「医療福祉センターきずな」 次世代育成支援対策行動計画(第 5 回)

「医療福祉センターきずな」
次 世 代 育 成 支 援 対 策 行 動 計 画 (第 5 回 )
1、主旨
「 医 療 福 祉 セ ン タ ー き ず な 」は 、病 院 と し て の 施 設 機 能 を 有 し た 児 童 福 祉 施
設 で あ る た め 看 護 職・介 護 職 員 が 大 半 を 占 め 、職 員 全 体 に 対 す る 女 子 職 員 の 割
合 が 69% と 高 く 、 育 児 を し な が ら 働 け る 、 安 心 し て 育 児 が で き る 、 ま た 、 働
きやすい職場環境の整備を図っていく必要がある。
職 員 が 施 設 内 の 保 育 室 を 有 効 利 用 し 、子 ど も を 預 け 、安 心 し て 仕 事 に 取 り 組
め る と と も に 、家 庭 で の 子 育 て と 仕 事 が 両 立 で き る よ う 次 の 行 動 計 画 を 策 定 す
る。
第 5 回 行 動 計 画 は 、 平 成 26 年 3 月 に 病 後 児 保 育 室 が 完 成 し た こ と に よ り 、
働 き や す く 、且 つ 育 児 休 暇 を 取 得 し や す い 環 境 づ く り を 行 う こ と を 念 頭 に 、第
4 回 行 動 計 画 に 継 続 し て 必 要 な 目 標 を 再 掲 す る と と も に 、当 施 設 の 特 色 を 活 か
した新たな対策も盛り込むこととした。
ま た 、 前 回 の 行 動 計 画 で 目 標 を 達 成 で き な か っ た 年 次 有 給 休 暇 取 得 率 (目 標
80% に 対 し 実 績 は 61.0% )は 継 続 し て 目 標 設 定 を 行 う こ と と し た 。
2、計画期間
① 当 施 設 は 看 護 職・介 護 職 の 職 員 が 大 半 を 占 め て お り 中 途 退 職 等 に よ る 入 れ
替わりが比較的多いため計画期間は2年間とし2年後に計画の見直しを
行う。
②計画期間
平 成 27 年 1 月 1 日 ∼ 平 成 28 年 12 月 31 日 ま で の 2 年 間
3、目標と対策
(目 標 1 )
小学生未満の子どもを持つ職員の年次有給休暇取得率を計画期
間 に お い て 80% 以 上 と す る 。
対策
① 対 象 職 員 ( 11 名 ) へ の 周 知 徹 底 を 図 る 。
②年次有給休暇取得の申し出がしやすい職場環境づくりに努めるよ
う管理、監督職の意識啓発を図る。
また、勤務表作成時に休暇を優先的に取得するよう配慮する。
③時間単位の年次有給休暇の優先取得に配慮する。
(目 標 2 )
対策
院内保育室の有効利用の促進を図る。
① 職 員 が 施 設 内 保 育 室 を 利 用 し や す い よ う 、職 員 の 勤 務 変 更 に も 臨 機
応変に対応して子供を預かる。
② 夏 休 み 、冬 休 み 、春 休 み 等 の 休 日 に お い て 幼 児 が 一 時 的 に 施 設 内 の
保育室を利用できるよう対応する。
③施設内保育室を利用しやすいよう引き続き利用料金の援助を行い
個人負担を少なくする。
④ 夜 間 保 育 、時 間 延 長 保 育 等 職 員 の 勤 務 体 制( 夜 間 勤 務 、早 出・遅 出 )
勤務)に合わせた保育体制をとる。
⑤ 子 ど も が 風 邪 等 の 病 気 に な っ た 時 、回 復 期 に あ っ て 、本 人 が 通 園 可
能で且つ周囲の子どもに悪影響を及ぼさない状態になった場合は、
完全に治癒した状態ではなくても病後児保育室で保育を行う。
(目 標 3)
安 心 し て 子 ど も を 預 け 、安 心 し て 働 け る よ う 親 子 と も ど も の 健 康
管理や相談窓口を開設する。
対策
①施設で預かっている子どもや労働者が風邪による発熱などで健康
を 害 し た 時 、優 先 的 に 診 察 を 受 け る こ と が で き る よ う 、ま た 、子 育
て の 相 談 窓 口 と し て 、 施 設 の 常 勤 医 (小 児 科 医 ) 並 び に 外 来 担 当 看
護師を専任として配置する。
(目 標 4)
育児・介護休業法に基づく育児休業や、育児休業給付、産前産後
休業など就業規則の内容の周知を図る。
対策
① 医 療 福 祉 セ ン タ ー き ず な 「 育 児 ・ 介 護 休 業 等 に 関 す る 規 程 」 (平 成
22 年 6 月 法 改 正 に よ り 改 訂 )の 内 容 を 職 員 に 周 知 し 、産 前 産 後 の 休
業のみならず育児休業も積極的に取得するよう指導するとともに、
休暇が取得しやすい職場環境とするよう管理監督職の意識啓発を
図る。
② 産 前 産 後 休 業・育 児 休 業 制 度 や 、育 児 休 業 給 付 な ど 仕 事 と 家 庭 が 両
立できる生活支援制度があることを周知する。
③育児休業期間中の代替要員の確保を行う。