歓迎の言葉宮崎国際大在学生を代表しまして、一言歓迎の言葉を申し上げます。皆さん、この度は入学おめでとうございます。ご子息の姿をご覧になり、保護者の皆様のお慶びもひとしおと存じます。この宮崎国際大学、通称 MIC は、昨年創立二十周年を迎えました。それとともに新しく教育学部も設立され、初めての二学部体制や、それまでの長期休暇の日程が変更されるなど、昨年は様々な面で挑戦の年でした。そんな、新たなスタートを切ったばかりの MIC に、本日百二名の新入生を迎えいれることができ、本当に嬉しく思います。今、皆さんは、これから始まる大学生活に思いを馳せ、ドキドキで胸がいっぱいだと思います。不安を抱いてる人も少なくはないかもしれません。しかし、そんな不安は今すぐ吹き飛ばしてください。MIC の魅力の一つとして、アットホームな雰囲気というのがあります。少人数の学校だからこそ、学生同士や教師と学生間の距離が近く、まるで家族のような関係を築くことができるのです。だから、悩みがあっても大丈夫。友人や、私たち先輩、そして先生方が、全力で皆さんをサポートします。なんでも相談しあえる仲の良さ、一人じゃないと思えるこの MIC の暖かい雰囲気が、きっと皆さんもすぐ好きになると思います。最後に、学校の先輩、そして人生の先輩として、皆さんに伝えたいメッセージが一つだけあります。それは、これから始まる四年間の日々を、毎日全力で生きてください、ということです。Today is the first day of the rest of your life. という言葉があります。今日という日は、残りの人生の最初の一日である、という意味です。あなたが過ごした一日は、二度と戻ってきません。なんとなく過ごしてしまった一日が、もしかしたら最後の日になる可能性だってあるのです。それをちゃんと胸において、毎日を全力で過ごして行って欲しいと思います。目標を掲げ、精一杯勉学に励むのもいいでしょう。仲間とともにいろんな場所へ出かけたり、いろんなことをしたり、思い出をたくさん作るのもいいでしょう。できることは無限大にあります。四年後、今度は卒業生としてこの場に立つ皆さんの心に、ひとつの後悔も残らないよう、けしてこれからの一分一秒を無駄にしないでください。それが、私が皆さんに一番伝えたいメッセージです。それでは、新入生のみなさんのご活躍と充実した大学生活をお祈りしまして、歓迎の言葉とさせていただきます。平成二十七年四月二日在学生代表星倉まどか