大人も学ぶ 1 事業の趣旨 スマホ de ファミリー スマートフォンの便利な使い方や、ネット犯罪を防ぐための方策等について学ぶとともに、 機 器の適正な使用を含む望ましい生活習慣の定着に向けての家庭での取組などについて考える 機 会 とする。 2 事業の概要 ■実 施 日 ■会 場 平成27年2月7日(日) 砂川市公民館 ■対 象 ■参加実績 ■主 催 保護者、スマートフォンの正しい活用について関心のある一般の方 砂川市 20 名、滝川市 2 名、上砂川町 2 名、岩見沢市 1 名、札幌市 1 名 計 26 名 北海道立青少年体験活動支援施設ネイパル砂川、砂川市教育委員会 ■協 ソフトバンクテレコム株式会社 力 3 プログラムデザイン 13:30 13:40 2/7 (土) 4 13:00 受付 開 会 式 14:00 14:10 プ ロ グラム① 「スマートフォンって なに?」 15:10 プ ロ グラム② 休 憩 「スマートフォンの 効果的な活用に向けて」 15:30 ふ り か え り 閉 会 式 15:40 解散 活動の様子 はじめに、この日の進行役を務めた北海道教育庁生涯学習推進局生涯学習課の濱中昌 志主幹から「子どもたちのスマートフォン使用に関して、規則で制限するのではなく、 有効利用のために必要な知識を伝えることが大事である」というこの事業に関する趣旨 が紹介された。 つぎに、日常生活に浸透しているスマートフォンの活用に潜む問題提起として、スマ ートフォンに夢中になり、周囲とコミュニケーションがとれていない状況を再現した映 像等が紹介された。 その後、参加者5~6人でグループを作り、ワークショップを行った。 各グループでの自己紹介の後、参加者からは家庭における子どものスマートフォン使用 の状況に関する発言があり、それぞれの家庭の現状など情報交換が行われた。ワークショ ップの途中、外部講師(ソフトバンクテレコム株式会社)から、ソーシャルメディアの利 便性や危険性、また、スマートフォンによる個人情報の流失や人間関係の悪化、生活習慣 の乱れなどの事例も紹介され、話し合いが進められた。 ワークショップの最後には、家庭におけるスマートフォンの利用のためのルール作り に向けた意見も出されるなど、参加者は終始積極的に話し合いに加わっていた。 最後に講師からデモ機が紹介され、参加者は、紹介された機能等を確認していた。 参加者からは、 「スマートフォンの情報量の多さは上手く利用することができれば、生活 をより豊かにするメリットとなるが、大きなデメリットも存在する。スマートフォンの正 しい使い方や特徴をきちんと理解することが大切であると思った。」や「スマホのルールを 決めて使用していくことがとても大切であることを学んだ。」「もっと多くの人も一緒に考 える機会があれば良いと思った。」「家でも話し合ってみたい。」などの感想が挙げられた。 終了後も多くの参加者が、講師や他の参加者とスマートフォンを囲んで、この日学んだ 内容を確認するなど、話の輪が広がっていた。 5 成果と課題 ■ 成果 〇 幅広い世代、多様な職業の方々が参加したことで、話し合いの内容が多様性に富み、参加者のスマートフォン の現状に対する認識が深まった。 〇 家庭内での、スマートフォンの有効利用に向けた話題作りの契機とすることができた。 ■ 〇 〇 課題 参加者の、スマートフォンに関する知識、問題意識に開きがあったため、それに対応するプログラムを取り入 れると、より効果的な展開が期待できる。 スマートフォンのシステムや機能の向上、社会状況の変化とともに事業内容も刷新してゆく必要がある。 40
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