保、小、中の連携した取組 1 知・徳・体 のバランスのとれた「生きる力」を 育むために、<目指す子ども像>と≪育みたい力≫ を共有し、共通実践を行います。 <目指す子ども像>と≪育みたい力≫ 知 ○ 確かな学力 「よく考え、進んで学ぶ清和っ子」 ☆基礎的な知識・技能 ☆思考力、判断力、表現力 ☆自ら学ぶ力と学ぶ意欲 ☆基本的学習習慣 徳 ○ 豊かな心 「ふるさとに誇りをもち、 ともに生きる清和っ子」 ☆家族やふるさとを愛する心 ☆自尊感情、自己有用感 ☆他者への理解と想像力 ☆規範意識、礼儀、社会性 体 ○ 健やかな心身 「ねばり強く、たくましい清和っ子」 ☆基本的生活習慣 ☆一人一人の運動習慣と体力 ☆自己管理能力 2 小一プロブレム、中一ギャップの未然防止に向けて、保育所 から小学校、小学校から中学校への円滑な接続を図ります。 「小一プロブレム」とは? 小学校入学後の1年生が、学びの環境の変化によって、集団 行動ができない、授業中に座っていられない、話を聞かないな どの状態が数ヶ月続く状況のことを言います。 「中一ギャップ」とは? 中学校入学後に、学習や生活環境の変化になじめずに、不登 校になったり、いじめ等の問題行動が起きたりする現象のこと を言います。 を育むために いのち輝く清和っ子とは・・・ この宇宙にきらめく星のようにいのちを輝かせながら、 将来に夢をもち、いきいきと自分らしく生き抜いていく 子どもたち ☆保育所から小学校へ、小学校から中学校へ滑らかに移行でき るようカリキュラム等を工夫します。 ☆学校生活への円滑な接続を図るために、園児、小学生、中学 生の交流活動を積極的に行います。 3 子どもの育ちを見守り支える基盤としての地域の組織を活 性化し、<目指す子ども像>の実現に向けて家庭、地域と一 体となった取組を推進します。 清和文楽館 ☆保、小、中連携協議会の活動を工夫し、清和っ子応援団づく りを推進します。 ☆教育講演会等を開催し、地域、家庭の教育力の活性化を目指 します。 =清和っ子応援団を募集しています= 清和高原天文台 私たちは、地域の方々のご協力を得て、活気と誇りと自信のある学 校・園を創っていきたいと考えています。ボランティアで協力をしてい ただける方は、是非、ご連絡をお願いします。 【ボランティアの内容】 ・体験活動の支援 ・野菜作り、米作りの指導 ・花植えの支援 ・地域の伝統や文化の話 ・伝承遊びの指導 ・音読やスピーチの聞き手 ・習字・書写やそろばんの指導 ・環境整備 等 ・職業観や勤労観、生き方の話 ・道徳の時間のゲストティーチャー 毛筆の時間に基礎をしっかりと学ぶこと ができます。子どもたちが毎回熱心に取り 組む姿が見られます。 応援団の方による 青葉の瀬 習字指導 清和の宝をともに見守り支えましょう ※このリーフレットは、ご家庭で保管していただきますようお願いします。 清和地区青少年健全育成町民会議事務局(山都町教育委員会生涯学習課) 清和地区保、小、中連携協議会事務局(清和小学校) 清和地区青少年健全育成町民会議 清和地区保、小、中連携協議会 知 ・ 徳 ・ 体 のバランスのとれた「生きる力」を育む取組を進めています! 知 <目 指 す 子 ど も 像> 徳 体 とれた取組を進めていきます~ <目 指 す 子 ど も 像> <目 指 す 子 ど も 像> 「よく考え、進んで学ぶ清和っ子」 「ふるさとに誇りをもち、ともに生きる清和っ子」 「ねばり強く、たくましい清和っ子」 重 点 事 項 重 点 事 項 重 点 事 項 学ぶ態度の育成と保育活動、授業の充実 人権教育を基盤としたなかまづくりと体験活動の充実 基本的生活習慣の確立と健康・体力づくり 育ちや学びをつなぐことは、学力の 充実にもつながります。保、小、中の 職員が互いに授業や保育を参観した り、一緒に指導者として参加したりす る連携授業に取り組んでいます。 「清和文楽」の練習をしている小学 生に中学生がアドバイスをするなど、 体験活動を通して交流しています。 保小中の合同保健委員会を開催し、 学校・家庭・地域の立場から清和っ子 の現状と課題を話し合い、解決策を考 えています。 駅伝大会(中学校) 小中連携授業 保小交流 園児と小学校 1 年生が大川阿 蘇神社で秋さがしをしました。 子ども達の育ちや学びの円滑 な接続を図るために交流活動を 工夫しています。 「いのち輝く清和っ子」 保と地域の交流 保育園児も、地域のお祭り等 に積極的に参加しています。 を育むために 文楽交流 合同保健委員会 外遊び 家庭・地域・学校が一体となって取り組みましょう!! あいさつ・返事・言葉づかい 家庭で学習する習慣 いのちを大切にする心 ふるさとの伝統・文化 早寝・早起き・朝ごはん 運動習慣、健康づくり 気持ちのよいあいさつ、返事、 ていねいな言葉づかいを進んで することを通して、素直で明るい 心、周囲への感謝の気持ち、積極 性を育てています。 まずは、大人が手本を示し、あ いさつや言葉づかいを教えまし ょう。 学校では、家庭学習の時間のめ やすを示しています。 家庭でもしっかり学習する習慣 を身につけさせましょう。 【めやすの時間】 小学校 1年 35 分 2年 40 分 3年 45 分 4年 50 分 5年 55 分 6年 60 分 中学校 1年 80 分 2年 90 分 3年 120 分 「命を大切にする心」を育むため の指導プログラムの活用や道徳教 育に取り組んでいます。また、さま ざまな行事や活動で命の大切さを 実感できるようにしています。 子どもたち一人一人に自分や友 だちの命を大切にする心を育みま しょう。 「清和文楽」など、地域で大切に されている伝統や文化についての学 習を通して、ふるさとのことを知り、 ふるさとを大切にする心を育んでい ます。 地域が一体となって、子どもたち のふるさとを愛する心を育みましょ う。 生活習慣は、子どもの発達に大 きく影響することから、子どもた ちの基本的な生活習慣づくりに取 り組んでいます。 生活習慣づくりの基盤は家庭に あります。家庭で、年齢に応じた 望ましい生活習慣を身に付けさせ ましょう。 適切な運動習慣を身につけるこ とは、心身の健康づくりのために、 大切なことです。 園では、遊びを通して、学校では 体育の時間や部活動、その他に運動 する時間を設定して取り組んでい ます。 子どもの発達段階に応じた運動 習慣・体力づくりを進めましょう。 就 学 前 3・4歳 発達段階 項 0~2歳 目 小 5歳 低学年 学 校 中学年 中 学 校 高学年 めざす 清和の 子ども像 主な 発達の 特徴 自我が芽生えてくる。大人 依存から自立へと移行し、 個性や社会性が芽生える。 友だち関係が広がり、協力し 主体性が増してくる。上級 心身の変化が大きい時期であ の援助を得て、生活習慣に繋 友だちとの関わりが増える。 身辺自立がほぼ確立し、善悪 友だちのことや学校での決ま 合って活動することができるよ 生としてリーダーシップがと る。生活の中で友人関係が重要 がる簡単な身の回りのことを 自分の思いを言葉で伝える を判断する力が芽生え、協力 りや学習の意味を理解し、集 うになるなど社会性が身につ れ協調性が増す一方、友だち な位置を占めるとともに、自己 自分でしようとする。 ようになり、周りに関心が や達成感など心情面の経験が 団性が身についてくる。 く。 や周りの評価を気にする面が の将来や生き方についても考え 出てくる。 豊かになる。 出てくる。 始める。 ○自分または友だちと一緒に遊びをみつけて、夢中になる。 自ら学ぶ力 と学ぶ意欲 (思考力、 表現力) 家族・ふる さとを愛す る心 人と関わる力 (他者への理 解と想像力) ・ごっこ遊びや手先を 使った遊びなど好 きな遊びを楽しむ。 ○自分の気持ちを相手 に伝 えよ うとし 、簡 単な 意思 表示を 言葉 で伝える。 ○家族や保育士等と近 辺 を 散歩 しなが ら、 自 然 やふ れあい を楽 しむ。 ○あたたかいふれ合い や 言 葉を かけて もら い な がら 、大人 の仲 介 に より 一緒に 遊ぶ 楽しさを味わう。 ○地域の施設や自然の ○ 地 域 の 行 事 を 見 た り 場所を利用しながら、 参加したりして楽しむ 身近 な人 々との 関わ とともに、自然の豊か りを広げる。 さに気づく。 ○友だちとの遊びの楽 ○ 進 ん で 友 だ ち と 遊 ん しさ を感 じなが ら、 だりお世話をしたりし 自分 のや りたい こと て、クラスのみんなで を、 友だ ちや大 人に やり遂げる楽しさを味 伝えることができる。 わう。 ○家庭での学習に自分から取り組むことができる (好きなこと・できることを増やす→苦手な所が分かり、克服しようとする) ・自分達で遊びやルー ルを 考えた り 、絵本 家庭学習35分以上 に親しんだりできる。 ・毎日宿題をする。 ○質問や自分の考えを ○自分の考えを最後ま 自分なりの言葉で話し でしっかりと伝えると たり、相手を見て静か ともに、相手の考えを に話を聞く。 比べながら聞く。 ○生活科等による体験 学習を通して、地域の 自然や文化、人のよさ に気づき、好きになる。 ○自他の考えを出し合 い、自分も他の人も大 切にし、仲良く助け合 いながら生活すること ができる。 ○望ましい生活リズムをつくり身につける。(午後9時までに就寝する) 保護者と一緒に → 自力で 基本的生活習慣 育みたい力と発達段階に応 じた具体的な子どもの姿 伝え合う力 ・大人と一緒に遊びを 見たり繰り返したり して遊びを楽しむ。 ○喃語や表情などで気 持 ち を表 し、身 近な 大 人 を中 心にや りと りを楽しむ。 自己中心性も残っているが、 睡 眠 食 育 運動習慣と 体力 活動例 園 学校 地域 家庭 ○お家の人に付き添っ て も らい ながら 、落 ち 着 いた 環境の 中で 十分な睡眠を取る。 ○形がある食品をかみ つ ぶ すこ とがで きる ようになる。 ○お家の人に付き添っ てもらいながら、決 まった時刻には、寝 ようとする。 ○食事のリズムがで き、規則正しくと ろうとする。 ○声をかけてもらいな がら、決まった時刻に 就寝・起床しようとす る。 ○家族や友だちと楽し い食 事をす る ことが できる。 ○体を動かす遊びを楽しむ。 ○自分から決まった時 刻に就寝・起床しよう とする。 ○好き嫌いせず食べよ うとする。 ○活動を工夫して運動 を楽しむ。 家庭学習45分以上 家庭学習55分以上 ・自学に挑戦する。 ○自分の考えを分かりや すく伝えるとともに、 相手の気持ちや考えを 理解しようとする。 ・読書の幅を広げる。 ○自分の考えを整理し て伝えるとともに、相 手の立場に立って聞 き、考えようとする。 ○目標に向かって主体的、計 画的に学習を進める。 家庭学習80~120分 ・社会状況に目を向ける。 ○場と相手に応じた適切 な言い方で自分の考えを 伝えるとともに、相手の 考えを聞いて、自分の考 えを広げようとする。 ○ふるさとのよさ(豊かな自然、清和文楽、地域の人々の生き方など)にふれ、愛する心をもつ ○ふるさとへの愛着や親 しみをもって生活する。 ○身の回りの差別や偏見 をなくそうとしながら、 友だちのよさを認め、 互いに助け合い、励ま し合いながら生活する。 ○先人の努力を知り文 化を継承しようとする ○部落差別の現状を理 解し差別をなくしてい こうとしながら、一人 一人を尊重し、互いに 助け合おうとする。 ○地域の一員として郷土に 感謝し貢献しようとする ○人権問題に学びなが ら、自他の命、存在や 生き方を大切にする意 識を高め、その態度化 を図ろうとする。 ○学校生活と家庭生活での望ましい生活リズムを確立する。 ○帰宅後の生活リズムを お家の人と一緒に考え、 実行しようとする。 (21時30分までに就寝) ○健康に過ごすことを意 識して色々な食べ物を 好き嫌いせず食べよう とする。 ○ 自 分 で 生 活 リ ズ ム の ○自分の生活を見つめ、 計画を立て、体の調 自分で就寝・起床時刻や 子に合わせて生活す 生活行動を決定し、生活 る。 (22時までに就寝) 習慣を整えようとする。 ○人と協力し合って活動 するなど工夫して活動 を楽しむ。 ○各種の運動を通して、 運動の楽しさや喜びを 味わうとともに協調性 を養う。 連携授業・保育の実施(参観、乗り入れ指導、交流活動、合同体験活動) ○食事が体に及ぼす影響や食 品をバランスよく組み合わ せて食べることの大切さを 理解し、一食分の食事が考 えられる。 ○食文化の歴史・郷土の産物、 日常生活における食事と健 康との関わりについて理解 を深め、簡単な日常食の調理が できる。 ○豊かなスポーツライフの実 現及び生涯にわたり健康で 安全な生活を送るための実 践力を養う。 等 保小中一斉の生活リズムチェック、保護者向け子育て講演会の実施、ノーテレビノーゲームデーの実施、食育の推進、あいさつ運動の実施 大川保育園 小峰へき地保育所 等 清和小学校 清和中学校
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