コレクション展「黒をまとう」の開催について

平成23年10月
日
島根県芸術文化センター「グラントワ」
(島根県立石見美術館)
企画広報課 担当:上野、志田尾
電話:0856-31-1860
Fax :0856-31-1884
島根県立石見美術館
コレクション展「黒をまとう」の開催について
島根県立石見美術館では、コレクション展「黒をまとう」を下記の通り開催いたします。
黒一色の展示及び黒を中心としたドレスに注目です。
記
1.会
10 月 27 日(木)~12 月 5 日(月)
期
休館日=毎週火曜日(11/1・8・15・22 は開館)
2.会
場
島根県立石見美術館
展示室B(グラントワ内)
3.展覧会概要
「黒は、強く個性を引き出す色」シャネルはこう述べ、金や銀の華やかな装飾が流行して
いた 1926 年に、ほとんど装飾のない黒一色のドレスを発表しました。黒といえばそれまで
は喪服(あるいは未亡人の服)、聖職者の服、等のイメージで受け入れられてきた色でした。
シャネルのリトル・ブラックドレスは、黒一色の衣服のイメージを覆し、エレガントでシ
ックで廃れることのない、着用者の魅力を引き出すドレスとして、シャネルの代名詞とな
り、これ以降、黒は他のデザイナー達も積極的に用いるようになるのです。
本展ではシャネルのリトル・ブラック・ドレス以降の黒い衣装を特集展示いたします。
黒という色のもつ意味や効果について想像をめぐらせながらご覧下さい。
4.展示作品
衣装作品
8 点(予定)
左:森英恵≪イブニング・ドレス「北斎
の版画のように、山の風景を染めた絹の
ドレス」≫1996 年
右:ガブリエル・シャネル≪イヴニング・
ドレス(リトル・ブラック・ドレス)≫
1927 年頃