안녕하세요?太田諭です。 「どんな風に学習を進めるのですか?」とか

안녕하세요?太田諭です。
「どんな風に学習を進めるのですか?」とか、
「テキストの見本があれば、どんな授業になるかイメージしやすいです!」という
メッセージを頂いたので、
ゴールデンウィーク・超短期韓国語集中講座のサンプルテキストを作成しました。
カラフルな図解やイラストが大好きなことで有名な私のテキストですが(笑)、
今回の講座でも健在です。
今回のサンプルは、以下の4つの講座のものとなっています。
1、ハングル(文字)のしくみ、読み方 講座
2、韓国語の発音変化 講座
3、韓国語の活用(正格活用)+ヘヨ体 講座
4、韓国語の活用(変格活用)+過去形 講座
このサンプルテキストを読むだけでも、かなり参考になると思いますので、
レベルアップしていくあなた自身を感じながら、
読み進めてみてくださいね。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
ハングルの成り立ち
テキストサンプル・ハングル編
初声
子
音
母
音
子 音
母 音
子 音
子 音
パッチム
韓国語の文字(=ハングル)は、実は単純な成り立ちで出来ています。
ハングルは、
「(子音+)母音(+子音)」が組み合わさって出来ています。
※子音とは、t,p,d,g,h,k,z,b,n,m…などのことで、
母音とは、a,i,u,e,o…のことです。
さらに、最初の子音のことを「初声」、
最後につく子音のことを「パッチム」といいます。
では、次のページで具体的に以下の3つの文字を見てみましょう。
ハングルでは、子音はあってもなくても OK です。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・ハングル編
☆実際にハングルを見てみよう!
가
각
고
一番左の文字は가となっており、一見2つの記号から出来ているように見えます。
ㄱ と ㅏ の2つですね。
ハングルは記号の形で読み方が決まっています。
例えば、
ㄱ は [k](場合によっては [g] )
ㅏ は [a]
と読みます。
つまり、가は[ka]と読みます。
次に真ん中の文字、각を見ていきます。
上の部分は、左の文字 가 と同じため、[ka]と読みます。
そして 각 という文字を見るとわかるように、
最後にㄱ[k]がついているので、
각は[kak]と発音します。
パッチムの発音はちょっと特殊なので、後でまとめて説明します。
まずはハングルのしくみをしっかりと理解することを優先してください。
では、一番右の文字、고を見てみます。
가、각とは違い、縦に並んだ形となっています。
ㄱ と ㅗ[o]の組み合わせなので、
고は[ko]と発音します。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・発音変化編
☆発音変化って何?大切なの?
実は、韓国語には日本人がうまく理解できない「発音変化」というものがあります。
例えば、日本語では「あ」はどんな時でも「あ」としか読まないし、
「こ」は「こ」としか読みません。
しかし韓国語では、「학」は「학」と読むときもあれば、
前後の表現によって「항」、「팍」、「낙」と読むことがあります。
では、実際はどれくらいの頻度で発音変化が起こるのでしょうか?
実際の例文で見てみましょう。
전 박진우라고 합니다.
私はパクジヌといいます。
実は、このなんでもない例文に、
発音変化が3つも隠れています。
この例文を、実際の発音どおりに表記してみると……
[전 박찌누라고 함니다.]
となります。
찌では濃音化、
누では初声化(連音化)
함では鼻音化
という発音変化が起こっています。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・発音変化編
また、単語を覚えている時でも、この発音変化は意識すべきです。
例えば、
「유학 は 留学という意味か。いつかしてみたいな~」と思いながら暗記したとします。
しかし、実際に会話として使う場合、
「留学に行きたい」とか「留学はしましたか?」というように、
「留学」の後に助詞がつきますよね?
それを韓国語で表現するときには、
유학は、「유학을」とか「유학은」となるわけです。
すると、発音は
유학을 [유하글] 、유학은 [유하근]
『え?「ユーハグル」、「ユーハグン」ってなんだ?』と思ってしまいます。
つまり、発音変化を理解していないと、
せっかく単語を一生懸命発音していても、
まったく理解してもらえなかったり、
知っている単語でも聞き取れないことがあるのです。
韓国語の発音変化は、大きく8種類あり、
日本人にとっては複雑に感じるものも多くあります。
そこで、次のページから、韓国語を発音変化のルールをしっかりとつかみ、
どんな表現でも正しく韓国語が発音でき、
韓国語が聞き取れる基礎力を身につけていきましょう(*^_^*)
まずは、ルールをつかむことから始めると、
スムーズに理解ができますよ。
となり、
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・発音変化編
☆初声化 (連音化)
次の文字が母音で始まるなら、パッチムが初声として発音される。
次の文字が初声ㅎで始まる場合も、激音化しないパッチムの場合なら初声化します。
☞ ㄴ、ㄹ、ㅁ、濃音、激音
※この初声化がスムーズにできれば、音読、さらに会話がスムーズにできるようになります。
日本人は、この初声化がスムーズにできない人が多いです。
この初声化によって、
「한국어 韓国語」を発音するときには、 [한구거] [hangugɔ] と発音されます。
(パッチムのㄱが、어という母音の初声として発音される。)
例)단어 → [다너] [tanɔ] 単語
母音から始まっている!
다 어
ㄴ
パッチムがある!
初声化
[다너]
前の文字の子音が、
次の文字の子音として発音される。
前の文字のパッチムが、
次の文字のㅇを押しのけてしまう、
というイメージですね。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・正格活用編
☆活用って?
動詞や形容詞などの形が変わることを活用といいます。
例えば、日本語の「探す」で言うと、
「探さない、探して、探す、探すとき、探せば、探せ」となるように、
後に続く表現に合わせて変化していることがわかります。
同じように、「찾다 探す」を同じように韓国語で表現すると、
「찾지 않다、찾아서、찾는다、찾을 때、찾으면、찾아라(찾으라)」となります。
このとき、緑で塗った部分が찾다が変化している部分を示しています。
(찾을 때は、찾으の部分のみです。ㄹは含まれません。)
아とか으が入ってきていることがわかりますね。
遠い昔の記憶になるかもしれませんが、
中学校の国語の授業で「未然連用終始連体仮定命令」、
「五段活用、下一段活用、カ行変格活用……」をやったのを覚えていますか?
実は日本語の活用は、1つの単語につき6つの形があって、
さらに変化するパターンが5パターンもあり、
とても複雑なものです。
しかし、韓国語は1つの単語につき3つの形しかありません。
(ごく一部の単語で例外はあります。)
また、特殊な活用をするパターンは7つありますが、複雑な変化はしません。
そこで、韓国語の活用の形をⅠ、Ⅱ、Ⅲと表記することにして、
シンプルにスッキリとまとめていこうと思います。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・正格活用編
これが用言の基本形(辞書形)です。
먹다
語尾は、その語尾ごとに、
用言のどの活用形に結びつくかが、
決まっています。
すべての用言は3通りの活用ができる。
Ⅰ:먹Ⅱ:먹으Ⅲ:먹어-
먹고
먹으면서
먹어요
これらが語尾です。
-고
-면서
-요
食べて
食べながら
食べます
用言、語尾については
次のページで説明していきます。
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・変格活用編
☆変格活用とは?
このテキストを見ているあなたは、
すでに韓国語の活用について知っていると思いますが、
韓国語の活用のルールから少し外れているものがあります。
それを変格活用と呼ぶことにし、特に注意して語尾につなげよう、ということです。
・ㄹ活用
・ㅂ変格活用
・으変格活用
・르変格活用
・ㅎ変格活用
・ㄷ変格活用
・ㅅ変格活用
ちなみに、ㄹ活用にだけは、「変格」という文字がついていませんが、
パッチムにㄹがある用言に関しては、「例外なく全て」がㄹ活用をするため、
こういう表記としました。
一方で、ㅂ変格活用については、
어렵다はㅂ変格活用であるのに対し、입다は正格活用なのです。
つまり、パッと見ただけでは変格活用なのか正格活用なのかがわからないのです。
そのため、面倒ですが変格活用用言なのか正格活用用言なのかを覚える必要があります。
とはいえ、変格活用用言には一定の法則もありますので、
それも合わせてお伝えしていきますので、ご安心ください。
変格活用が理解できれば、韓国語で必要とされる基礎は十分出来上がります。
あと一息ですので、一緒に頑張ってマスターしていきましょう!
2013 年ゴールデンウィーク・韓国語超集中講座
テキストサンプル・変格活用編
ㅂ変格活用
※一番よく使われて、しかもややこしいのが、このㅂ変格活用です。
POINT
・ㅂ変格活用をする用言は、基本形の-다の前の文字にパッチムのㅂがあるほとんどの形容詞。
・第Ⅰ語基は基本形から다を取るだけ。
・第Ⅱ語基は基本形から다を取り、さらにㅂを「우」に変える。
・第Ⅲ語基は基本形から다を取り、さらにㅂを「워」に変える。
パッチムがㅂのほとんどの形容詞 、一部の動詞
要するに
Ⅱ:ㅂ→우
Ⅲ:ㅂ→워
ただし곱다(きれい)、돕다(手伝う)のみ、Ⅲが와に
춥다(寒い)
第Ⅰ語基:基本形から다を取るだけ。「춥-」
第Ⅱ語基:基本形から다を取り、さらにㅂを「우」に変える。つまり「추우-」
※母音が우という同じものが続くので、省略したくなりますが、省略させてはいけません。
第Ⅲ語基:基本形から다を取り、さらにㅂを「워」に変える。つまり、「추워-」
つまり、춥다(寒い)は、 Ⅰ:춥-
Ⅱ:추우-
Ⅲ:추워-
となります。
「우」と「워」は絶対に省略するな!!
しちゃダメなんだ!
☆最後に
この集中講座を受講すれば、
「韓国語が話せるようになる」わけではありません。
たった4日かそこらで、韓国語が話せるようになったら苦労しませんよね?
ですが、この集中講座を受講することで、
「見える世界」は確実に変わります。
例えば、今まで記号にしか見えなかった、ドラマで出てくるハングルが、
「あ、もしかしてこう読むのかな?」と思えるようになったり、
twitter や mixi などで韓国語の表現を見たときに、
「あ、これ発音変化が起こるな」とか
「これは、第Ⅲ語基形につながっているのかな」など、
今まで感じなかったことが感じられるようになるはずです。
それが理解であり、進化です。
理解が進めば、学習は楽しくなります。
学習が楽しくなれば、もっと学習したくなります。
学習をやれば、理解が進みます。
理解が進めば、学習がさらに楽しくなるわけです。
こうなれば、結果的に、韓国語が理解できたり、話せるようになっていきます。
この正のループをゴールデンウィークで一気に作り上げるのが、
今回の集中講座の真の目的です。
「やりたいとは思っているけど、うまくできない」、
「やったことをすぐ忘れてしまう」と思っているならば、
私と一緒に、韓国語の基礎を一気に理解してしまいましょう。
そして、このゴールデンウィークを、
未来のあなた自身のターニングポイントにしてください。
あなたの判断、行動を、私は全力でサポートします。