【緊急・注意情報】 悪質なトイレファンの訪問販売業者にご注意ください! 〈事例〉 トイレファンの事業者が訪問し、高齢の母が対応した。母は、事業者から「コンセントが劣化 していて電気を通すのは危ない、換えた方がいい。」と言われ、9万円以上の請求を受けたとい う。 事業者はくみ取り式便所のトイレファンが壊れていると話していたが、今まで何の不具合もな く故障もしていなかったので、母に代わって交換の必要はなかったはずと抗議したところ、事業 者は、 「3万円値引きするので、6万円を3週間以内に郵便振込みで支払ってくれればいい。」と 話し、金額を訂正した売買契約書を置いて帰った。 母にクーリング・オフするよう伝えたが、嫌がらせを受けるかもしれないし、1人で家にいる のが怖くなるので嫌だと言う。どうすればいいか。(契約当事者:70 代 女性) <アドバイス> 特定商取引法では、訪問販売業者について、契約の締結に係る勧誘に先立って、会社名や氏名 のほか、勧誘目的や勧誘に関する役務の種類を告げなければならないと規定されています。 この事業者に関しては、氏名等を告知していないという相談に加え、執拗な勧誘に関する相談 も多数寄せられていますが、一度はっきりと勧誘を断った消費者に再び同じ勧誘をすることは特 定商取引法により禁止されています。 断っても事業者が帰らない場合は、すぐに警察を呼びましょう。また、訪問販売で契約した場 合、8日以内であればクーリング・オフができますので、早めに消費者ホットライン(☎188) か県消費生活センター(017-722-3343)に相談してください。
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