015年 6月30日~2015年9月30日:日次)
(%)
7.0
103
米国国債
102
101
101.90
6.5
100.39
6.0
100
99
5.5
米国投資適格債
98
5.0
97
96
95
6.54%
4.5
2015年6月
米国ハイイールド債
95.12
*2015年6月30日を100として指数化
94
2015年6月
2015年7月
2015年8月
2015年9月
2015年7月
2015年8月
2015年9月
*OASとは、オプション・アジャステッド・スプレッドの略。
満期償還前に繰上償還があり得る債券が、繰上償還をする場
合を考慮した米国国債との利回り格差のこと。
BofAメリルリンチが独自に開発した手法に基づき算出した値。
出所:BofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※使用した市場インデックスはP.6「本資料で使用した市場インデックス」をご参照ください。
※上記グラフは、将来における米国主要債券のトータルリターンおよび米国ハイイールド債の対米国国債スプレッドを示唆、保証するもので
はありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
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2. 米国ハイイールド債市場の見通し
相対的に高い利回りを求める投資家の需要が一定程度見込まれる環境にあるものの、リスク回避的な市
場環境の継続には留意が必要
米国経済は、緩やかな拡大基調を維持するとみています。企業の財務状態が総じて健全である中、
米国ハイイールド債市場は、相対的に高い利回りを求める投資家需要が一定程度見込まれる環境と
予想します。ただし、足元の同市場からの資金流出や、商品市場・株式市場の下落に伴うリスク回
避的な市場環境の継続には留意が必要であると考えます。
価格の上昇要因
価格の下落要因
・総じて底堅い企業業績と健全な財務状況
・相対的に高い利回り水準
・米国景気の改善
・低位にとどまる債務不履行(デフォルト)率
・米国ハイイールド債市場からの資金流出
・世界的な商品市場および株式市場の下落
・市場環境がリスク回避的となること
・米国国債利回りの急上昇
価格の上昇要因
① 底堅い企業業績
足元、原油など商品価格の下落の影響を受けてエネルギーや素材セクターの銘柄は大きく影響を受け
ているものの、米国ハイイールド債発行企業の収益性や中小企業の売上げ見通しはおおむね改善傾向
が続いています。
【図表3】米国ハイイールド債発行企業の収益性・中小企業の売上げ見通し
(平均EBITDA :2008年6月~2015年6月:四半期)
(売上げ見通し :2008年6月~2015年9月:月次)
(百万米ドル)
(%)
700
30
売上げ見通し*2(右軸)
650
20
600
10
550
0
500
▲ 10
450
400
2008年6月
▲ 20
平均EBITDA*1(左軸)
▲ 30
2010年6月
2012年6月
2014年6月
出所:ブルームバーグおよびBofAメリルリンチ(使
用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信
投資顧問が作成。
*1 EBITDAとは、税引前利益に支払利息と減価償
却費を加算し たものをいいま す。左記の平均
EBITDAとは、米国ハイイールド債発行企業1社
当たりのEBITDA。
*2 売上げ見通しとは、全米中小企業連盟(NFIB)
が公表している今後3ヵ月間の売上げ見通し
(「上向く」-「下向く」)に関するアンケート
結果を移動平均(3ヵ月)したもの。
※左記グラフは、将来における米国ハイイールド債発
行企業の収益性・中小企業の売上げ見通しを保証す
るものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
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② 健全な財務状況
企業業績同様、エネルギーセクターなどの財務環境に一部悪化が見られるものの、米国ハイイール
ド債発行企業全体でみれば、債務支払能力を表す有利子負債・EBITDA倍率*は、2013年以降、お
おむね横ばいで推移しています。
*発行企業の債務をEBITDA(税引前利益に支払利息と減価償却費を加算したもの)で除したもので、倍率が低いほど財務が健全とされる。
【図表4】米国ハイイールド債発行企業の有利子負債・EBITDA倍率の推移
(2008年6月~2015年6月:四半期)
(倍)
5.4
5.2
5.2
5.0
4.8
4.6
4.4
4.1
4.2
3.9
4.0
3.8
3.6
3.4
2008年6月
2009年6月
2010年6月
2011年6月
2012年6月
2013年6月
2014年6月
2015年6月
出所: JPモルガンが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における米国ハイイールド債発行企業の有利子負債・EBITDA倍率の推移を示唆、保証するものではありません。
③ 相対的に高い利回り
米国ハイイールド債は、先進国の国債や投資適格債と比較して、高い利回りを得ることが期待でき
ます。高格付け債よりも信用リスクが高い分、信用リスクなどをコントロールできれば、高い利回
りの享受を期待することができます。
【図表5】主な債券との利回り比較
(2015年9月末)
格付け別の利回り
(%)
10
8.16
8
8.43
B格社債
6.32
14.34
C格社債
6
0
3.45
4
2.04
2
6.21
BB格社債
2.61
BB格社債
47.7%
0
米国
10年国債
豪州
10年国債
8
12
16(%)
格付け別の構成比率
0.36
日本
10年国債
4
米国
投資適格債
新興国国債
(米ドル
建て)
B格社債
38.9%
米国
ハイイールド
債
出所:ブルームバーグ、BofAメリルリンチ(使用許諾済)、JPモルガンが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※使用した市場インデックスはP.6「本資料で使用した市場インデックス」をご参照ください。
※上記グラフは、将来における各資産のパフォーマンスの推移と騰落率等を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
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C格社債
13.3%
④ 米国景気の改善
米国では、労働市場関連統計が引き続き良好で、足元、住宅関連統計にも上向きの動きがており、米国
景気は自律的な回復へ入りつつあるとみています。
2015年のGDP成長率は、2.5%(図表7は四半期予想)程度になると予想しています。
【図表6】雇用統計の推移
【図表7】実質GDP成長率の推移
(2012年9月~2015年9月:月次)
(2014年6月~2016年3月:四半期)
(%)
(千人)
500
10
失業率(左軸)
9
400
前期比:年率(%)
6
みずほ
投信予想
5
4
8
300
3
7
200
6
5
100
1
0
0
非農業部門雇用者数変化(前月比:右軸)
4
2012年9月
2013年9月
2014年9月
2
2015年9月
2014年6月
2015年6月
出所:ブルームバーグが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※上記グラフは、将来における雇用統計および実質GDP成長率を保証するものではありません。
⑤ デフォルト率
エネルギー関連企業の中には、今後淘汰される可能性のある企業もあることから、デフォルト率は
現状の低水準から上振れる可能性があると考えます。しかし、米国ハイイールド債市場全体として
は、米国経済が成長拡大を維持していることや、エネルギーなどの一部セクター以外の米国ハイ
イールド債発行企業の財務内容が総じて健全であることなどから、今後極端に上昇することは考え
にくいと予想します。
【図表8】米国ハイイールド債のデフォルト率(発行体)の推移
(2005年9月~2015年9月:月次)
(%)
12
10
8
デフォルト率平均:2.95%
デフォルト率:2.52%
6
4
2
0
2005年9月
2007年9月
2009年9月
2011年9月
2013年9月
2015年9月
出所:JPモルガンが提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※デフォルト率は、過去12ヵ月間に米国ハイイールド債市場においてデフォルトした銘柄数の割合を発行体ベースで算出したもの。
※上記グラフは、将来における米国ハイイールド債のデフォルト率を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
4/8
価格の下落要因
① 商品市場の下落
エネルギーなどのセクターには留意が必要
米国ハイイールド債市場の中でエネルギーセクターは、12.9%(2015年9月末現在)と高いウエ
イトを占めています。
原油価格の下落や低迷の長期化は、エネルギー関連企業の業績悪化要因になると考えられます。米
国での原油在庫の積み上がりやイランでの核開発をめぐる経済制裁の解除見通しを受けた世界的な
原油の供給過剰拡大などを背景に、原油価格の回復には時間がかかる見込みです。また、エネル
ギー関連企業の中には、投資計画の修正や企業買収・合併などの経営陣による適切なマネジメント
によって難局を切り抜ける企業がある一方で、淘汰される企業が出てくることも予想されるため留
意が必要です。足元では、金属鉱業などのセクターも世界的な商品価格の下落や中国株式市場の調
整等を受けて軟調地合いとなっています。
【図表9】原油価格と米国ハイイールド債の推移
【図表10】米国ハイイールド債のセクター別推移
(2010年9月~2015年9月:月次)
(2014年8月~2015年9月:月次)
110
160
ヘルスケア
米国ハイイールド債
100
メディア
通信
140
90
120
80
100
70
14/8
米国ハイイールド債
(エネルギー)
15/2
米国ハイイールド債
(金属鉱業)
(2015年9月末)
*2010年9月末を100として指数化
40
2012年9月
15/8
(年/月)
【図表11】米国ハイイールド債のセクター別組入比率
原油価格
2010年9月
金属鉱業
※セクター別のインデックス: BofAメリルリンチ・US・
キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックスのセクター
別インデックス
80
60
エネルギー
*2014年8月末を100
として指数化
2014年9月
出所:ブルームバーグおよびBofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを
基にみずほ投信投資顧問が作成。
※1 サービス・運輸:ホテル・カジノ・空運等、※2 資本財:航空宇宙・機械等、
※3 素材:化学・鉱業・紙等、※4 生活必需品:食品・薬・タバコ等
※5 消費財:アパレル・自動車等、
※セクター別組入比率は、小数点第2位を四捨五入しているため、合計が100%と
ならない場合があります。
※上記グラフは、将来における原油価格と米国ハイイールド債の推移等を示唆、保
証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
5/8
② 株式市場の下落
2015年8月下旬には、中国景気の悪化、世界経済への悪影響が懸念されたことなどを背景として世
界的にリスク回避の動きが強まり、世界の株式市場は大きく下落しました。今後も中国景気の鈍化
懸念や原油価格の下落、米国金融政策の行方等といった要因を背景に、再び投資家のリスク回避姿
勢が強まるおそれがあります。
米国ハイイールド債市場は相対的に高い利回りから得られる金利収入を下支えに、他の資産と比べ
緩やかな値動きになると想定されますが、世界的なリスク回避の動きには留意が必要です。
【図表12】中国株式、米国株式と米国ハイイールド債の推移
(2014年9月30日~2015年9月30日:日次)
(2015年6月30日~2015年9月30日:日次)
110
240
220
*2014年9月30日を100と
して指数化
中国株式
100
200
米国HY
180
米国株式
90
160
80
140
米国株式
120
中国株式
70
100
*2015年6月30日を100と
して指数化
米国ハイイールド債
80
2014年9月
2014年12月
2015年3月
2015年6月
2015年9月
60
2015年6月
2015年8月
出所:ブルームバーグおよびBofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※使用した市場インデックスは下記の「本資料で使用した市場インデックス」をご参照ください。
※上記グラフは、将来における中国株式、米国株式と米国ハイイールド債の推移を示唆、保証するものではありません。
本資料で使用した市場インデックス
●米国ハイイールド債:BofAメリルリンチ・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス
●米国投資適格債:BofAメリルリンチ・US・コーポレート・インデックス
●米国国債:BofAメリルリンチ・US・トレジャリー・インデックス
●新興国国債(米ドル建て):JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイド
●BB格社債 : BofAメリルリンチ・BB・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス
●B格社債 : BofAメリルリンチ・シングルB・US・キャッシュ・ペイ・ハイイールド・インデックス
●CCC格以下社債 : BofAメリルリンチ・CCC&Lower・US・ハイイールド・インデックス
●中国株式: 上海総合指数(配当込み)
●米国株式: S&P500種指数(配当込み)
・BofAメリルリンチは同社の配信するインデックスデータを現状有姿のものとして提供し、関連データを含めて、その適合性、品質、正確性、適時性、完全性
を保証せず、またその使用においていかなる責任も負いません。またみずほ投信投資顧問㈱およびそのサービスや商品について、推奨、後援、保証するもの
ではありません。
・JPモルガン・エマージング・マーケット・ボンド・インデックス・グローバル・ダイバーシファイドは、JPモルガン社が公表している指数です。同指数に対する
著作権、知的所有権その他一切の権利はJPモルガン社に帰属します。またJPモルガン社は、同指数の内容を変更する権利および公表を停止する権利を有し
ています。
・「Standard & Poor’s®」「S&P®」「スタンダード&プアーズ」は、スタンダード&プアーズ ファイナンシャル サービシーズ エル エル シーが所有す
る登録商標です。スタンダード&プアーズは、各ファンドを支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また各ファンドへの投資適合性についていかな
る表明・保証・条件付け等するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
6/8
③ 米国国債利回りの上昇
米連邦準備制度理事会(FRB)は2015年内にも、2006年以降初となるFF金利の引き上げに着手
する公算です。2008年の金融危機以降、厳しい経済環境が続いてきましたが、失業率が金融危機
以前の水準まで低下するなど、経済環境が改善したことなどが背景として挙げられます。ただし、
利上げは賃金の伸びやインフレの上昇ペースを見ながら緩やかなペースで行われるとみられていま
す。
利上げに伴う長期金利の上昇局面は、一般に債券投資にとって不利な環境となります。しかし、過
去の長期金利の上昇局面における米国ハイイールド債のパフォーマンスはプラスを記録しています。
一般的に金利の上昇は景気回復局面にみられるため、米国ハイイールド債発行企業の財務状態が改
善することや、安定的な利金収入の積み上げが見込めることなどが理由として挙げられます。
【図表13】過去の金利水準と米国主要債券のパフォーマンス
(期間:1995年9月~2015年9月:月次)
(網掛け部分:金利上昇局面=米国10年国債の利回りが1.0%以上上昇した期間)
(%)
10
500
米国ハイイールド債
トータルリターン(右軸)
米国10年国債利回り(左軸)
8
400
米国投資適格債
トータルリターン(右軸)
6
300
4
200
2
100
米国国債トータルリターン(右軸)
①
0
1995年9月
②
③
1999年9月
④
⑤
2003年9月
⑥
2007年9月
⑦
⑧
0
2015年9月
2011年9月
※ トータルリターンは、1995年9月末を100として指数化。
⑦
10年8月
⑧
12年7月
~
⑥
08年12月
~
⑤
05年5月
~
④
03年5月
~
③
01年10月
~
②
98年9月
~
①
96年1月
~
金利上昇期間
米国10年国債利回りが1.0%以上上昇した局面における米国主要債券の期間騰落率
~
【図表14】
96年8月
00年1月
02年3月
04年5月
06年6月
10年3月
11年3月
13年12月
米国10年国債
利回りの上昇幅
1.4%
2.2%
1.2%
1.3%
1.2%
1.6%
1.0%
1.6%
米国ハイイールド債
トータルリターン
3.0%
4.0%
4.5%
11.3%
6.6%
63.9%
10.1%
13.6%
米国投資適格債
トータルリターン
▲ 2.7%
▲ 1.3%
▲ 2.0%
▲ 0.2%
▲ 1.2%
23.0%
▲ 0.0%
0.9%
米国国債
トータルリターン
▲ 2.5%
▲ 2.3%
▲ 4.1%
▲ 2.5%
▲ 1.0%
▲ 2.6%
▲ 2.8%
▲ 3.9%
出所:ブルームバーグおよびBofAメリルリンチ(使用許諾済)が提供するデータを基にみずほ投信投資顧問が作成。
※使用した市場インデックスはP.6「本資料で使用した市場インデックス」をご参照ください。
※上記グラフは、将来における米国主要債券のトータルリターン等を示唆、保証するものではありません。
※最終ページの「本資料のご利用にあたっての注意事項等」をご覧ください。
7/8
[投資信託のお申込みに際しての一般的な留意事項]
● 投資信託に係るリスクについて
投資信託は、主として国内外の株式、公社債および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある証券等(外貨建
資産に投資する場合には為替変動リスクもあります。)に投資しますので、ファンドの基準価額は変動します。した
がって、投資者の皆さまの投資元金は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、投資元金
を大きく割り込むことがあります。ファンドの運用による損益はすべて投資者の皆さまに帰属します。また、投資信
託は預貯金と異なります。
投資信託は、個別の投資信託ごとに投資対象資産の種類や投資制限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リ
スクの内容や性質が異なりますので、お申込みの際は投資信託説明書(交付目論見書)を必ずお読みください。
● 投資信託に係る費用について
みずほ投信投資顧問株式会社が運用する投資信託については、ご投資いただくお客さまに以下の費用をご負担いただ
きます。
■直接ご負担いただく費用
購入時手数料 : 上限 3.78%(税抜3.50%)
換金時手数料 : 換金の価額の水準等により変動する場合があるため、あらかじめ上限の料率
等を示すことができません。
信託財産留保額 : 上限 0.5%
■投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用
運用管理費用(信託報酬)※ :上限 年2.16%(税抜2.00%)
※上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬
額の加算によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額
の水準等により変動するため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
■その他の費用
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等
でご確認ください。
● 投資信託は、預金商品、保険商品ではなく、預金保険、保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。登録金
融機関が取り扱う投資信託は、投資者保護基金の対象ではありません。投資信託の設定・運用は、投資信託委託会
社が行います。
《ご注意》
上記に記載しているリスクや費用の項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。費用の料率につ
きましては、みずほ投信投資顧問株式会社が運用するすべての公募投資信託のうち、ご負担いただくそれぞれの費用
における最高の料率を記載しております。
投資信託をお申込みの際は、販売会社から投資信託説明書(交付目論見書)をあらかじめ、または同時にお渡しい
たしますので、必ずお受け取りになり、投資信託説明書(交付目論見書)の内容をよくお読みいただきご確認のうえ、
お客さまご自身が投資に関してご判断ください。
商 号 等 / みずほ投信投資顧問株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第398号
加入協会 / 一般社団法人投資信託協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
【本資料のご利用にあたっての注意事項等】
本資料は、みずほ投信投資顧問(以下、当社といいます。)が投資家の皆さまに情報提供を行う目的で作成したものであり、投資勧
誘を目的に作成されたものではありません。本資料は法令に基づく開示書類ではありません。本資料の作成にあたり、当社は情報の
正確性等について細心の注意を払っておりますが、その正確性、完全性を保証するものではありません。本資料に記載した当社の見
通し、予測、予想、意見等(以下、見通し等)は、本資料の作成日現在のものであり、今後予告なしに変更されることがあります。
また、本資料に記載した当社の見通し等は、将来の景気や株価等の動きを保証するものではありません。
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