国立大学法人京都教育大学学長候補者選考基準 平成27年8月6日 国立大学法人京都教育大学 学長選考会議決定 国立大学法人京都教育大学学長選考会議(以下「学長選考会議」という 。)は,現学長 の任期が平成28年3月31日をもって満了することに伴い,学長候補者を選考するに当 たり,国立大学法人京都教育大学学長選考規程第4条の規定に基づき学長候補者選考基準 を以下のとおり定める。 1.次期学長に求められる資質・能力 国立大学法人京都教育大学は,京都の長い歴史と伝統,豊かな文化を土壌に,優れた学 校教員を輩出することと,学校教育に関する研究を推し進めることにより,日本の社会に 貢献することを目的としている。 このため,本学学長には,教学及び経営の最高責任者として,次に掲げる資質・能力が 求められる。 1.学内外からの信頼を得るに足る高潔な人格と優れた学識を有すること 2.開学以来の伝統を活かしながら,急速に変化する社会の要請に応じた大学運営が行 える視野の広さとリーダーシップを有すること 3.円滑な合意形成に配慮しつつ,附属学校も含めた教職員の協働を促して,人的資源 を最大限に活用する統率力を有すること 4.本学の特色と魅力を発揮するために,明確なビジョンを学内外に提示する発信力を 有すること 5.優れた教育実践力を持つ教員を養成するとともに,現職教員の能力向上に寄与する という本学の使命を確実に推進する実行力を有すること 6.学校教育に関係する研究体制を整備・運営する強い意志と実行力を有すること 加えて,第3期中期目標期間(平成28年度-33年度)を担う次期学長には,以下の 課題を断行するリーダーシップと行政手腕が求められる。 1.京都府教育委員会・京都市教育委員会などとの連携等により,地域に密着して,と りわけ京都府および京都市における義務教育に関する教員養成機能の中心的役割を担 いつつ,近畿地域を中心とした広範な地域の教員養成機能を担っていく。 2.多くの大学が立地する京都の特色を活かした連合教職大学院を発展させ,かつ教育 学研究科の改革を一層推進する。 3.今日の教育現場では日本の社会や文化・科学に関する深い知識を持ちつつも国際理 解とコミュニケーション能力を備えたグローバル人材の育成が求められており,その ための教育実践力を備えた教員の養成と研修の高度化を推進する。 4.これらを基本的な目標とし,実践型教員養成機能への質的転換を図り,学び続ける 教員を養成するための改革と機能強化を推進する。 - 1 - 2.学長選考手続き 平成27年8月17日 学長候補者選考基準の公表 学長選考実施要項の公表 平成27年9月30日~10月14日 推薦受付 平成27年10月15日~10月28日 推薦受付結果の公表 学長候補適任者の調査及び絞込み 平成27年10月29日~11月12日 絞込み結果の公表 平成27年10月30日~11月12日 所信表明書及び質問に対する回答書受付 平成27年11月13日~11月29日 所信表明書及び回答書の公表 意向投票の公示 平成27年11月30日 意向投票の実施 学長選考会議開催(学長候補者の決定) 平成27年12月1日以降 学長候補者の選考の結果,選考の理由及び過程の公表 - 2 -
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