授業予定(仮) !"#!$第1回 大気概観$ !"%#$第2回 放射$ !"%&$第3回 大気の熱力学$ $('"'$())$ '"#%$第4回 雲と降水$ ('"#*+%,$海洋学実習--)$ ,"%$$$第5回 大気力学$ ,"*$$$第6回 大気境界層$ ,"#,$第7回 中・小規模の現象 大気科学 第1回 大気概観 ,"%.$第8回 大規模な現象$ ,"./$第9回 大気大循環$ 0"0 第#/回 成層圏・中間圏$ $(夏休み)$ &"%#1木2$第##回 気候変動$ &"%'$第#%回 気象観測と予報$ *"# 第#.回人間活動と気象$ *"& 試験$ 居室: 越中島キャンパス2号館%##室$ 3456789$57:;<=67>;?67@6A@BC$ :DC9""EFB7@F@3@=67>;?67@6A@BC"G57:;"83AHFI3" 大気:地球を取り巻く気体の層$ 気象:大気の運動や大気中の現象 :DC9""3J@K7=7C3?76@;IL"K7=7"M7839NFJO3HPEI;5PH:3P-NN@QR( #@#@$地球の大気 大気組成の鉛直構造 (大気組成)$ (場所に寄らない)$ (場所に寄る)$ ST7;F+$%//%U ST7;F+$%//%U #@%@$惑星大気 • 地球型惑星:水星、金星、地球、火星$ • 木星型惑星:木星、土星$ • 天王星型惑星:天王星、海王星 惑星の大気組成 水星 地球の7倍の太陽風に吹き飛ばされ、独自の大気を持たない 金星 WX%$*,[+$V%X$/@#![+$'/=5付近に#/=5厚の雲1V%NX!+$N2 地球 独自の進化を遂げた$ 火星 WX%$*'[+$V%X$/@/.[+$氷晶雲、ドライアイスの雲1高層+$極2、ダスト V%$&*[+$V3$##[+ 上層:YV.氷晶雲(白)、中層:YV!NVの雲(赤)、下層: V $*'@'[+$V3$![+ V%Xの氷;I水雲 地球型惑星 木星!天王星型惑星 木星 密度 大 小$ 土星 固体表面 ある 大気の内部は液体のV%$ 天王星 脱出速度 小 大$ 海王星 温度 高い 低い 大気組成の分子量 大$1WX%+$Y%+$X%Z2 小$1V%++$V32 大きさ、質量 小 大 自転・公転の角運動量 小 大 環 ない たくさん 衛星 2個以下 たくさん % V%$&'[+$V3$#'[ WV!氷晶雲、V%N雲$ V $&#[+$V3$#&[ !その上にWV!の気体(赤を吸収、青緑に見える) % #@.@$大気の鉛直構造 上層大気 熱圏 中間圏界面 中間圏 中層大気 成層圏界面 オゾン層 成層圏 下層大気 対流圏界面 対流圏 紫外光 可視光 近赤外光 熱赤外光 太陽放射 (短波放射) 地球放射 (長波放射) 紫外線の吸収 晴天大気 オゾンの生成過程と消滅過程 • 生成$ 黒体放射 (294度) L)L;:P= X%$]$X$]$^$!$X.$]$^ (^9触媒1Y%+$X%2)$ オゾン濃度の極大は%/4./=5;温度の極大は'/=5$ !上層のオゾンの方がより多く紫外線を吸収する$ !上層の方が熱容量が小さく暖まりやすい$ 黒体放射 (5800度) 黒体放射 (255度) • 消滅$ 上層に多い 下層に多い L;MP= • !"\"/@#µ5 $ $光電離 $V3]+Y%]+X]+34が生成$ • /@#$\$!"\$/@%!µ5$ $光解離 $ $X%$!$X$]$X$ • /@%!$\$!"\$/@.%µ5 $オゾン分解 $X.$!$X%$]$X$ _$]$X.$!$_X$]$X%$ X$]$X.$!$%X% _X$]$X$!$_$]$X%$ (_$9$Y+$V+$W8+$3HA)$ 日射の多い低緯度でX.は生成され、冬半球の極域に 蓄積される #@!@$大気の起源 年平均オゾン全量分布 (#**04%//,年平均) • 第1次原子大気:原子惑星(微惑星の集積) が引きつけた大気(主成分:V%+$V3)$ !約!/億年前、太陽風により失われる $$ • 第2次原子大気:惑星の内部から火山活動な どにより気体が放出$ 単位はb@c@(b;`O;J$cJ7H) :DC9""KKK@?6H6@=7O:;F@L;@BC";`O43Ja"A?I;5"I3C;IH":H58".P#P.@:H58 V%X WX%$ Y% $ V%N$ $&&[$ 強い温室効果 $,[$ $%[$ $#@'[ 火山ガスの成分 温室効果 惑星表面から発せられるエネルギーが、大気 圏外に放出される前に、一部が大気に吸収さ れ、大気圏内の気温が上昇する現象$ $ 大気中のV%X増加 温室効果 $ $ 飽和水蒸気圧増加 気温上昇 金星 サイクル回り続ける(暴走温室効果)$ 地球 水が液体になるところで止まった$ 火星 サイクルすぐ止まる X%はどこからきたのか • 約%0億年前 $V%Xが紫外線で光解離$ – 藻類誕生、X%は現在の#"#///$ – X.も少ないため生物は水深#/5程度に生息$ • 約6億年前$ – X%は現在の#"#//$ – X.増加、生物は海面まで生息地を拡大$ • 約4億3千年前 $地上に生命が誕生$ – X%は現在の#"#/、X.さらに増加$ • 約3億8千年前 森林誕生$ 温室効果と地球 • WX%が液体のV%Xに溶ける$ " 降水が岩石中のY6]やW6%]を溶かす$ $!海でW6WX.の石灰岩となる$ 地表付近の水・氷が気体になったら!%00気圧$ WX%(石灰岩や化石燃料)が気体になったら!,&気圧$ !今の大気に足し合わせてみるとZ$ $ $V%X$*/@0[$ 火山ガスと成分が $ $WX%$*@#[$ ほぼ同じ $ $Y%$/@%[
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