学番40 新潟県立正徳館高等学校 平成27年度シラバス(国語) 教科(科目) 国語(現代文B) 使用教科書 三省堂『明解 単位数 4単位 学年(コース) 3学年(進学文系・進学理系・教養) 現代文B』 副 教 材 等 第一学習社『カラー版 新国語便覧 新版二訂』 浜島書店『新訂 実用国語セミナー』 1 学習目標 近代以降のさまざまな文章を読む能力を高めるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を深め、進ん で表現し、読書することによって人生を豊かにする態度を育てる。 2 指導の重点 1.語句の意味・用法を的確に理解し、語彙を豊かにする。 2.さまざまな文章を読むことを通して、人間や社会などについての考えを深めさせる。 3 学習計画(1単位時間 55分) 月 単元名 教材 主要学習領域 学習活動(指導内容) 時間 4 随想一 さくらももこ『春の 読む 小川の思い出』 聞く 話す 筆者の考え方を読み取 り、自己のものの見方を 深める。 8 5 小説一 井伏鱒二『山椒魚』 読む 書く 独特な世界を持つ小説の 面白さを味わい、考えを 深める。 8 中間考査 6 小説一 恩田陸『ピクニック 読む の準備』 聞く 話す 同世代の登場人物の心情 を読み取り、人間同士の 関わりについて考えを深 める。 16 7 評論一 渡部潤一『「宇宙人」 読む 地球以外に生命体は 書く 存在するか』 筆者の主張とその理由を 読み取る。 12 状況と人間 半藤一利『十五歳の 読む 東京大空襲』 主人公が体験し、目撃し た光景を読み取り、「書 きのこさねばならない」 という思いについて考え る。 8 随想二 茂木健一郎『最初の 読む ペンギン』 書く 筆者がペンギンの習性を 通して読者に伝えようと していることを読み取 る。 8 評論一 岩井克人『ホンモノ 読む のおカネの作り方』 書く 筆者の主張を読み取り、 視野を広げる。 12 8 9 評価方法 期末考査 中間考査 10 小説二 中島敦『山月記』 読む 聞く 非現実世界を舞台にした 小説から、主人公の苦悩 を読み取る。 16 11 随想二 別役実『なまけもの 読む コンプレックス』 書く 筆者の主張を読み取り、 視野を広げる。 8 吉原幸子『ユメカサ 読む ゴ』 書く 宮沢賢治『永訣の朝』 『ノートの先に海』 読む 俳句十二句 作者の心情を読み取る。 4 それぞれの句に描かれた 世界を理解する。 4 鷲田清和『「自由」 読む のはき違え』 聞く 話す 書く 筆者の主張を読み取り、 社会生活の心構えについ て考える。 14 加藤周一『「知る」 読む ということ』 書く 筆者の主張を読み取り、 日常的に使っている言葉 について考察を深める。 14 筆者の考えを理解し、社 会生活における各自の役 割について考える。 8 12 詩 俳句 1 2 評論二 随想一 小川洋子『誰の目に 読む も ふ れ な い と こ ろ 書く で』 期末考査 学年末考査 4 課題・提出物等 授業ノート、授業で使用したプリントやワークシートの提出 副教材の内容からの小テスト 5 評価規準と評価方法 評価の観点 関心・意欲・態度 話す・聞く能力 書く能力 読む能力 知識・理解 各観点の 国語で伝え合う力 目 的 や 場 に 応 じ て 相 手 や 目 的 、 意 図 文 章 を 的 確 に 読 み 伝統的な言語文化の特徴 内容 を進んで高めよう 的 確 に 話 し た り 聞 に 応 じ た 適 切 な 表 取 り 、 自 分 の 考 え を知ろうとしているか。 としているか。 い た り し よ う と し 現 を 身 に つ け よ う を 深 め よ う と し て 漢字の知識を確実に身に ているか。 評価方法 としているか。 いるか。 つけようとしているか。 定期考査 及び 授業の取り組み(提出物・小テスト等を含む)を通して、各自が自身の考えを 深め、自分なりの意見を持てるようになったかどうか、またその意見を表現するための言語知識や表 現力を身に付けたかどうかを評価する。 6 担当者から 3年生は進路決定の年です。進学、就職どちらにしても自分の進路を切り拓くためには、基本的な国 語力は必須です。日々の授業を大切にするとともに、家庭でも予習・復習など主体的に取り組むよう心 がけてください。
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