汗をかくまで運動しよう 体力つくり担当 田上 翔 「なかよしタイムの時間になりました。今日は、50mイ ンターバル走を行います。外に出て、スタート地点に並んで 準備をしましょう。」2時間目が終わると、運動委員会の子供 の放送とともに、全校児童が一斉にグラウンドへ移動します。 庄川っ子がみんなで元気に運動する、なかよしタイムの時間 です。50mインターバル走は、50mダッシュとジョグを 繰り返す走りで、火曜日と木曜日に行っています。 今年度は、学校全体で「汗をかくまで運動する」ことを目 標としています。校舎の改築に伴い、現在グラウンドは従来の約4分の3の部分しか使うことができ ません。それでも子供たちは、「今日は昨日よりも1周多く走ろう」と、自分の目当てをもって走っ ています。50mインターバル走では、普段はなかなか走る機会のない異学年の子供同士で50mを 走ることができるため、意欲的に運動しています。 6月から体育館が使用可能となり、体育館でしかすることのできない器械運動などもできるように なりました。今後も、暑さに負けず、汗をかくまで楽しく仲良く運動できる庄川っ子であってほしい ものです。 5 分前行動を意識し始めた 4 年生 4年生担任 西村 敬洋 庄川小学校の ちょっといい話 6月24・25日に4年生は砺波青少年自然の家で集団宿泊学習を行います。班の目当てを話し 合っている時のこと、ある活動班の子供たちが話し合っている場面です。 Aさん:「5分前行動するためには、どうしたらいいのかな?」 Bさん:「10分前から準備をしたらいいのかな。 」 Cさん:「そういえば、ぼくたち、長休みにグラウンドから戻っ てくるとき、いつもぎりぎりになるぞ。 」 Aさん:「これ、宿泊学習だったら完全に遅刻だね。」 「どうしたら5分前行動ができるのか」と考えた子供たちは、普段の自分たちの行動を振り返り、 具体的な方法を考えたようです。初めての宿泊学習がよりよい学習になるために、真剣に考え始め た瞬間です。お仕着せの約束やきまりでは、なかなか約束は守れません。自分たちの問題としてと らえた時こそ、子供たちは本気で約束事を考え、みんなで意識して守ろうとします。 宿泊学習では、活動班の友達同士で声をかけ合い、自分たちで考えた約束を守って行動する子供 たちの姿が楽しみです。
© Copyright 2024 ExpyDoc