気づきシート記入例

【気づきシート(平成27年度~)】
記入例1
代表者(施設長)
確認欄
団体名
施設名
○○訪問看護ステーション
記入者
(職・氏名)
介護職員 ○○ ○○
Ⅰ. 利用者及びその家族に対し、支援の難しさを感じた事例
介護や子育ての課題、虐待や生活困窮等を抱える利用者・当事者及びその家族に対し、「うち
の施設(活動)だけで解決や状態の改善を図ることは難しいのだが、何とかできないだろうか」と
いう事例や思いを、具体的に教えてください。
事例について該当する項目にチェックを入れて下さい。(複数可)
☑高齢 □障がい □子育て □生活困窮 ☑その他( ひきこもり )
世帯構成(わかる範囲でご記入下さい。ジェノグラムも可)
母=Aさん(80代女性・要介護1)、息子(年齢は不明)
※Aさんの夫は10年前に死去。娘がいるようだが、
他府県に嫁いでいるとのことで、交流はほとんどない様子。
事例の紹介
Aさん宅へサービスのため訪問を続けているうちに、ひとり暮らしかと思っていたA
さん宅に息子がいることがわかってきた。その息子はどうもひきこもりのようで、就労
はしておらずAさんの年金で生活している様子で、Aさんは自分に何かあったら息
子はどうなるのかと不安を口にされる反面、息子の存在をあまり外に知られたくない
様子。また、経済面を考え、サービスをあまり使いたくないようで、契約したデイサー
ビスもAさんの考えで利用されず休まれることもある様子。
Aさんの生活のためにも、息子の課題が解決されたらという気持ちがあるが、どうし
たらよいかわからない。
Ⅱ. Ⅰの解決策・解決像
上記Ⅰの具体的事例に対して、「こうなればいいのに…」「こんな取組や制度があれば…」という
思いや既に課題の解決や状態の改善にアプローチしている取組があれば、具体的に教えてくだ
さい。
息子さんの課題について専門的に関わってもらえるところとつながり、世帯状況に
ついて情報を共有しながら支援していきたいと思っているのだが…
Ⅲ.事例をどのように活用していきたいか
この気づきシートに書いていただいた内容について、
□助言や情報提供がほしい。
☑広く学ぶ機会として、縁塾等の研修で使用してもよい。(縁より依頼する場合あり)
□具体的に事例検討する場がほしい。
□その他( )
【気づきシート(平成27年度~)】
記入例2
代表者(施設長)
確認欄
団体名
施設名
○○保育園
記入者
(職・氏名)
保育士 ○○ ○○
Ⅰ. 利用者及びその家族に対し、支援の難しさを感じた事例
介護や子育ての課題、虐待や生活困窮等を抱える利用者・当事者及びその家族に対し、「うち
の施設(活動)だけで解決や状態の改善を図ることは難しいのだが、何とかできないだろうか」と
いう事例や思いを、具体的に教えてください。
事例について該当する項目にチェックを入れて下さい。(複数可)
□高齢 □障がい ☑子育て □生活困窮 ☑その他(家族関係(DV))
世帯構成(わかる範囲でご記入下さい。ジェノグラムも可)
父、母=Bさん(30代)、息子(3歳)
事例の紹介
保育料の滞納が続いている。息子の父は仕事人間で、稼ぎも悪くないようだが、夫
は家に全くお金を入れていないそうで、自分の趣味や交際費に自身の給料の全て
をあてている様子。そのため、この家族の生活費は全て母親のBさんのパートの収
入でまかなっているようである。
Bさんはパートを掛け持ちして日々働きづめのようで、保育園の送り迎えで顔を合
わせる度、日に日にやつれていっている。Bさんによると「夫はそういう人なので・・・」
とのことでそれ以上のことは話されない。
Ⅱ. Ⅰの解決策・解決像
上記Ⅰの具体的事例に対して、「こうなればいいのに…」「こんな取組や制度があれば…」という
思いや既に課題の解決や状態の改善にアプローチしている取組があれば、具体的に教えてくだ
さい。
経済的ドメスティックバイオレンスである可能性があるので、男女共同参画セン
ターや民間のDV支援団体につなぎたい。また、父から息子の虐待の可能性もある
ため、児童相談所とも連携をとりたい。
Ⅲ.事例をどのように活用していきたいか
この気づきシートに書いていただいた内容について、
□助言や情報提供がほしい。
□広く学ぶ機会として、縁塾等の研修で使用してもよい。(縁より依頼する場合あり)
☑具体的に事例検討する場がほしい。
□その他( )