さいたま市立八王子中学校 学校通信 № 5 平成27年8月27日(木) ( ) 30代目の革命~僕らが築く新しい八中~ 校 長 坂田 真澄 40日間の夏休みが終わり、校舎に、生徒の元気な声が戻ってきました。今年も、東京都心 で8日連続の猛暑日を記録するなど厳しい暑さが続きました。しかし、日焼けをした生徒達の 表情からは、暑さを物ともせず充実した夏休みを過ごした満足感が伝わってきます。また、3 年生は、来るべき進路選択へ向けて自分自身とじっくりと向き合い、決意も新たに新学期を迎 えたことと思います。 特に部活動においては、個人種目で、硬式テニスで2名の生徒が関東大会、そして、陸上競 技で2名(うち1名は関東大会出場)、水泳で1名が全国大会に出場し、大いに健闘しました。 また、多くの運動部が新体制に移行し、新人戦に向けて意欲的な活動を展開しています。さら に、文化部でも、コンクールや展覧会等へ向けて熱心な取組を行い、大きな成果を収めました。 さて、2学期は授業日数82日、学習にじっくり取り組むと同時に、大きな学校行事「体育 祭」 「合唱コンクール」 「ふれあい体験会」などがあります。これに加えて、11月21日(土) の記念式典を初め、今年は、創立30周年の節目として、様々な事業が進められます。どうか、 生徒一人ひとりがこれらのねらいを十分に理解し、学級・学年・全校が団結して、生徒会スロ ーガン「30代目の革命~僕らが築く新しい八中~」の実現に、全力で取り組んで欲しいと願 っています。 以下、本校30年の足跡の一端を紹介いたします。 開 校 八王子地区に広がる湿地に与野市立八王子中学校が設立されました。40mの杭が何本も打ち 込まれ、柔らかい土壌の上に強固なコンクリートの地肌をのぞかせた校舎が完成したのが昭和61年1月で す。そこに、与野西中学校の3年生219名、2年生228名が移籍し、教職員32名が着任して、第一歩 を踏み出しました。4月8日、開校式、始業式を未完成の体育館で挙行しました。4月10日、新1年生 243名が入学し、ここに、八王子中学校がスタートを切りました。 校 章 昭和61年度夏休みの課題として、全校生徒に作成を呼びかけました。多 数集まった作品の中から、 校章制定委員会で選ばれた久保田 渉君の作品を基本に、 堀 温 美先生がアレンジして制作しました。大地にしっかりと根をはり、力強く大きく伸びて いく榧(かや)の木をデザインしたものです。幹のストライプは大地から吸収した養分 を上部へ送る道管を表しています。 創立10周年記念レリーフ「讃歌」 原形を粘土で作 り、樹脂で型取りしたものです。本校の校歌にも歌わ れていますが、心身共に健康で、明るく強く仲間と共 に向上してほしいという願いが込められています。 創立20周年記念彫刻「若葉」 本校の校歌「若葉の われら たくましく みずから求めて 学ぶ庭…」の 宮澤章二先生の詩をイメージしながら制作されたものです。生徒のみなさんがこれから もたくましく、美しく、前向きに未来へ向かう姿を願って表現されたものです。
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