権 太 夫 - 伊勢崎市

だ ゆ う
生産者インタビュー
ごん
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各校の特色を生かしたイベントが盛りだくさん
じょう
販売期間 12月25日
(日)
まで
販売価格 1箱(12本)
=2,500円
取扱店 JA佐波伊勢崎の下記直売所
●からか~ぜ(田中町)
●からか~ぜ まゆの郷
(境百々)
※両店舗とも売り切れ次第終了します
人)に、昨年度から参加。栽
培技術のさらなる向上に取り
組み、平均糖度 度以上を品
質基準に厳選した、最高品質
の下植木ねぎ
「権太夫」
を作り
上げました。味や食感だけで
なく、形にも基準を定め、お
いしさを追求しています。こ
の機会に、厳選された伊勢崎
市伝統の味を、ぜひ味わって
みてください。
下植木ねぎ「権太夫」を販売します
まちなか高校生フェスタ
ぎん
20
(27)
伊勢崎吟上・下植木ねぎ権太夫
たか
昭和 年以降、織物業が衰
退していくと、贈答品として
用いられた下植木ねぎの出荷
量も減り、平成に入ると 件
ほどの農家が栽培するだけに
なりました。下植木ねぎの品
種を後世に伝えるため、市内
の生産農家と市、県の農業普
及機関が共同して、平成元年
に
「下植木葱研究会」
を結成。
農業まつりでの出店や学校給
食への提供など、地道に活動
を続けてきました。
おいしさを追求した
下植木ねぎ
「権太夫」
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本市の伝統野菜である下植木ねぎを、厳しい品質基準を設け
て選別した伊勢崎吟上・下植木ねぎ
「権太夫」
。市内のJA佐波
伊勢崎の直売所2カ所で販売します。この冬、豊かな甘みと風
味あふれる伝統の味を、ぜひ味わってみてください。
問い合わせ 農政課
(☎ 2757)
しげ
ネギ
研究会は、よりおいしい下
植木ねぎを市民の皆さんに届
けるため、農産物のブランド
化に取り組んでいる
「 伊勢崎
市
『農&食』
戦略会議」(会員
51
江戸時代から愛されてきた
下植木ねぎ
せき
下植木ねぎは、下植木町を
中心とした殖蓮地区で作られ
ている伝統的なネギです。そ
の歴史は長く、寛政 年
(1
798年)に伊勢崎藩家老・
『 伊勢
関重嶷により書かれた
崎風土記』に
「 最美味也
( 最も
美味なり)
」
と記され、特産品
として認知されていました。
安政4年
(1857年)
には武
家へのお歳暮として下植木ね
ぎを贈ったとの記録が残って
おり、当時から贈答用に用い
られていたことが分かります。
明治時代に入ると、織物業
者により全国の得意先への贈
り物として用いられるように
という呼称
なり、
「お歳暮葱」
も生まれました。
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TOPICS
まちの出来事
ギョーザ
餃子味のソーセー
ジ
「ギョ
の販売
(伊勢崎商業高校 ーザージ」
)
書道パフォーマンス
(四ツ葉学園)
ミニ鉄道乗車体験
(伊勢崎工業高校)
11月12日、伊勢崎駅南口芝生広場や伊勢崎駅前インフォメーションセンタ
ーなどを会場に、「まちなか高校生フェスタ」が開催されました。市内の県立高
校5校と四ツ葉学園中等教育学校の生徒が、各校の特色を生かしつつ協力して
つくり上げたイベントで、書道パフォーマンスや軽音楽部によるバンド演奏な
どがステージで披露されました。そのほか、地元企業と共同で開発したおにぎ
りやソーセージの販売、美術部や写真部などの作品展示、お茶席、花の寄せ植
え体験など、高校生が企画したさまざまなイベントが行われました。
産業振興貢献企業表彰式
感謝状が贈られました
ハンドマッサージ体験
(伊勢崎興陽高校)
メ ー ド
イン
Made in いせさき製品展示会
伊勢崎製品でおもてなし
下植木葱研究会 会長
鹿沼 正夫さん(下植木町)
か
ぬま
まさ
お
下植木ねぎは収穫できるようになるまで、14
カ月かかります。病気に弱いので、それを防ぐの
が大変です。味や食感の特徴は、火を通すと甘く
軟らかくなることです。一番合う料理はすき焼き
ですが、鍋などほかの煮込み料理全般との相性も
抜群です。みそ汁の具にするのもいいですね。保
存する際は箱に入れず、日が当たらない所で壁な
どに立て掛け、根を下にして置いてください。新
聞紙に包んで冷蔵庫に入れてもいいです。
歴史的な価値のあるネギだと思うので、後世に残していくために惜しまず努力 していきたいと思います。若い後継者の育成にも力を入れ、伝統の味を守って いきたいです。市民の皆さんにはこの機会に味を知ってもらい、私たちと 一緒にその味を伝えていってほしいと思います。
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広報いせさき No.288
産業振興への貢献に感謝
温かいコーンスープの試飲
11月15日、プラザ・アリア
(喜多町)
で
「産業振興貢献
11月12日、スマーク伊勢崎
(西小保方町)を会場に、
企業表彰式」が行われました。本市の産業振興に貢献し
本市で作られている工業製品などをPRするための展示
たとして、市内の企業に多くの仕事を発注した市内外の
会が開催されました。出展したのは市内に事業所や工場
製造業者18社が貢献企業として選ばれました。貢献企
などを構える企業の皆さん。試供品の配布や技術の体験
業には五十嵐市長から感謝状と記念品が贈られ、表彰式
など、それぞれの特色を生かしたブースを設置し、来場
後は交流会が行われました。
者に製品や技術を紹介しました。
2016年
(平成28年)
12月16日号
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