南瓜栽培技術情報 No5

南瓜栽培技術情報 No5
平成 27 年 7 月 1 日
組
合
員
各
位
JA営農支援課
特産南瓜生産組合
1. 病害の症状について
・モザイク病(バイラス)
葉脈の透過、緑帯、葉の奇形を伴う。病気の特性上病気が発生した場所より上位にしか
症状は出ない。病気が発生した場所より下位には影響ない。病害ウィルスはアブラムシで
伝搬される。
・うどんこ病
主に葉、茎に白粉状の斑点が現れる。病斑が拡大すると葉が枯れてしまう場合もある。着
果後等樹勢が弱った時に出やすい。カビの病害で空気伝染する。
・黒斑病
株元から発病し、葉に黒褐色の黒点が現れる。
・疫病
降雨後等圃場が滞水したときに出やすい。茎が細くくびれ葉が萎れる。また果実も無害
に見えても時間の経過とともに腐敗が進む。
※営農支援課で南瓜の病害の写真を用意しておきますので、気になる方は営農支援課まで
2. 脇芽の処理
基本的には 1 番果が着果したら放任です。気になる方はとってもかまいませんが、果実の日
焼けに注意してください。
3. 果実の日焼け防止
果実が直接日光に当たるような状況にあるときは、新聞紙をかけるか、クラフトテープ
100×50m を果実の上に張るなどして果実の日焼け防止に努めてください。
※クラフトテープは JA 資材課で販売しています。
4. 水やりについて
朝方は蜜蜂の活動が活発になっているので、水かけは午前 11 時頃を目安におこなってくだ
さい。(育苗団地は月、火、木、土曜日の午前中しか水が出ません)
5. 虫の防除について
虫の防除等で薬剤を散布する際は、蜜蜂が動いていない夕方に行ってください。