10 月 24 日~25 日にかけて,第 34 回鹿児島県新人ソフトボール大会(全国選抜大会県予選)が日置市 東市来総合運動公園で行われました。6月に新チームが発足し,これまでの5か月の成果を試す大会で, 年2回しかない全国大会を賭けた試合でした。現チームも8月以降,多くの県外遠征を繰り返し,少しず つではありますが,成長してきてはいました。これまでお世話になった3年生に恩返しをする意味でも今 大会に賭ける現部員の気持ちは強かったと思います。初戦から順当に勝ちあがり,準決勝では今年の県高 校総体の準決勝で敗れた鹿児島女子高校と対戦しました。新チーム後,一度対戦したことがあり,その時 はサヨナラ勝ちを収めていましたが,戦力からすると相手の方が一枚も二枚も上手だということは選手た 10 月 17 日~18 日に太宰府高校の「創立 30 周年記念招待試合」に招待され,参加しました。太宰府 高校とは昨年度から何度も試合をさせていただいており,日頃から大変お世話になっています。2日 間で6試合を行いました。昼食には太宰府高校ソフトボール部保護者会の方々に炊き出しをしていた だき,とても充実した遠征になりました。今後ともお互い切磋琢磨しながら高校女子ソフトボールを 盛り上げていきたいと思います。 ちもしっかりと認識していました。我々が勝つには粘りのソフトボールをしていかないと勝機はないとミ ーティングの時からしっかりと意識の統一をし,試合展開もまさにその通りの試合展開で進みました。本 校はミスがありながらもここ一番でエースの江口美月さん(1年:国見中出身)の好投で7回までを無失 点に抑えました。攻撃はというと,相手投手に6回まで完全に抑えられました。しかし,0対0で迎えた 7回裏の攻撃で先頭打者の1番:白井未来さん(1年:錦江中出身)がレフト前ヒットで出塁し,2番: 德永暖愛さん(1年:田代中出身)が送りバントを決めて1アウト二塁。その後,2アウト一・二塁とし て一打サヨナラの場面で5番:濵田瑞樹さん(2年:宇都中出身)がセンター前ヒットを放ちサヨナラ勝 ちかと思われた展開でしたが得点ならず,延長8回タイブレークの末,0対2で敗れました。試合後,泣 き崩れる部員に主将の和田晃璃さん(2年:第一鹿屋中出身)が「泣くな!」と訴える場面がありました。 私はその姿を見て,このチームはまだまだ伸びる可能性を秘めていると実感しました。和田さんも悔しさ を押し殺し,主将として毅然とした姿勢でいました。 10 月 10 日~12 日にかけて日本文理大学主催の研修大会に参加しました。中間考査明けでしたが, 今大会を通じて,何事も普段の生活からしっかりと意識した行動をとっていけるようにしないと,プレ 考査期間中もしっかりと調整をしてきた者と全くしてこなかった者の意識の差が顕著に表れた研修大 ーに反映されるということを改めて感じました。部活動だけ一生懸命取り組み,勉強は二の次のようなこ 会になりました。遠征を計画する際に常々部員に遠征は遊びではないと伝えています。保護者から多額 とでは結果もついてこないし,応援してくださる方々を本当の意味で感動させることは決してできないと の遠征費を出してもらって行っているということをしっかりと自覚してソフトボールに取り組むこと 思います。目先の悔しさに涙する前に, 部員全員がもう一度自分自身に矢印を向けてこれまでを振り返り, が大切だと思います。後で「あの時しておけばよかった」と思っても遅いです。自分たちが遊んでいる 行動から変えていく必要があるのではないでしょうか。鹿屋女子高校ソフトボール部員としての誇りを持 時に周りのライバルは練習しているのだということを肝に命じてほしいものです。 ち,もう一度立ち上がるためにも今回の結果を真摯に受け止め,もう一回り成長することを期待します。 心が変われば行動が変わる 行動が変われば習慣が変わる 習慣が変われば人格が変わる 人格が変われば運命が変わる
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