学校長あいさつ 本校がある久高島は、昔から「神の島」として知

学校長あいさつ
本校がある久高島は、昔から「神の島」として知られ、南城市唯一の離島で
知念岬の東方6㎞の海上に浮かぶ細長い島である。
島の人々は、「子どもは地域の宝」として、地域全体で子どもを見守り・育てる
気風が残っており、豊かな自然とともに「地域の教育力」という教育環境にも恵ま
れている。
児童生徒数は、小学校7名(複式3学級)、中学校17名の小中併置校で
ある。「○○にいにい、○○ねえねえおはようございます」「○○さんおはようござい
ます」「○○先生おはようごさいます」と、名前を呼んでのあいさつが飛び交う朝の
校庭。音楽の合図と共に、一斉に朝の清掃活動に取り組み一日がスタートする。
教育活動では、少人数と小中併置校の利点を生かし「地域の学校、地域に
ある学校」の認識をふまえた様々な取り組みを展開し、地域に貢献できる学校づく
りに努めている。
3大行事の「追い込み漁」「久高島運動会」は、学校行事イコール島の行事
として、保護者・地域・学校が一体となり盛りたててくれます。
また、「学習発表会」には、地域全体が参加し、子ども達の成長・活躍の様
子を励ましてくれます。
今日も、豊かな自然の中で育った子ども達に、豊かな感性がやどり、青々と繁
った校庭の芝生の広場で、異年齢を超えた思いやりのある子が元気に歓声をあ
げています。
平成27年4月吉日 学校長:久貝 悦子