新潟県立吉田病院地域包括ケア病床のご案内（ 6 病棟内に 11 床設置しました）当院では、平成 27 年９月より、急性期の治療が終了し、病状が安定した方が安心して退院に向けたご準備を進めていただける療養場所として、６病棟内に「地域包括ケア病床」を 11 床設置しました。これに伴い、今後、状況に応じて、入院中の方に病棟（病室）の移動をお願いすることがあります。ご負担をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願いします。 ● 地域包括ケア病床とは・・・入院治療後、病状が安定した方に対して、リハビリや退院支援などを効率的かつ高密度に提供する「在宅等復帰支援のための病床」です。ご案内については、主治医が判断し、ご本人様やご家族様にご提案させていただきます。ご了解いただいた場合に移動となり、以降は継続入院となります。 ● 対象となる方は・・・急性期の治療が終了し、在宅等復帰へ向け、経過観察やリハビリ、退院支援などが必要な方です。具体的には、 ○ 当院でもう少し経過観察が必要な方 ○ 在宅復帰に向け積極的なリハビリが必要な方 ○ 在宅での療養準備に一定の時間が必要な方などが対象となります。 ● 地域包括ケア病床では・・・在宅復帰を円滑に行うため、在宅復帰支援計画に基づき、主治医や看護師、リハビリスタッフなどが治療や支援を行います。また、社会福祉士や退院調整看護師などが退院支援や退院後のケアについてサポートを行います。なお、最長 60 日以内の退院が原則となっておりますが、病状の変化により集中的な治療を要する場合には、一般病床への移動をお願いすることがあります。基本的には、回復や病状軽快となれば「退院」へ入院治療病回状軽快復退地域包括ケア病床在宅療養への院（リハビリ・退院支援）不安など ● 入院費用は・・・入院費は１日当たりの定額制で、リハビリテーションや投薬、注射、処置、検査、画像診断などの費用が含まれます（一部の診療行為等を除きます）。なお、１ヶ月当たりの医療費負担条件がご加入されている健康保険により定められておりますので、一般病床の場合と負担上限に変更はありません。