奴姿の若者たちが練り歩く 古式ゆかしい春の七川祭

春号 No.193
C
1
N
T
湖 Interview
長浜市長浜城歴史博物館館長
6
O
太田浩司さん
近江の文学風景
E
N
14
16
山本周五郎 著『尾花川』
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S
知っておきたい 暮らしとお金
老後の生活を支える貴重な原資
「退職金」
と賢く付き合うには?
SHIGA BANK Report
栗東支店を新築オープン
∼カーボンニュートラル店舗としてCO2排出量を実質“ゼロ”に∼
地域社会と子どもたちの
「つながり」
を応援!
∼CSR私募債
「つながり」
で社会貢献∼
10
近江の不思議
蒲生野に伝わる競馬、足伏走馬とは
17
しがぎん福祉基金
特定非営利活動法人
縁活
やっこすがた
奴 姿の若 者たちが練り歩く
古式ゆかしい春の七川祭
【 N a v i g a t o r 】 新旭支店 営業係
小西麻奈
おおあら ひ こ
毎年5月4日に、高島市新旭町に鎮座する大荒比古神
しちかわ
社の祭礼「七川祭」が行われます。
この“馬祭り”
は鎌倉時
やぶさめ
代に始まったといわれ、勇壮な流鏑馬を楽しみにする多
くの見物客で賑わいます。
また、昔ながらの奴姿で若者
まと
まと ね
たちが的を持って練り歩く
「的練り」や、酒樽を肩に担い
たる ぶ
やっこ ぶ
で踊る
「樽振り」などの奴振りは迫力があり、県の無形民
俗文化財に指定されています。地元の8地区が毎年輪番
で担当し、
当番にあたると準備に追われますが、
その地区
の若者だけが8年に一度の機会に奴に扮することがで
き、
とても思い出深いものになるそうです。
新旭町は自然
が美しく、水もきれいです。人も優しく、
とても温かい町
写真提供/びわ湖高島観光協会
です。ぜひ多くの方に七川祭の魅力に触れていただき、
大荒比古神社/高島市新旭町安井川844
アクセス▶JR新旭駅からバスで15分「川原市」
または
「安養寺・西」下車、
徒歩10分
新旭のことをもっと知っていただきたいですね。